【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲
ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。
特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。
独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。
本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!
クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。
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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(81〜90)
「こどものピアノ曲」より 土人のおどり中田喜直

1分間の短いながらも迫力が溢れるこの楽曲は、アルバム『こどものピアノ曲』に収録された17曲の中でも異彩を放っています。
イ短調を基調とした力強いリズムパターンが、独特の緊張感と躍動感を生み出しています。
本作の魅力は、日本の伝統的な五音音階を用いながらも、民族音楽的な活力を持つ印象的な旋律にあります。
Pitinaピアノステップの課題曲としても採用され、基礎5のレベルで親しまれている楽曲です。
手の交差を伴う演奏技法は、観客に強い印象を与え、発表会やコンクールでの演奏に最適です。
聴衆を魅了する表現力と、奏者の技術を引き出す工夫がちりばめられた、見事な小品となっています。
おどりとうたと中田喜直

「踊り」と「歌」の2つの要素が織り込まれた、魅力的なピアノ独奏曲です。
リズミカルな和風の旋律と、柔らかな歌心が見事に調和しており、夏の夜の情景が目に浮かぶような印象的な一曲となっています。
「5/8拍子」による変拍子やシンコペーションを取り入れた躍動感があふれる「踊り」のパートと、優美な和音の上で奏でられる「歌」のパートが交互に現れ、聴く人の心を惹きつけます。
ご家族で楽しめる発表会向けの曲を探している方や、和の雰囲気を大切にしながらリズム学習を深めたい方におすすめです。
スタッカートやペダリングの工夫で、さらに表現の幅を広げることが可能な学びがいのある作品といえるでしょう。
おジャ魔女カーニバル池毅

1999年から東映アニメーションが制作したテレビアニメシリーズ『おジャ魔女どれみ』の初代オープニングテーマといえばこの「おジャ魔女カーニバル!!」です。
本曲は放送終了後も絶大な人気を誇っており、この曲を弾いてみたいと思うピアノ初心者も多いはず。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、好きな曲で練習して上達する喜びはこの上ないことでしょう。
すぐにはこのアップテンポでは難しいと思いますが、フラットが多い曲、展開が多い曲、複雑なリズムの組み合わせなどの多くの音楽の基本が詰まっています。
また、主調から同主調の転調など違和感もなく転調しており、譜面が読めるようになってくると音楽の味付けを譜面から感じとれて楽曲の素晴らしさに改めて気づくことでしょう。
楽しい曲ですので少しずつ練習して弾けるようになりましょう!
ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli

優雅で親しみやすい旋律と、ヘ長調ならではの明るく開放的な響きが魅力です。
クラシック入門にぴったりな本作は、古典派の音楽様式の基本を学べる素晴らしい曲となっています。
温かみのある音色と流れるような優美な旋律が印象的で、アルベルティ・バス伴奏による穏やかな響きが心地よく、聴く人の心を癒してくれます。
1839年にウィーンで出版された本作は、堅苦しさを感じさせない心温まる表情が随所にちりばめられており、やさしい雰囲気に包まれながらもしっかりとした音楽の構造を持っています。
ピアノ発表会で演奏してみたい方や、クラシック音楽の素晴らしさを味わいたい方におすすめです。
ツェルニー100番練習曲 op.139 1番Carl Czerny

数多くの練習曲をこの世に残したオーストリアの作曲家カール・ツェルニー。
「練習曲を作った人」というイメージが強いですが、実はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの弟子であり、フランツ・リストの師でもあるクラシック界の重要人物なんです!
そんなツェルニーが作った練習曲集の中でも、『ツェルニー100番練習曲 op.139』は、譜読みしやすいものの程よく音楽的で、ピアノ初心者にピッタリの教材です。
100曲も収録されているため、必要そうなものをピックアップして進めていくのもよいでしょう。
【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(91〜100)
ミュゼット ニ長調J.S.Bach

バロック時代の家庭音楽の魅力を存分に味わえる「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」から生まれたこの楽曲は、バグパイプを模した左手の伴奏パターンが印象的です。
三部形式で構成され、ニ長調とイ長調を行き来する明るく親しみやすいメロディは、舞曲らしいリズミカルな動きが特徴的です。
1725年に編纂された音楽帳の一部として、家庭での音楽教育のために書かれた背景もあり、技巧的すぎず弾きやすい構成となっています。
バロック音楽に興味がある方や、ピアノで古典的な作品に挑戦したい方には特におすすめです。
アニメ「おさるのジョージ」でも使用されており、その親しみやすさが現代でも愛され続けている理由でしょう。
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 BWV 846 プレリュードJ.S.Bach

バッハの『平均律クラヴィーア曲集』は、鍵盤楽器のための名作として知られています。
第1巻 第1番の前奏曲は、シャルル・グノーの『アヴェ・マリア』の伴奏としても有名。
1722年に成立した第1巻は、息子の教育用として書き始められた小曲集がもとになっているそうです。
和音の移り変わりが自然で美しい本曲は、複雑な作品が多いこの曲集のなかでは、比較的取り組みやすい1曲といえるでしょう。
ゆったりとしたテンポで、横の流れを意識しながら演奏すると、魅力がより引き立ちます。
心落ち着く名曲で、バロック音楽の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
ソナチネ 第10番 第1楽章Muzio Clementi

