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【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲

ピアノ初心者にとって、悩みの種となる「練習曲選び」。

特に、大人になってから独学で始められる場合、どのような曲を選べば練習を楽しくスムーズに進められるだろうかと悩まれることも多いでしょう。

独学でピアノを学ぶ場合、特定の曲に絞って集中的に練習する方法と、さまざまなテクニック要素が含まれた曲をバランスよく練習し、ピアノの弾き方や楽譜の読み方を基礎から学ぶ方法が考えられます。

本記事では、基礎力も身につけていきたい後者の方に向けて、おすすめの練習曲をご紹介します!

クラシックからポピュラーなものまで、幅広く選曲していますので、ぜひ興味が湧いた曲から練習してみてくださいね。

【初級】初めての練習曲はコレ!大人のピアノ初心者におすすめの定番練習曲(21〜30)

平成狸合戦ぽんぽこ

いつでも誰かがNEW!紅龍

【初心者でも弾ける】いつでも誰かが(平成狸合戦ぽんぽこ)ピアノ簡単アレンジ*ドレミ付きゆっくり*1本指*片手だけ*両手でも
いつでも誰かがNEW!紅龍

どこか懐かしく温かいメロディが心に響く、1994年公開の映画『平成狸合戦ぽんぽこ』のエンディングを飾る一曲です。

三線バンジョーなどが奏でるアコースティックで無国籍なサウンドが、映画のラストを優しく包み込みます。

この楽曲には、故郷を離れても大切な場所を忘れないで、というメッセージや、つらいことがあってもいつかは乗り越えられるという希望が込められており、狸たちの物語と重なって胸に迫りますね。

穏やかなバラードなので、メロディをじっくり歌わせるように弾くのがポイント!

メロディと伴奏がはっきりしているので、両手での演奏に慣れたい方にもぴったりです。

温かみのある和音を丁寧に響かせ、原曲の持つ包み込むような安心感を表現してみてくださいね。

火垂るの墓

はにゅうの宿NEW!イングランド民謡

はにゅうの宿 – ピアノ – 火垂るの墓 – ジブリ
はにゅうの宿NEW!イングランド民謡

穏やかでどこか懐かしいメロディが心に深く染み渡る、スタジオジブリ映画『火垂るの墓』の挿入歌。

1988年の公開当時から、兄妹が過ごした日々を象徴する場面で流れる音楽として、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。

この楽曲が持つ「粗末な家でも我が家が一番」というテーマは、物語と深く結びつき、失われた平穏への郷愁と家族への愛情を優しく語りかけてくるようです。

ゆったりとしたテンポなので、焦らずに一音一音を慈しむように弾くことが、美しい響きにつながります。

旋律に込められた物語を思い浮かべながら演奏すれば、きっと聴く人の心に届くはずですよ。

崖の上のポニョ

ひまわりの家の輪舞曲NEW!久石譲

【初心者でも弾ける】ひまわりの家の輪舞曲(崖の上のポニョ・スタジオジブリ)ピアノ簡単アレンジ*ドレミ付きゆっくり*1本指*片手だけ*両手でも
ひまわりの家の輪舞曲NEW!久石譲

映画『崖の上のポニョ』に登場する「ひまわりの家」をモチーフにした、慈愛に満ちた旋律が心に響く一曲です。

2008年3月にリリースされたアルバム『崖の上のポニョ イメージアルバム』に収録されたこの楽曲は、人生の夕暮れにある穏やかな日常と、そこに秘められた切ない願いを優しく描き出していますよね。

輪舞曲の美しい調べと澄みきった歌声は、命の輝きという深遠なテーマを温かく包み込みます。

ピアノで奏でる際は、メロディを歌うように、慈しむような気持ちで音を紡いでみましょう。

物語に深く寄り添った本作は、感情を込めてじっくりと美しい曲を弾きたい方にぴったりです。

千と千尋の神隠し

あの日の川NEW!久石譲

久石譲「あの夏へ」【初心者でも絶対弾ける!ピアノの弾き方】レベル☆☆☆
あの日の川NEW!久石譲

映画『千と千尋の神隠し』で、主人公の心情の移ろいを象徴する、静かで郷愁を誘う旋律が心に残る作品です。

ゆったりとしたピアノの音色は、かつての記憶や大切な何かを思い出すような、切なくも温かい感情を呼び起こしますよね。

実は本作、もともとは歌付きの楽曲として、2001年4月リリースのアルバム『千と千尋の神隠し イメージ・アルバム』に収録されており、映画ではピアノを中心としたアレンジで使われました。

映画の枠を越え、テレビ番組や舞台の背景音楽としても愛されています。

一音一音を慈しむように、物語を紡ぐように弾きたい方にはぴったりの1曲です。

メロディの美しさを際立たせるよう丁寧な音作りを意識して、情景を思い浮かべながら演奏してみましょう!

千と千尋の神隠し

ふたたびNEW!久石譲

ふたたび  ジブリ映画『千と千尋の神隠し』より ピアノ レベル★★★☆☆ 初~中級
ふたたびNEW!久石譲

映画『千と千尋の神隠し』のクライマックス、空を飛ぶ幻想的なシーンで流れる、壮大で美しい楽曲です。

静かな旋律から始まり、徐々に感情が高まっていく様子は、困難を乗り越えた先にある希望や、大切な人との強い絆を感じさせますよね。

後に歌詞がつけられたバージョンもあり、そこでは再会を願う切なくも温かい気持ちが描かれています。

この楽曲は2001年7月に発売されたアルバム『千と千尋の神隠し サウンドトラック』に収録されました。

壮大な世界観を自分の手で奏でてみたい方にぴったりの一曲です。

物語の感動を思い出しながら、音の強弱を豊かに表現し、聴く人の心を揺さぶる演奏を目指してみましょう。

パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

パッサカリア – ヘンデル 楽譜( ピアノ) (Passacaglia – Handel/Halvorsen)【Reimagined Music】
パッサカリア チェンバロ組曲第7番 (HWV 432)Georg Friedrich Händel

バロック音楽の魅力が凝縮された楽曲です。

4小節の主題を基に15の変奏が展開され、リズムや旋律、和声が巧みに変化していきます。

荘厳な雰囲気の中にも、豊かな音楽性が感じられ、聴く人の心を捉えて離しません。

鍵盤楽器の練習曲としても人気が高く、ピアノを学び始めた方にもおすすめです。

シンプルな主題から複雑な音楽が生み出される過程を味わいながら、バロック音楽の奥深さを体感できるでしょう。

ヘンデルの音楽の普遍的な魅力を感じられる一曲です。

25の練習曲 Op.100 第2曲「アラベスク」Johann Burgmüller

2.アラベスク / ブルグミュラー25の練習曲 – Burgmüller:25 Etudes, No.2 Arabesque – クラシックピアノ-Classical Piano-CANACANA
25の練習曲 Op.100 第2曲「アラベスク」Johann Burgmüller

ピアノ学習者が一度は手にする『ブルグミュラー 25の練習曲』。

ドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーによって1852年に作曲された曲集の2曲目『アラベスク』は、勢いのあるかっこいい曲調で人気の高い1曲です。

右手の細かく速いパッセージはテンポを上げやすい音形で難なくクリアできることが多いですが、問題は中間部の左手。

左手にメロディが移った瞬間テンポについていけなくなり、流れが止まってしまうことも多いんです!

テンポを落とす指示のあるところ以外は冒頭の勢いを保てるよう、部分的に取り出して細かく丁寧に練習しましょう。