日本の音楽史上で最もCDが売れて、ミリオンヒットを飛ばす曲が次から次へと生まれたJ-POP黄金期の90年代。
誰もが共通の話題として語れる曲が多く存在し、街を歩けばさまざまなヒット曲が流れている……そんな時代でしたね。
当然ながら、冬の季節に外せないクリスマスソングの定番J-POPの多くがこの時代にリリースされました。
今回の記事では、90年代に生まれたクリスマスソングの名曲たちをピックアップ、世代を問わず楽しめるラインアップでお届けします!
多くの名曲が後続のアーティストたちにカバーされていますから、特に若い方々であれば、あの曲はこのバンドやアーティストの歌だったのかといった発見もあるかもしれませんよ。
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【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲(1〜10)
いつかのメリークリスマスB’z

1992年にリリースされたこの曲は90年代を代表する大ヒットクリスマスソングであることはもちろん、その後も愛され続けて今なおクリスマスの定番ソングとして親しまれていますね!
激しい楽曲がお多いB’zとしてはめずらしいスローテンポのバラードソング。
いつまでも一緒に過ごせると思っていたのに、その思いはかなわなかったという切ない恋物語が描かれているんですよね。
幸せだったころのクリスマスの描写と、1人で過ごすクリスマスの描写の対比がさらに切なさを高めています。
DEAR…again広瀬香美

冬の女王としてさまざまなウィンターソングをリリースする広瀬香美さん。
その中でクリスマスソングとして人気の高い曲は、1996年にリリースされた『DEAR…again』です。
この曲もスポーツ用品店『アルペン』のCMソングとして起用され、大ヒットを記録しました。
遠距離恋愛の恋人に、クリスマスには会いたい、離れていてもどうか2人の愛がくずれないように……と願う様子が描かれています。
他のはじけた広瀬香美さんのウィンターソングとは違い、繊細な女性の雰囲気を感じるキュートな1曲です。
クリスマスキャロルの頃には稲垣潤一

クリスマスになると必ずと言っていいほどテレビや街中で流れる曲の一つ。
稲垣潤一さんの『クリスマスキャロルの頃には』は、1992年にリリースされた大ヒット曲で海外アーティストにもカバーされています。
関係があまり良くないカップルが、クリスマスのころまで少し距離を置いて、お互いこれからどうしていきたいかゼロに戻って考え直そうという少し切ない歌です。
幸せなクリスマスはもちろん2人でいたいけれども、それぞれの幸せを考えるとそれが必ずしもいいとは言い切れないのかもしれない……。
果たしてクリスマスにどんな結果を迎えるのか、もやもやとする日々を送る様子が描かれています。
Burnin’ X’masT.M.Revolution

クリスマスソングといえば、ミドルテンポで鈴や鐘の音色が聞こえるようなきれいなバラードソングをイメージするかもしれません。
しかし、この曲は一般的なクリスマスソングのイメージとは少し異なり、T.M.Revolutionらしいエレクトロサウンドを取り入れたロックな楽曲。
歌詞にはお互いに相手がいるにもかかわらず2人きりで部屋にいる男女の様子が描かれており、彼の楽曲らしい大人な雰囲気の物語なんですよね。
ひと味違うクリスマスソングが聴きたい方にはオススメの1曲です!
涙のクリスマス槇原敬之

クリスマスに染まる街、信号待ちをしていて見つけたのは、別の誰かと仲良くしている昔の恋人……切ないシチュエーションが見えてくる、この曲。
シンガーソングライター槇原敬之さんの楽曲で、1992年にリリースされたサードアルバム『君は僕の宝物』に収録されています。
心がぎゅっと締め付けられるスローバラードナンバーで、聴いているとたまらない気持ちになります。
人恋しいときにぜひどうぞ。
泣けてしまうかもしれませんよ。
雪のクリスマスDREAMS COME TRUE

好きな人へのあふれ出るような思いが歌われている、切なくも温かいラブナンバーです。
ここに書き切れないぐらい多くの名曲を生み出し続けてきたバンド、DREAMS COME TRUEによる楽曲で、1990年に8枚目のシングルとしてリリースされました。
あなたとの出会いが今年1番の幸せだ、あなたと一緒にいたい、あなたにこの雪降る景色を見せたい……真っすぐすぎる愛が歌詞につづられており、胸に染みます。
寒い日、孤独な気分に襲われたときに聴けば救われるかもしれません。
Peach X’mas岡村靖幸

シンガーソングライターの岡村靖幸さんが1995年12月にリリースしたアルバム、『禁じられた生きがい』に収録された曲です。
同じ月にシングルカットされました。
石野卓球さんによるリミックスバージョンも存在します。
この曲は楽曲から制作までにとても長い時間がかかっており、1990年頃にはほとんど形になっていましたが、そこからリリースされるまで約5年ほど熟成された曲です。
1990年末に放送されたNHKの音楽番組『X’masスペシャル ポップス&ロック 1990』や1991年のライブツアーで先行披露され、ファンの間では当時すでに人気がありました。
彼自身初のマキシシングルです。







