【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(101〜110)
Fine On The OutsidePriscilla Ahn

透き通るような歌声とアコースティックな響きに、心を揺さぶられた方も多いはず!
映画『思い出のマーニー』の主題歌は、作者であるプリシラ・アーンさんが自らの孤独だった少女時代の経験を基に、2005年に制作したとても個人的な一曲です。
平気なふりをしながらも、心の中では寂しさを抱えている主人公アンナの気持ちと見事に重なり、胸に迫ります。
この楽曲はアルバム『Just Know That I Love You』にも収められています。
切ないメロディを情感豊かに表現するには、弱く繊細なタッチで弾き始めるのがポイント!
静けさの中に秘められた想いを音に乗せることで、聴く人の心に深く響く演奏に仕上がりますよ。
はにゅうの宿イングランド民謡

穏やかでどこか懐かしいメロディが心に深く染み渡る、スタジオジブリ映画『火垂るの墓』の挿入歌。
1988年の公開当時から、兄妹が過ごした日々を象徴する場面で流れる音楽として、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
この楽曲が持つ「粗末な家でも我が家が一番」というテーマは、物語と深く結びつき、失われた平穏への郷愁と家族への愛情を優しく語りかけてくるようです。
ゆったりとしたテンポなので、焦らずに一音一音を慈しむように弾くことが、美しい響きにつながります。
旋律に込められた物語を思い浮かべながら演奏すれば、きっと聴く人の心に届くはずですよ。
ひまわりの家の輪舞曲久石譲

映画『崖の上のポニョ』に登場する「ひまわりの家」をモチーフにした、慈愛に満ちた旋律が心に響く一曲です。
2008年3月にリリースされたアルバム『崖の上のポニョ イメージアルバム』に収録されたこの楽曲は、人生の夕暮れにある穏やかな日常と、そこに秘められた切ない願いを優しく描き出していますよね。
輪舞曲の美しい調べと澄みきった歌声は、命の輝きという深遠なテーマを温かく包み込みます。
ピアノで奏でる際は、メロディを歌うように、慈しむような気持ちで音を紡いでみましょう。
物語に深く寄り添った本作は、感情を込めてじっくりと美しい曲を弾きたい方にぴったりです。
ふたたび久石譲

映画『千と千尋の神隠し』のクライマックス、空を飛ぶ幻想的なシーンで流れる、壮大で美しい楽曲です。
静かな旋律から始まり、徐々に感情が高まっていく様子は、困難を乗り越えた先にある希望や、大切な人との強い絆を感じさせますよね。
後に歌詞がつけられたバージョンもあり、そこでは再会を願う切なくも温かい気持ちが描かれています。
この楽曲は2001年7月に発売されたアルバム『千と千尋の神隠し サウンドトラック』に収録されました。
壮大な世界観を自分の手で奏でてみたい方にぴったりの一曲です。
物語の感動を思い出しながら、音の強弱を豊かに表現し、聴く人の心を揺さぶる演奏を目指してみましょう。
五月の村久石譲

緑が豊かな田園風景が目に浮かぶような、心が弾むメロディが魅力的な一曲ですよね。
1988年に公開された映画『となりのトトロ』で、新しい生活に胸を躍らせる姉妹の姿とともに流れる、あの曲です。
この楽曲のすてきなところは、ジャズを思わせる軽快なリズム!
日本ののどかな風景に、お洒落で楽しげな彩りを添えています。
本作をピアノで演奏する際は、スキップするような弾むリズム感を表現するのがポイント。
元気よく楽しみながら弾けば、曲の持つワクワクした雰囲気をきっと引き出せますよ。
物語の主人公になった気持ちで、軽やかに鍵盤を弾んでみてくださいね。
仕事はじめ久石譲

『魔女の宅急便』で主人公が初めての仕事へ向かう場面で流れる、心弾むような4拍子のリズムが印象的な一曲です。
マンドリン風の伴奏にフルートのような愛らしい旋律が重なり、ヨーロッパの街並みを飛ぶ爽快感と希望に満ちた気持ちを運ん来てくれますよね。
この楽曲は、新しい一歩を踏み出すワクワク感を表現しており、メロディも親しみやすいので、物語の世界に入り込むように楽しく演奏できるはずです。
本作を弾く際は、スキップするような軽やかなリズムを大切にしてみてください。
1989年の映画公開から長く愛される本作の、主人公がまっすぐ空を駆けていく様子を思い浮かべながら、音に表情をつけて演奏してみましょう。
旅立ち久石譲