活気に満ちた3部構成の快活な作品で、低音部の同音連打から始まる印象的な第1主題と、スタッカートが特徴的な軽やかな第2主題が魅力的に展開されます。
1797年の初版以来、ピアノ学習者の重要なレパートリーとして愛され続けているこの楽曲は、2分30秒ほどの演奏時間ながら、華やかで表情が豊かな旋律が息づいています。
本作は、レガートとスタッカートの対比、ダイナミクスの変化など、表現力を養うのに最適な要素を含んでいます。
明るく力強い曲調と親しみやすい旋律で、華やかな表現を体験したい方や、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめの1曲です。
『謝肉祭』Op.9 第12曲 ショパンRobert Schumann
変イ長調で書かれたこの作品は、シューマンがショパンに捧げた音楽的な肖像画です。
1834年から1835年にかけて作曲され、ショパンへの深い敬意と愛情が表現されています。
繊細で詩的な旋律が特徴で、ショパンらしい優雅なピアノの響きを感じられる魅力的な一曲です。
初心者ピアニストでも比較的取り組みがしやすく、ショパンの音楽的特徴を学びたい方にぴったり。
ロベルト・シューマン自らが『新音楽時報』を通じて同時代の音楽家を紹介したように、本作はショパンの魅力を伝える音楽的対話とも言えるでしょう。
ゆったりとした曲調でありながら、情感が豊かな表現を楽しめる一曲です。
少年時代井上陽水

平成の名曲として、今なお幅広い世代から愛されている名曲、井上陽水さんの『少年時代』。
シンプルでありながら美しいメロディラインとコード進行で取り組みやすいため、ピアノ練習曲としても非常に優秀な作品といえます。
指の動きなどテクニック面を意識することも大切ですが、この曲で注目したいのはやはり情感!
歌詞からイメージできる風景を頭にしっかり思い浮べ、井上陽水さんの歌の抑揚も参考にしながら表情豊かに表現しましょう。
ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ学習者が一度は弾いてみたいと思う、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『トルコ行進曲』。
本来は『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章であり、独立した作品ではありませんが、現在では第3楽章だけを取り上げて演奏される機会の方が多くなっています。
おなじみのテーマが形を変えて繰り返されますが、次第に難易度が高くなっていくため、後半部分は意外に難しいんです!
まずは易しいアレンジで練習し、慣れてから原曲にチャレンジするのもよいかもしれませんね。
ダニー・ボーイアイルランド民謡

『ロンドンデリーの歌』として知られるアイルランド民謡のメロディに、戦地へ向かう息子を送り出す母親の心情を描いたともいわれる切ない歌詞が付けられた名曲『ダニー・ボーイ』。
現在では歌詞付きで歌われるだけでなく、さまざまな楽器で演奏され世界中で愛されている1曲です。
とにかくゆったりとした曲のため、ピアノを始めたばかりの方でも、落ち着いて音符を追いながら演奏できるでしょう。
手元に余裕が出てきたら、メロディや伴奏が途切れないようペダルも入れてみてくださいね。
グリーンスリーブスイングランド民謡

タイトルの『グリーンスリーブス』と言われて何の曲か分からずとも、実際のその旋律を耳にすれば「あの曲か!」とほとんどの方が納得されるでしょう。
イングランドの伝統的な民謡として知られている本曲は、世界中で親しまれている名曲。
ピアノソロ用の楽譜も数多く世に送り出されていますが、伴奏がシンプルなアレンジを選べば、ピアノ初心者の方でも気軽にチャレンジできるでしょう。
クレッシェンドやデクレッシェンドをつけながら、表情豊かな演奏に仕上げてみてくださいね。
アメイジング・グレイス賛美歌

世界中で愛され、多くの歌手によってカバーされている名曲『アメイジング・グレイス』。
アメリカでは「第二の国歌」と称されるほど、国民から愛されている楽曲です。
この曲の魅力は、神を称賛する歌詞以上に、心を震わせる美しいメロディにあるのではないでしょうか?
あまりにも崇高で美しいメロディは、ピアノの繊細な音色とも相性がよく、発表会やコンサートでもたびたび演奏されています。
さまざまなアレンジの楽譜が出版されていますが、シンプルなアレンジでも楽曲本来の美しさを十分に堪能できますよ!
Arrietty’s SongCecile Corbel

セシル・コルベルの、透き通るような歌声とハープが奏でる幻想的なサウンドに、心を奪われた方も多いはず!
映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌は、メロディが美しく、ゆったりとしたテンポで演奏しやすい楽曲です。
本作は2011年に東京アニメアワード音楽賞を受賞したことでも知られていますね。
歌詞には、小さな主人公のひたむきな想いや、自然とともに生きる姿が込められているように感じます。
この繊細な世界観を再現するには、ハープのアルペジオのように軽やかに、流れるように弾くのがポイント!
ささやくような優しい音色を意識すれば、音数が少なくても完成度の高い演奏に仕上がりますよ。




