【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲
日本の音楽史上で最もCDが売れて、ミリオンヒットを飛ばす曲が次から次へと生まれたJ-POP黄金期の90年代。
誰もが共通の話題として語れる曲が多く存在し、街を歩けばさまざまなヒット曲が流れている……そんな時代でしたね。
当然ながら、冬の季節に外せないクリスマスソングの定番J-POPの多くがこの時代にリリースされました。
今回の記事では、90年代に生まれたクリスマスソングの名曲たちをピックアップ、世代を問わず楽しめるラインアップでお届けします!
多くの名曲が後続のアーティストたちにカバーされていますから、特に若い方々であれば、あの曲はこのバンドやアーティストの歌だったのかといった発見もあるかもしれませんよ。
【90年代のクリスマスソング】懐かしく恋しいクリスマスの名曲(31〜40)
永遠をあずけてくれDEEN

クリスマスの日のステキなプロポーズを思わせる、DEENの『永遠をあずけてくれ』。
1993年にリリースされたこの曲は、ずっと一緒にいてほしいという思いを伝えるまでの光景が描かれています。
ずっとこの日を先延ばしにしてしまっていたけれど、これからは今まで以上に近い距離でずっとそばにいてほしいという思いが、まっすぐに伝わってきます。
時間はかかったとしても、これだけずっと変わらずに自分のことを大切に思ってもらえるのはうれしいものですよね。
クリスマスにプロポーズを考えている方は、ぜひこの曲から勇気をもらってみてはいかがでしょうか。
DREAMS OF CHRISTMASTM NETWORK

トレードマークであるデジタルサウンドと、常に流行を取り入れる音楽性でJ-POPシーンのレジェンドとなっている音楽ユニット、TM NETWORK。
23thシングル『RHYTHM RED BEAT BLACK』のカップリング曲として収録されている『DREAMS OF CHRISTMAS』は、NTT「ポケットベル」のCMソングとして起用されたクリスマスソングです。
ハモンドオルガンやアコースティックギターをフィーチャーした繊細なアンサンブルからは、雪景色と溶け合うような神聖さを感じられるのではないでしょうか。
クリスマスの空気感にあふれた幻想的なサウンドが心に響く、珠玉のウィンターソングです。
サンタが泣いた日角松敏生

情景をイメージさせる高い音楽性から音楽職人とも称されているシンガーソングライター、角松敏生さん。
通算19作目のシングル『サンタが泣いた日』は、「撮りっきりコニカ」のCMソングとして起用されたバラードナンバーです。
哀愁を感じさせるギターフレーズのイントロからブルージーなメロディーに進行していくアレンジは、雪の日に感じる切なさをさらに加速させてくれますよね。
クリスマスを感じさせるサウンドが心地いい、冬をイメージさせるナンバーです。
世界にMerry X’masCHAGE and ASKA

幸せと優しさ、夢について歌ったスローなバラードです。
湾岸戦争勃発など当時の世界情勢が色濃く曲に反映されています。
CHAGE and ASKAが1992年11月にリリースした15作目のアルバム『GUYS』に収録されている1曲です。
シリアスな内容をテーマにしているにもかかわらず、この曲も確かなヒットを記録しました。
彼らの持って生まれたセンスを感じずにはいられない1曲だと思います。
I WishL’Arc〜en〜Ciel

90年代から00年代、10年代の音楽シーンを軽やかに駆け抜け、20年代の今も絶大な人気を誇る日本を代表するロック・バンド、ラルク・アン・シエル。
彼らがリリースした楽曲の中で、最も王道かつストレートなクリスマスソングといえば2007年に発表された『Hurry Xmas』ですが、熱心なファンの間ではクリスマスソングとして認識されている楽曲『I Wish』を、とくに90年代のラルクを知らない方々にはぜひチェックしていただきたいですね。
跳ねたリズムとギターロックにこだわらず、オルガンやホーンセクション、子どものコーラスなどを駆使したキラキラしたアンサンブルが、いかにもクリスマスといった雰囲気満載のポップ・ソングなのですね。
実はこの曲、直接的にクリスマスを歌った曲ではないのですが、もともとの仮タイトルが「クリスマス」であり、歌詞を読めばそれっぽいワードが散見されますね。
ラルク好きが集まるクリスマス・パーティーで、ぜひこの曲をBGMとして流してみてはいかがでしょうか。