主人公が新しい街へと旅立つシーンが目に浮かぶ、映画『魔女の宅急便』を象徴する名曲です。
オーケストラが奏でる明るく爽やかなメロディは、希望と少しの不安を胸に一歩を踏み出す、あのワクワクした気持ちを見事に表現していますよね。
1989年7月の映画公開時から愛され続ける本作は、聴いているだけで心が弾みます。
親しみやすい旋律なので、ピアノに挑戦する方にもオススメです!
左手の伴奏がシンプルなアレンジで練習すれば、右手の弾むようなリズムもとらえやすいでしょう。
物語の始まりを告げる、希望に満ちた音色を奏でてみてくださいね。
メインテーマ星勝

主人公の胸に蘇る遠い日の思い出が目に浮かぶような、映画『おもひでぽろぽろ』の音楽です。
1991年7月に公開されたこの作品では、27歳の主人公が10歳の頃を回想する心象風景に寄り添うように、この美しいメロディが使われています。
アルバム『おもひでぽろぽろ オリジナル・サウンド・トラック』に収録された本作は、ピアノのアルペジオが中心の静かでノスタルジックな曲調が特徴です。
ゆったりとしたテンポで音の動きも穏やかなため、ピアノに初めて挑戦する方にも取り組みがしやすいでしょう。
記憶の断片がキラキラと光るような、透明感のある響きを大切に、一音一音を丁寧に弾いてみてくださいね。
いつでも誰かが紅龍

どこか懐かしく温かいメロディが心に響く、1994年公開の映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のエンディングを飾る一曲です。
三線バンジョーなどが奏でるアコースティックで無国籍なサウンドが、映画のラストを優しく包み込みます。
この楽曲には、故郷を離れても大切な場所を忘れないで、というメッセージや、つらいことがあってもいつかは乗り越えられるという希望が込められており、狸たちの物語と重なって胸に迫りますね。
穏やかなバラードなので、メロディをじっくり歌わせるように弾くのがポイント!
メロディと伴奏がはっきりしているので、両手での演奏に慣れたい方にもぴったりです。
温かみのある和音を丁寧に響かせ、原曲の持つ包み込むような安心感を表現してみてくださいね。
ソナチネ 第1番 第1楽章 Op.20-1Friedrich Kuhlau

明快な構成と親しみやすい旋律が魅力のハ長調の楽曲です。
快活なテンポと明瞭な旋律が特徴で、1819年にライプツィヒで出版された本作は、心が弾むような輝かしい雰囲気を持っています。
第1楽章では、ソナタ形式の中に明るく力強い主題が織り込まれ、滑らかな歌唱的なメロディーとともに展開されていきます。
フレーズの一つ一つに込められた希望に満ちた表情や、子供の成長を象徴するような躍動感のあるリズムが印象的です。
クリアな音色と適度なダイナミクスの変化を意識して演奏すると、より豊かな表現が可能になります。
古典派音楽の魅力を存分に味わいたい方や、明るく華やかな曲調を好む方におすすめの一曲です。
【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(111〜120)
フランス組曲 第2番 BWV 813 クーラントJ.S.Bach

フランス組曲のなかでも舞曲らしい魅力がつまったこの楽曲は、3拍子の優雅なリズムと流れるような旋律が印象的です。
1722年から1725年の間に作曲されたバロック音楽の傑作で、フランス風とイタリア風の舞曲スタイルを融合させた洗練された作品となっています。
歌詞はありませんが、楽曲そのものが語りかけるような表現力が豊かな旋律によって、宮廷での優雅な舞踏の情景が浮かび上がります。
ゆったりとしたテンポながらも複雑なリズムが織り込まれているため、演奏技術と音楽理論の習得を目指す方や、バロック音楽の魅力を味わいたい方におすすめです。
教育目的で作曲された本作は、弾きやすさと芸術性を兼ね備えた一曲です。
フランス組曲 第2番 BWV 813 メヌエットⅠJ.S.Bach

優雅な三拍子の舞曲として親しまれているこの楽曲は、1722年から1725年頃に作曲されたハ短調の組曲に収められた一曲です。
バイナリ形式で構成されたシンプルながらも洗練された旋律が魅力で、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳にも収録されていることから家庭での演奏を意図して作られました。
本作はフランス風の舞曲形式を取り入れながらも、バロック時代特有のポリフォニーの美しさが表現されています。
ゆったりとした曲調で難しいフレーズや技巧的な箇所もないため、バロック音楽に挑戦してみたい方や古典的な音楽の奥深さを味わいたい方におすすめです。
音色や表現、強弱などを意識しながら演奏すると、より一層その優美な世界観を楽しめるでしょう。
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

癒やしの音楽、そして「ピアノで弾いてみたい」と憧れる人が多い作品として知られている『主よ、人の望みの喜びよ』。
ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した教会カンタータのなかのメロディで、合唱付きで演奏されることもあります。
この曲はさまざまなアレンジで出版されているため、自分のレベルに合わせて楽譜を選択できるのも、初心者にオススメな理由の一つ。
天井の高い教会に響き渡る音色をイメージし、1音1音を味わいながら弾いてみてくださいね。
CHA-LA HEAD-CHA-LA清岡千穂

