【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(51〜60)
『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

心躍るような旋律と繊細な表現が魅力のロベルト・シューマンの初期ピアノ組曲。
わずか12の小品から成る本作は、仮面舞踏会の様子を音楽で描いた小さな物語集です。
1831年に書かれたこの曲は、特に第10曲で物語のクライマックスを迎え、仮面を交換する場面を鮮やかに表現しています。
文学からインスピレーションを得た音楽は、初心者でも手が届く難易度でありながら、ロマン派特有の詩情があふれる世界を体験できます。
ピアノを始めたばかりの方や、短い曲で達成感を味わいたい方にぴったり。
技術的に難しくないので、表現力を磨く練習にも最適です。
トロイメライRobert Schumann

ヘ長調の4分の4拍子で紡がれる美しい夢見るような旋律は、聴く人の心を優しく包み込みます。
アルバム『Kinderszenen』の中から生まれたこの楽曲は、1839年2月にライプツィヒで出版され、映画『転校生』のオープニングとエンディングで使用された思い出が深い1曲です。
穏やかで透明感のある音色が心に染み入り、まるで子供の頃の純粋な感情や大人になってからの郷愁を呼び起こすかのよう。
本作は4小節の旋律が8回繰り返される中で、和声の変化や音域の広がりによって、夢の中での情景の移ろいを見事に描き出しています。
時に物憂げな表情を見せながらも、最後は温かな余韻を残して終わります。
ゆったりとした演奏時間ながら、深い感動を呼び起こす芸術性の高い作品なので、心静かに音楽に浸りたい方におすすめです。
少年時代井上陽水

平成の名曲として、今なお幅広い世代から愛されている名曲、井上陽水さんの『少年時代』。
シンプルでありながら美しいメロディラインとコード進行で取り組みやすいため、ピアノ練習曲としても非常に優秀な作品といえます。
指の動きなどテクニック面を意識することも大切ですが、この曲で注目したいのはやはり情感!
歌詞からイメージできる風景を頭にしっかり思い浮べ、井上陽水さんの歌の抑揚も参考にしながら表情豊かに表現しましょう。
ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ学習者が一度は弾いてみたいと思う、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『トルコ行進曲』。
本来は『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章であり、独立した作品ではありませんが、現在では第3楽章だけを取り上げて演奏される機会の方が多くなっています。
おなじみのテーマが形を変えて繰り返されますが、次第に難易度が高くなっていくため、後半部分は意外に難しいんです!
まずは易しいアレンジで練習し、慣れてから原曲にチャレンジするのもよいかもしれませんね。
晴れた日に久石譲

映画『魔女の宅急便』で主人公が希望を胸に旅立つシーンを彩る、心が弾むワルツ調の一曲です。
アコーディオンやマンドリンが奏でる異国情緒があふれるメロディは、新しい世界への期待感を表現しているようですよね。
本作は1989年7月の映画公開に合わせて急ピッチで制作されたそうですが、そんな背景を感じさせない、伸びやかで幸福感に満ちた旋律が本当に魅力的です。
3拍子の心地よいリズムは一定でつかみやすく、ピアノに挑戦される方にもオススメです。
まずは右手の美しい旋律を歌うように弾きこんで、シンプルな伴奏から合わせていくと、スムーズに両手で演奏できるようになるでしょう。
摩訶不思議アドベンチャーいけたけし

ピアノで弾きたいアニソンで「摩訶不思議アドベンチャー」を弾きたい方は多いはず。
鳥山明を代表とする漫画、アニメ「ドラゴンボール」は今や世界で愛される日本のアニメになりました。
アニソンで人気曲といえば「ドラゴンボール」の楽曲も多く上がり「CHA-LA HEAD-CHA-LA」と並びこの「摩訶不思議アドベンチャー」も欠かすことは出来ないでしょう。
ピアノを弾き始めた初心者でも、「ドラゴンボール」が好きであれば弾きたい意欲は高いと思います。
この曲を演奏するポイントは静と動をはっきりさせること。
「つかもうぜ!
DRAGON BALL」で休符をしっかり取ってから「世界でいっとー」と流れて来ましょう。
Bメロは同じ音が多いのでベースとなる左手と合うように練習しましょう。
完璧に弾けるようになると譜面に対する戦闘力は53万を越えてることでしょう。
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

癒やしの音楽、そして「ピアノで弾いてみたい」と憧れる人が多い作品として知られている『主よ、人の望みの喜びよ』。
ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した教会カンタータのなかのメロディで、合唱付きで演奏されることもあります。
この曲はさまざまなアレンジで出版されているため、自分のレベルに合わせて楽譜を選択できるのも、初心者にオススメな理由の一つ。
天井の高い教会に響き渡る音色をイメージし、1音1音を味わいながら弾いてみてくださいね。
いつでも誰かが紅龍

どこか懐かしく温かいメロディが心に響く、1994年公開の映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のエンディングを飾る一曲です。
三線バンジョーなどが奏でるアコースティックで無国籍なサウンドが、映画のラストを優しく包み込みます。
この楽曲には、故郷を離れても大切な場所を忘れないで、というメッセージや、つらいことがあってもいつかは乗り越えられるという希望が込められており、狸たちの物語と重なって胸に迫りますね。
穏やかなバラードなので、メロディをじっくり歌わせるように弾くのがポイント!
メロディと伴奏がはっきりしているので、両手での演奏に慣れたい方にもぴったりです。
温かみのある和音を丁寧に響かせ、原曲の持つ包み込むような安心感を表現してみてくださいね。
Arrietty’s SongCecile Corbel

セシル・コルベルの、透き通るような歌声とハープが奏でる幻想的なサウンドに、心を奪われた方も多いはず!
映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌は、メロディが美しく、ゆったりとしたテンポで演奏しやすい楽曲です。
本作は2011年に東京アニメアワード音楽賞を受賞したことでも知られていますね。
歌詞には、小さな主人公のひたむきな想いや、自然とともに生きる姿が込められているように感じます。
この繊細な世界観を再現するには、ハープのアルペジオのように軽やかに、流れるように弾くのがポイント!
ささやくような優しい音色を意識すれば、音数が少なくても完成度の高い演奏に仕上がりますよ。
はにゅうの宿イングランド民謡

穏やかでどこか懐かしいメロディが心に深く染み渡る、スタジオジブリ映画『火垂るの墓』の挿入歌。
1988年の公開当時から、兄妹が過ごした日々を象徴する場面で流れる音楽として、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
この楽曲が持つ「粗末な家でも我が家が一番」というテーマは、物語と深く結びつき、失われた平穏への郷愁と家族への愛情を優しく語りかけてくるようです。
ゆったりとしたテンポなので、焦らずに一音一音を慈しむように弾くことが、美しい響きにつながります。
旋律に込められた物語を思い浮かべながら演奏すれば、きっと聴く人の心に届くはずですよ。



