【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(111〜120)
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

癒やしの音楽、そして「ピアノで弾いてみたい」と憧れる人が多い作品として知られている『主よ、人の望みの喜びよ』。
ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した教会カンタータのなかのメロディで、合唱付きで演奏されることもあります。
この曲はさまざまなアレンジで出版されているため、自分のレベルに合わせて楽譜を選択できるのも、初心者にオススメな理由の一つ。
天井の高い教会に響き渡る音色をイメージし、1音1音を味わいながら弾いてみてくださいね。
ピアノソナタ第16番 K.545Wolfgang Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した18曲のピアノソナタの中で最も有名であり、発表会の定番曲として知られる『ピアノソナタ第16番 K.545』。
特に第1楽章は多くのピアノ学習者から愛されている曲で、1曲の中で演奏に必要なさまざまなテクニックを身につけられます。
ソナタ形式にきっちりと当てはめられているため、次の展開が予測しやすくおぼえやすいのもポイント!
テンポを上げて弾くと聴いている印象以上に難しいため、細かく区切って丁寧に部分練習しましょう。
「四季」第1曲「春」Antonio Vivaldi

バロック時代の作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディの代表作『四季』。
なかでも第1曲『春』は、春の訪れを感じさせる華やかで温かみあふれる雰囲気が魅力的な作品で、テレビCMをはじめとするさまざまな場面で使用されています。
もとは管弦楽作品ですので、ピアノの楽譜はアレンジによって雰囲気も難易度もかなり異なります。
シンプルな編曲の場合、ピアノ初心者の方でも取り組みやすい反面、やや寂しい印象に聴こえてしまうかも……。
より原曲に近いアレンジにも積極的に挑戦してみてくださいね。
アヴェ・マリアCharles Gounod

『アヴェ・マリア』自体はラテン語のカトリック典礼文における一節であり、これをもとに作曲された楽曲を『アヴェ・マリア』と呼ぶため、世界中にはさまざまな作曲家によるまったくメロディや和声の異なる『アヴェ・マリア』が存在します。
なかでも、1859年にフランスの作曲家シャルル・グノーが手掛けた『アヴェ・マリア』は三大アヴェ・マリアの一つとされ、歌曲としてだけでなく、ピアノやバイオリンソロ、オーケストラなど、さまざまな編成で演奏されています。
ゆったりとした曲調なので、シンプルなアレンジのピアノ楽譜を選べば、初心者の方でも十分に弾きこなせるはず!
ぜひ挑戦してみてくださいね。
エコセーズLudwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ作品のなかでも、初心者向けの曲として親しまれている『6つのエコセーズ』。
繰り返されるテーマの間に、5つの短いテーマが挟み込まれる形で構成されており、曲調の切替や表現のメリハリを学ぶのにピッタリの作品です。
スタッカート、レガート、ターンなどの基本的なテクニックが詰まっているので、丁寧に練習していくことでレベルアップにもつながります。
繰り返しが多く覚えやすいので発表会曲にもオススメです!
子供のためのアルバム Op.68 第1曲「メロディ」Robert Schumann

ドイツロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンのピアノ小品集『子供のためのアルバム Op.68』の第1曲目『メロディ』は、素朴で叙情的な雰囲気が印象的な作品です。
わずか20小節と短く繰り返しも多いため、ピアノ初心者の練習曲や発表会曲として、たびたび演奏されています。
音は非常にシンプルですが、左手の伴奏が8分音符で動き続けるため、右手のメロディとの音量バランスに注意したいところ。
旋律が伴奏に埋もれてしまわないよう気を付けながら弾きましょう。
フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 K.265「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが当時フランスで流行していた恋の歌をもとに作曲した『フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 K.265』。
『きらきら星変奏曲』として知られピアノ発表会でも大人気のこの曲、実は以外に難易度が高いんです!
おなじみのテーマはさらっと弾けても、曲が進むごとに変奏の難易度が高くなるため、中級レベルでも相当練習しなければ弾きこなせない部分も。
しかし、1つずつクリアしていくことで自分の成長を実感できる作品でもあります。
積極的にチャレンジしてみましょう。