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90年代のビジュアル系バンドのデビュー曲

独創的な音楽性と華やかなルックスで、日本の音楽シーンに革命を起こしたビジュアル系バンド。

GLAY、L’Arc〜en〜Ciel、DIR EN GREYなど、今や誰もが知る大物アーティストも、かつては新人として第一歩を踏み出しました。

X JAPANの影響を受けながら、それぞれが個性豊かな音楽性を確立し、新たな時代を切り開いていきました。

派手なメイクと衣装の奥に秘められた、彼らの原点となるデビュー曲をご紹介します。

90年代のビジュアル系バンドのデビュー曲(1〜10)

GHOSTRIDER東京ヤンキース

「和製モーターヘッド」と評される東京ヤンキースが、1993年10月に発表したメジャーデビューアルバム『GHOSTRIDER』の表題曲です。

夜の闇を孤独に駆け抜けるアウトローの姿を描いており、荒々しい衝動に満ちています。

パンクの反骨精神とメタルの重厚さが融合したサウンドは、理屈抜きでアドレナリンをかき立てますよね。

どうしようもないいら立ちや日常の閉塞感を吹き飛ばしたい夜、本作を爆音で聴けば、心のアクセルを全開にしてくれるかもしれませんね。

SENSUAL WORLDnuvɔ:gu

【V系バンド】Riverside Cafe48~nuvɔ:gu『SENSUAL WORLD』~【ヴィジュアル系音源紹介】
SENSUAL WORLDnuvɔ:gu

艶やかなギターサウンドと身体を揺さぶるビートが融合した、nuvɔ:guのメジャーデビュー作。

本作で歌われるのは、タイトルが示す「官能的な世界」を舞台にした刹那的な快楽と、その裏に潜む本物の愛への渇望です。

華やかな世界の中心で感じる一瞬の孤独は、誰の心にも響くのではないでしょうか。

この楽曲は1995年9月に発売されたシングルで、ライブ重視の活動を貫いた彼らにとって待望の全国流通音源でした。

当時のクラブカルチャーに思いを馳せながら、少し大人びたムードにひたりたい夜に聴いてみてください。

Fantastic IdeaKneuklid Romance

Kneuklid Romanceが放つ、きしむ日常に鮮やかな閃光が突き刺さるような1曲です。

息が詰まりそうな毎日の中で、暗闇を切り裂く希望の光を掴もうとする衝動が、勢いのあるバンドサウンドに乗って真っすぐに胸に届きます。

一度聴いたら忘れられないキャッチーなギターリフがたまらないですよね。

本作は1998年3月に発売されたメジャーデビュー作、ミニアルバム『LINK』のリードトラックで『全日本プロレス中継』のエンディングテーマに起用されていました。

何かを変えたいと願うあなたの心に火をつけ、新しい一歩を踏み出す勇気をくれるはずです。

90年代のビジュアル系バンドのデビュー曲(11〜20)

VENUSSTRAWBERRY FIELDS

D’ERLANGER出身の福井祥史さんとJUSTY-NASTY出身のLEZYNAさんを中心に結成されたSTRAWBERRY FIELDSが、1991年4月に発売したシングルです。

同年3月発売のデビューアルバム『nouvelle parfum』にも収録されていました。

ドラマチックなサウンドと熱量の高いボーカルが絶妙にマッチ!

心の中にある迷いを打ち破り、未来へ羽ばたいていくという力強い歌詞に、当時勇気づけられた方も多いのではないでしょうか。

何か新しい一歩を踏み出す時、パワーをくれます。

BelieveLUNA SEA

日本のビジュアル系の大御所ともなっているLUNA SEAです。

1992年に発売されたアルバム『Image』でメジャーデビューを果たし、翌年に初のシングル曲として発表されたのが、この『Believe』です。

~くちづけ~BAISER

メンバーチェンジを経て、新たなスタートを切ったBAISERが1998年7月に発売したファーストシングルです。

初期のダークな世界観から一転、シンセサイザーが華やかに彩るゴージャスなポップロックに驚いたファンも多いのではないでしょうか?

夢で見た大切な人を守りたいと願う一途な愛情と独占欲が、紫–YUKARI–さんの甘く絡みつくような歌声で歌い上げられています。

好きな人への募る思いを抱えている時に聴くと、主人公の気持ちと重なって、より一層胸が熱くなるかもしれません。

SO BAD BOYBY-SEXUAL

社会のルールに中指を立てるような、反骨精神に満ちたBY-SEXUALのメジャーデビュー曲です。

1990年2月にリリース。

荒々しいパンクサウンドと、不良と呼ばれることも気にせず爆音を鳴らして街を駆け抜ける歌詞の世界観が絶妙にマッチ!

閉塞感を打ち破りたい衝動や、何かに反発したい気持ちは、誰もが心のどこかで抱いたことのある感情のはず。

窮屈な毎日にうんざりしているのなら、本作を聴いて心のままに感情を解放する方が、スッキリと明日を迎えられるのかもしれませんね。