【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(1〜10)
カノンJohann Pachelbel

癒やしのクラシック作品として知られる、ヨハン・パッヘルベルの『カノン』。
テレビやCM、結婚式や卒業式のBGMなどにもたびたび使用されているため、自然に耳にしている方も多いはずです!
規則正しいリズムで、ハ長調のアレンジであれば白鍵のみで練習できるため、初心者の方でも気軽に取り組めます。
メロディラインがなめらかにつながっていくよう、はじめはゆっくりと練習し、徐々に曲本来の優雅さを表現できるよう自然な強弱を付けることにもチャレンジしていきましょう。
インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV 772J.S.Bach

バロック時代を代表する作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハが手掛けた『インヴェンション』は、ピアノ学習においてバロック作品に取り組むうえで欠かせない作品の一つ。
なかでも第1番は、テレビやCMでもたびたび使用されているため、バッハの作品と知らずに耳にしている方も多いかもしれませんね。
1720年から1723年にかけて制作されたこの曲集は、バッハの長男のために書かれた教育的な作品。
右手のテーマを左手が追いかけたり、テーマが反転して現れたりするなど、複数の声部の重なりで構成されるポリフォニー音楽の特徴を学べる、まさに初級者の方にピッタリの楽曲です。
メヌエット ト長調 BWV Anh.114Christian Petzold

多くのピアノの初級楽譜に収録され、ピアノを習う方が一度は練習する定番曲といっても過言ではない、クラシックの名曲です。
長い間J.S.バッハの作品とされ『アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳』にも収録されてきましたが、近年の研究によって、同時代を生きた作曲家クリスティアン・ペツォールトの作品であることが判明しています。
なぜJ.S.バッハが自分の作品と偽り、自らの作品集におさめたのかは、未だ謎に包まれているそうです。
【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(11〜20)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 1. すなおな心Johann Burgmüller

ある程度譜読みができ指もしっかりしてきた段階で、多くのピアノ学習者が手にするドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーの『ブルグミュラー25の練習曲 Op.100』。
25曲の中には発表会で人気の曲も多く含まれていますが、なかでも『すなおな心』は第1曲目ということもあり、誰もが練習する作品として知られています。
下行するメロディが転ばないようコントロールしながら、曲集のトップを飾る明るく爽やかな曲調を楽しみましょう。
ハナミズキ一青窈

2004年2月にリリースされた一青窈さんの代表曲。
アメリカ同時多発テロ事件をきっかけに生まれた本作は、平和への願いと愛する人への想いを込めた歌詞が特徴です。
ピアノとストリングスを主体とした壮麗なサウンドに乗せて、一青窈さんの独特な歌声が響きます。
日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」主題歌や日本中央競馬会のCMソングにも起用され、多くの人々に愛されました。
深い感情表現と詩的な歌詞は、聴く人の心に寄り添い、励ましを与えてくれます。
コード進行にカノン進行が使用されており、ベースの動きが分かりやすく弾きやすい1曲です。
曲も明るく歌いたくなる名曲で初めてのピアノ練習曲としてもおすすめです。
ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

切なさに満ちたあまりにも美しい旋律からはじまる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名曲『ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」』。
ゆったりと繰り返される三連符が印象的な第1楽章は、ピアノ初心者でも挑戦しやすい作品として知られています。
譜読みしやすく手になじみやすい曲ではありますが、よどみなく正確にリズムを刻みながらメロディラインを響かせるためには、高い集中力と指先への意識が求められます。
和声の変化にしっかりと耳を傾けながら、曲の世界観に入り込んで演奏しましょう。
青春の輝きRichard Carpenter

カーペンターズの名曲を振り返ってみましょう。
理想の恋を求めながらも、現実とのギャップに悩む心情が描かれています。
優しく繊細なピアノの音色とカレンさんの透明感のある歌声が印象的で、聴く人の心に寄り添うような温かさを感じられます。
1976年5月にリリースされたこの曲は、アメリカのアダルト・コンテンポラリー・チャートで1位を記録。
日本では1995年にTBS系ドラマ『未成年』のエンディングテーマとして使用され、再び注目を集めました。
恋愛に悩む方や、心に響く美しいメロディを求める方におすすめの1曲です。
吹奏楽の演奏会でもよく演奏される一曲で、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
その名曲をピアノでチャレンジしてみましょう。
聴いたことがある曲をピアノで弾けるようになると感動も大きいです!