【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(41〜50)
ミュゼット ニ長調J.S.Bach

バロック時代の家庭音楽の魅力を存分に味わえる「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」から生まれたこの楽曲は、バグパイプを模した左手の伴奏パターンが印象的です。
三部形式で構成され、ニ長調とイ長調を行き来する明るく親しみやすいメロディは、舞曲らしいリズミカルな動きが特徴的です。
1725年に編纂された音楽帳の一部として、家庭での音楽教育のために書かれた背景もあり、技巧的すぎず弾きやすい構成となっています。
バロック音楽に興味がある方や、ピアノで古典的な作品に挑戦したい方には特におすすめです。
アニメ「おさるのジョージ」でも使用されており、その親しみやすさが現代でも愛され続けている理由でしょう。
【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(51〜60)
聖者の行進黒人霊歌

もとは黒人霊歌として演奏されていた楽曲であり、ジャズナンバーとしても知られる『聖者の行進』。
スポーツの応援歌として起用されているほか、テレビやCMの挿入曲としてもたびたび使用されています。
また、メロディの音域が狭いことや、同じフレーズの繰り返しでおぼえやすいことから、初級レベルのピアノ教本にもやさしいアレンジの楽譜が採用されています。
メロディを演奏するのに必要な音は、たったの5つ!
歌いながら練習すれば、音名と鍵盤を結びつける練習にもなりますよ。
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ピアノ初心者が弾いてみたいと憧れる曲の1つに数えられる、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『トルコ行進曲』。
左手で一定のリズムを刻みながら、勇ましい兵隊の行進を表すようなメロディを力強く演奏します。
落ち着いたテンポで進んでいくため、速い指の動きは求められませんが、途中で出てくる装飾音符をきれいに弾くためには、正しい手のフォームや指の形の習得が必須!
初級から中級にスムーズにレベルアップするための練習曲として、ピッタリの作品といえるでしょう。
フランス組曲 第2番 BWV 813 メヌエットⅠJ.S.Bach

優雅な三拍子の舞曲として親しまれているこの楽曲は、1722年から1725年頃に作曲されたハ短調の組曲に収められた一曲です。
バイナリ形式で構成されたシンプルながらも洗練された旋律が魅力で、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳にも収録されていることから家庭での演奏を意図して作られました。
本作はフランス風の舞曲形式を取り入れながらも、バロック時代特有のポリフォニーの美しさが表現されています。
ゆったりとした曲調で難しいフレーズや技巧的な箇所もないため、バロック音楽に挑戦してみたい方や古典的な音楽の奥深さを味わいたい方におすすめです。
音色や表現、強弱などを意識しながら演奏すると、より一層その優美な世界観を楽しめるでしょう。
パイレーツ・オブ・カリビアン「彼こそが海賊」Hans Zimmer

世界中で愛されるディズニー作品のピアノ初心者でも演奏できる楽曲です。
勇壮な雰囲気と疾走感があるオーケストラサウンドが特徴で、1オクターブ以内のシンプルなメロディーで構成されています。
力強い打楽器のリズムは、まるで波を乗り越える海賊船のようですね。
2003年に公開された映画のエンドクレジットでも使用されるなど、冒険心を刺激する壮大な一曲。
ピアノ譜面もオーケストラ版をアレンジした見やすいものが多いので、基本のメロディーから覚えて少しずつ両手での演奏を目指していくのがオススメです。
映画のシーンを思い浮かべながら、自由を象徴するような雄大な旋律を楽しんでみましょう。
無言歌集 第1巻 Op.19 第4曲 ないしょの話Felix Mendelssohn

穏やかで優雅な旋律が心に染み入る優しい小品です。
1830年に書かれたこの楽曲は、メロディーが歌うように流れていき、まるで誰かに密かな思いを語りかけているような印象を受けます。
本作は楽譜が読める程度の演奏スキルがあれば十分に取り組める作品で、左手のシンプルな伴奏と右手の表情が豊かな旋律で構成されています。
ゆっくりとしたテンポで物語を紡ぐような雰囲気が魅力的で、歌詞がないにもかかわらず豊かな感情表現が込められています。
ロマン派音楽の優美さを味わいたい方や、表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
穏やかな時間の流れを楽しみながら、じっくりと練習に取り組んでみてはいかがでしょうか。
『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

心躍るような旋律と繊細な表現が魅力のロベルト・シューマンの初期ピアノ組曲。
わずか12の小品から成る本作は、仮面舞踏会の様子を音楽で描いた小さな物語集です。
1831年に書かれたこの曲は、特に第10曲で物語のクライマックスを迎え、仮面を交換する場面を鮮やかに表現しています。
文学からインスピレーションを得た音楽は、初心者でも手が届く難易度でありながら、ロマン派特有の詩情があふれる世界を体験できます。
ピアノを始めたばかりの方や、短い曲で達成感を味わいたい方にぴったり。
技術的に難しくないので、表現力を磨く練習にも最適です。