世界中から圧倒的人気を誇る日本の漫画家鳥山明による「ドラゴンボール」の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」です。
ピアノで弾きたいアニソンでも圧倒的人気なのではないでしょうか。
イントロの16連符は難しいそうですが、手の位置は変わらず早く弾くだけ。
まずは音の位置と指の位置を覚えてゆっくりから始めていきましょう。
左手の伴奏も単純ですが、音数が多くて難しい場合は最初の一音を四分音符でも形になると思います。
好きなアニソンは多くあると思いますが、左手の伴奏はよく出てくるので一度覚えると他の曲にも応用が利きます。
歌の部分のシンコペーションはしっかり入るとポピュラーピアノらしくなります。
譜面に対する戦闘力を上げて盛り上がるところは元気玉を投げるくらい元気がいっぱいに弾けるようになるといいですね!
ピアノソナタ第16番 K.545Wolfgang Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した18曲のピアノソナタの中で最も有名であり、発表会の定番曲として知られる『ピアノソナタ第16番 K.545』。
特に第1楽章は多くのピアノ学習者から愛されている曲で、1曲の中で演奏に必要なさまざまなテクニックを身につけられます。
ソナタ形式にきっちりと当てはめられているため、次の展開が予測しやすくおぼえやすいのもポイント!
テンポを上げて弾くと聴いている印象以上に難しいため、細かく区切って丁寧に部分練習しましょう。
「四季」第1曲「春」Antonio Vivaldi

バロック時代の作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディの代表作『四季』。
なかでも第1曲『春』は、春の訪れを感じさせる華やかで温かみあふれる雰囲気が魅力的な作品で、テレビCMをはじめとするさまざまな場面で使用されています。
もとは管弦楽作品ですので、ピアノの楽譜はアレンジによって雰囲気も難易度もかなり異なります。
シンプルな編曲の場合、ピアノ初心者の方でも取り組みやすい反面、やや寂しい印象に聴こえてしまうかも……。
より原曲に近いアレンジにも積極的に挑戦してみてくださいね。
アヴェ・マリアCharles Gounod

『アヴェ・マリア』自体はラテン語のカトリック典礼文における一節であり、これをもとに作曲された楽曲を『アヴェ・マリア』と呼ぶため、世界中にはさまざまな作曲家によるまったくメロディや和声の異なる『アヴェ・マリア』が存在します。
なかでも、1859年にフランスの作曲家シャルル・グノーが手掛けた『アヴェ・マリア』は三大アヴェ・マリアの一つとされ、歌曲としてだけでなく、ピアノやバイオリンソロ、オーケストラなど、さまざまな編成で演奏されています。
ゆったりとした曲調なので、シンプルなアレンジのピアノ楽譜を選べば、初心者の方でも十分に弾きこなせるはず!
ぜひ挑戦してみてくださいね。
エコセーズLudwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ作品のなかでも、初心者向けの曲として親しまれている『6つのエコセーズ』。
繰り返されるテーマの間に、5つの短いテーマが挟み込まれる形で構成されており、曲調の切替や表現のメリハリを学ぶのにピッタリの作品です。
スタッカート、レガート、ターンなどの基本的なテクニックが詰まっているので、丁寧に練習していくことでレベルアップにもつながります。
繰り返しが多く覚えやすいので発表会曲にもオススメです!
子供のためのアルバム Op.68 第1曲「メロディ」Robert Schumann

ドイツロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンのピアノ小品集『子供のためのアルバム Op.68』の第1曲目『メロディ』は、素朴で叙情的な雰囲気が印象的な作品です。
わずか20小節と短く繰り返しも多いため、ピアノ初心者の練習曲や発表会曲として、たびたび演奏されています。
音は非常にシンプルですが、左手の伴奏が8分音符で動き続けるため、右手のメロディとの音量バランスに注意したいところ。
旋律が伴奏に埋もれてしまわないよう気を付けながら弾きましょう。
あの日の川久石譲

映画『千と千尋の神隠し』で、主人公の心情の移ろいを象徴する、静かで郷愁を誘う旋律が心に残る作品です。
ゆったりとしたピアノの音色は、かつての記憶や大切な何かを思い出すような、切なくも温かい感情を呼び起こしますよね。
実は本作、もともとは歌付きの楽曲として、2001年4月リリースのアルバム『千と千尋の神隠し イメージ・アルバム』に収録されており、映画ではピアノを中心としたアレンジで使われました。
映画の枠を越え、テレビ番組や舞台の背景音楽としても愛されています。
一音一音を慈しむように、物語を紡ぐように弾きたい方にはぴったりの1曲です。
メロディの美しさを際立たせるよう丁寧な音作りを意識して、情景を思い浮かべながら演奏してみましょう!



