【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(41〜50)
フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅡJ.S.Bach

フランス組曲の中でも親しみやすく、バロック音楽への入門にぴったりなのがこの舞曲です。
1722年頃に作曲されたこの楽曲は、妻アンナ・マグダレーナのための音楽帳にも収録されており、家庭での演奏を想定した温かみのある作品となっています。
優雅でありながら内省的な雰囲気を持ち、バッハ独特の対位法が随所に織り込まれていますが、技巧的な難易度は抑えられているため、弾きやすいのが魅力です。
通常はメヌエットIと組み合わせて演奏され、その穏やかで深い感情表現は聞く人の心に静かに響きます。
バロック音楽に挑戦してみたい方や、表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
ポロネーズ ト短調(BWV Anh.119)J.S.Bach

アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳に収められたこの楽曲は、ポーランドの民族舞曲ポロネーズの形式を採用した短くも魅力的な作品です。
ト短調の調性が生み出す哀愁が漂う雰囲気と、3拍子の荘重なリズムが印象的で、シンプルながらも深い感情表現が込められています。
1725年に妻のために作られた音楽帳の一曲として、家庭的な温かさと教育的配慮が感じられる内容となっています。
典型的なA-A-B-Bの二部形式で構成され、演奏時間は約1分程度と取り組みやすく、技術的な練習だけでなく表現力を養いたい方にもぴったりです。
バロック音楽特有のポリフォニーに挑戦してみたい方や、品格がある舞曲を学びたい方におすすめの一曲でしょう。
『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

心躍るような旋律と繊細な表現が魅力のロベルト・シューマンの初期ピアノ組曲。
わずか12の小品から成る本作は、仮面舞踏会の様子を音楽で描いた小さな物語集です。
1831年に書かれたこの曲は、特に第10曲で物語のクライマックスを迎え、仮面を交換する場面を鮮やかに表現しています。
文学からインスピレーションを得た音楽は、初心者でも手が届く難易度でありながら、ロマン派特有の詩情があふれる世界を体験できます。
ピアノを始めたばかりの方や、短い曲で達成感を味わいたい方にぴったり。
技術的に難しくないので、表現力を磨く練習にも最適です。
あの日の川久石譲

映画『千と千尋の神隠し』で、主人公の心情の移ろいを象徴する、静かで郷愁を誘う旋律が心に残る作品です。
ゆったりとしたピアノの音色は、かつての記憶や大切な何かを思い出すような、切なくも温かい感情を呼び起こしますよね。
実は本作、もともとは歌付きの楽曲として、2001年4月リリースのアルバム『千と千尋の神隠し イメージ・アルバム』に収録されており、映画ではピアノを中心としたアレンジで使われました。
映画の枠を越え、テレビ番組や舞台の背景音楽としても愛されています。
一音一音を慈しむように、物語を紡ぐように弾きたい方にはぴったりの1曲です。
メロディの美しさを際立たせるよう丁寧な音作りを意識して、情景を思い浮かべながら演奏してみましょう!
晴れた日に久石譲

映画『魔女の宅急便』で主人公が希望を胸に旅立つシーンを彩る、心が弾むワルツ調の一曲です。
アコーディオンやマンドリンが奏でる異国情緒があふれるメロディは、新しい世界への期待感を表現しているようですよね。
本作は1989年7月の映画公開に合わせて急ピッチで制作されたそうですが、そんな背景を感じさせない、伸びやかで幸福感に満ちた旋律が本当に魅力的です。
3拍子の心地よいリズムは一定でつかみやすく、ピアノに挑戦される方にもオススメです。
まずは右手の美しい旋律を歌うように弾きこんで、シンプルな伴奏から合わせていくと、スムーズに両手で演奏できるようになるでしょう。
『蝶々』作品2 第1曲「仮面舞踏会」Robert Schumann

仮面舞踏会の情景を描いた小品集の第1曲は、軽快で明るい雰囲気のワルツです。
ロベルト・シューマンがジャン・パウルの小説からインスピレーションを得て1831年に完成させた作品で、文学との深い結びつきが感じられます。
ニ長調の調性で書かれたこの小品は、舞踏会の幕開けにふさわしい華やかさと躍動感に溢れています。
短い楽曲ながらも、ロマン派特有の感情表現の豊かさが詰まっており、初心者の方でも取り組みやすい難易度となっています。
ピアノを始めたばかりの方や、シューマンの世界観に触れてみたい方におすすめの一曲です。
技術的な難しさよりも、音楽の流れや表現を楽しみながら練習できるでしょう。
『謝肉祭』Op.9 第2曲 ピエロRobert Schumann

作品集『謝肉祭』から、ロベルト・シューマンが道化師ピエロを表現した小品をご紹介します。
内向的で哀愁を帯びた雰囲気が印象的な本作は、単調なリズムと突然の跳躍的な動きが特徴です。
変ホ長調でわずか2分程度の小品ながら、ペダルを効果的に使った音響効果により、ピエロの繊細な心情が静かに描かれています。
シューマンは1834年から1835年にかけてこの組曲を作曲しており、当時の恋愛関係や内面世界を曲に反映させました。
ピアノを始めたばかりの方や、短い曲から挑戦したい方におすすめです。
難しいテクニックを必要としないため、しっかりと表現力を意識して弾けば、ロマン派音楽の魅力を存分に味わえる一曲です。



