【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲
日本の音楽史上で最もCDが売れて、ミリオンヒットを飛ばす曲が次から次へと生まれたJ-POP黄金期の90年代。
誰もが共通の話題として語れる曲が多く存在し、街を歩けばさまざまなヒット曲が流れている……そんな時代でしたね。
当然ながら、冬の季節に外せないクリスマスソングの定番J-POPの多くがこの時代にリリースされました。
今回の記事では、90年代に生まれたクリスマスソングの名曲たちをピックアップ、世代を問わず楽しめるラインアップでお届けします!
多くの名曲が後続のアーティストたちにカバーされていますから、特に若い方々であれば、あの曲はこのバンドやアーティストの歌だったのかといった発見もあるかもしれませんよ。
【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲(21〜30)
サイレント・イヴ辛島美登里

90年代だけにとどまらず、今もなおJ-POPシーンのクリスマスソングの定番として親しまれているラブバラードです。
ドラマ『クリスマス・イブ』の主題歌となったことで一躍大ヒットを遂げたんですよね。
ボーカルの美しい歌声はもちろん、メロディラインの耳なじみのよさもあって聴いていると心が浄化されていくかのような美しい曲ですよね。
また、彼女は作詞のセンスにも定評がありますが、この曲も決して長い歌詞ではありませんが、そこからはさまざまな切ないストーリーや真っすぐな愛情が見えてきますね。
クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る)サザンオールスターズ

もう会えない大切な人のことを思う、切ないクリスマスラブソングです。
長い間邦楽シーンのトップで活躍し続けているバンド、サザンオールスターズによる楽曲で、1993年に34枚目のシングルとしてリリースされました。
ゆったりとしたリズム、クリスマスムードただようサウンドアレンジが、桑田佳祐さんの甘い歌声ととてもマッチしています。
そして歌詞から伝わってくる主人公の孤独感が、心苦しいですね。
1人きりの時間に聴けば胸がぎゅっと締め付けられるかも。
冬のファンタジーカズン

いとこの2人で結成されたデュオ、カズンの『冬のファンタジー』。
1995年にリリースされたこの曲は、サッポロビールが販売する冬限定のビール『冬物語』のCMソングに起用されたことで人気を集めた彼らの代表曲です。
クリスマス前に少し距離ができてしまった恋人同士が、お互いの温もりに気付き再び愛を温め合う幸せな1曲です。
カズンのお2人のハーモニーはまるでクリスマスキャロルの賛美歌のように美しく、まさにクリスマス時期に聴く曲としてぴったり!
寒い冬の中でも、愛の力で温かさを感じられる1曲です。
雪が降る町UNICORN

年末の雪降る町の情景を、温かな眼差しで切り取った名曲です。
UNICORNが1992年12月に発表した本作は、当初クリスマスソングとして企画されましたが、年末ソングへと変更され生まれました。
シャッフルビートを基調とした中期ビートルズの影響を感じさせるメロディーラインに乗せて、年末の喧騒と静けさが見事に対比されています。
街中の慌ただしさへの本音と、降り積もる雪への郷愁が織りなす世界観は、多くの人の心に響き続けています。
TBS系『突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100』のエンディングテーマとしても起用された本作は、忙しい年の瀬に心の余裕を持ちたい時、大切な人を想う静かな夜に聴いていただきたい一曲です。
クリスマスJUDY AND MARY

この恋愛を大切にしたい、という切実な思いが伝わってくるクリスマスラブソングです。
90年代の音楽シーンをけん引したロックバンドJUDY AND MARYの楽曲で、1994年にシングル『Cheese “PIZZA”/クリスマス』としてリリースされました。
疾走感のあるギターロックナンバーで、とてもキャッチーな仕上がり。
そして、この人と一生一緒にいられるかな……という不安を抱えつつも、いつまでもこの時間が続いてほしいと願う主人公には共感してしまいます。