【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲
日本の音楽史上で最もCDが売れて、ミリオンヒットを飛ばす曲が次から次へと生まれたJ-POP黄金期の90年代。
誰もが共通の話題として語れる曲が多く存在し、街を歩けばさまざまなヒット曲が流れている……そんな時代でしたね。
当然ながら、冬の季節に外せないクリスマスソングの定番J-POPの多くがこの時代にリリースされました。
今回の記事では、90年代に生まれたクリスマスソングの名曲たちをピックアップ、世代を問わず楽しめるラインアップでお届けします!
多くの名曲が後続のアーティストたちにカバーされていますから、特に若い方々であれば、あの曲はこのバンドやアーティストの歌だったのかといった発見もあるかもしれませんよ。
【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲(11〜20)
Winter KissDual Dream

サッポロビールのCMソングとして起用されたDual Dreamが放つ本作は1994年11月にリリースされ、人々の心に深く刻まれました。
電話ボックスから連絡を取り合う姿や、バイトの合間を縫ってスキーに出かける様子など、懐かしくもトキメキいっぱいの冬の物語が描かれています。
寒さの中でも感じる二人の暖かな愛情が、心温まるメロディーと重なり合い、聴く人の胸を優しく包み込みます。
冬の夜、恋人と一緒に聴きたい1曲。
街を歩けばあちこちで流れていた、あの頃の記憶と共に楽しんでみてはいかがでしょうか。
槇原敬之雪に願いを

優しい眼差しと温かな歌声が印象的な、天才シンガーソングライター槇原敬之さんによる冬の名曲です。
はかなげな雪の結晶のように繊細で美しいメロディが、リスナーの心に静かに降り積もります。
本作は1993年11月に発表された楽曲で、TBSの冬のキャンペーンソングとしてタイアップされました。
アルバム『SELF PORTRAIT』からのシングルカットとなった本作は、オリコンチャートで最高12位を記録。
クリスマスの夜、大切な人を思い浮かべながら聴きたくなる、心温まるバラードですね。
槇原さんらしい温かみのある歌声と、優しさに溢れた歌詞は、寒い季節に人々の心に寄り添ってくれることでしょう。
KANのChristmas SongKAN

90年代を代表する温かいクリスマスソングといえば、KANさんのこの楽曲ですね。
シンプルで柔らかなハーモニーと、KANさんの優しい声が、静かな聖夜の雰囲気を見事に表現しています。
1992年12月にケンタッキー・フライドチキンのCMソングとして使用され、多くの人々の心に響きました。
翌年2月にリリースされたアルバム『TOKYOMAN』にも収録されています。
クリスマスの夜に大切な人を待つ気持ちや、再会の喜びが歌詞に込められており、恋人と過ごすクリスマスの素晴らしさを感じられる曲です。
一人で過ごすクリスマスも素敵だと思いますが、この曲を聴きながら大切な人と過ごす時間も格別でしょう。
一緒に・・・MAX

甘酸っぱい恋愛模様を描く『一緒に・・・』。
こちらは音楽グループのMAXが1999年にリリースした1曲です。
彼女たちといえばダンスナブルな曲調のイメージが強いですが、本作はミドルテンポのバラード調に仕上げています。
その中で描かれるカップルのデート風景にキュンとさせられることでしょう。
ちなみに、2020年にはアレンジバージョンである『一緒に… (Happiness 2020)』もリリースされているんですよ。
Christmas河村隆一

冬の情感をテーマにしたシンプルで美しいメロディと切ない歌詞が特徴の、河村隆一さんの代表的なバラード曲。
1997年11月、ソロ活動初期に発表された本作は、冬の定番ソングとして多くのリスナーに愛されています。
河村さんの力強くも感情的な歌声が際立つポップバラードで、抑制されたピアノの伴奏と壮大なオーケストレーションが、静かな冬の夜に寄り添うような雰囲気を醸し出しています。
クリスマスの特別な時間を描いたロマンチックな歌詞は、恋人と過ごす幸せなひとときを表現。
プレゼントを買ったり、海に行く計画を立てたりする様子が描かれ、雪が降るかもしれないという天気予報に心を弾ませる場面も。
大切な人と過ごすクリスマスの夜に、ぜひ聴いてほしい一曲ですね。