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偉大なアメリカのロックバンド【All Time Best】

長い歴史を持つロック。

その中でもアメリカのロックは劇的な変化をとげていきました。

現在はアメリカン・ロックといえば、パワーコードを多く用いた力強いサウンドをイメージする方が多いと思います。

もちろん、そういった特徴はしっかりとあるのですが、そこにいたるまでの変化にも魅力があります。

今回はそんなアメリカン・ロックを語る上で外せないロックバンドをピックアップしました。

それぞれのバンドにオリジナリティーや魅力があるので、ぜひ最後までご覧ください。

偉大なアメリカのロックバンド【All Time Best】(21〜40)

Thrash UnrealAgainst Me!

Against Me! – Thrash Unreal (Video)
Thrash UnrealAgainst Me!

アメリカのフロリダ州から世界へと羽ばたいたパンクロックバンド、アゲインスト・ミーは、1997年の結成以来、社会への反骨精神を音に込め続けています。

2002年にアルバム『Against Me! Is Reinventing Axl Rose』でデビューを飾り、その鋭い政治的メッセージと情熱的なサウンドで注目を集めました。

2007年にはメジャーレーベルへ移籍し、アルバム『New Wave』でBillboard 200の57位を記録。

2012年には、フロントマンのトランスジェンダーとしてのカミングアウトが話題を呼び、その経験を昇華したアルバム『Transgender Dysphoria Blues』は、2015年のGLAADメディア賞を受賞。

フォークパンクからアナーコパンクまで、多彩な音楽性と真摯なメッセージを持つ彼らの音楽は、社会の既成概念に疑問を投げかけ、自分らしく生きることの大切さを伝えています。

UnsatisfiedThe Replacements

ミネアポリスのアンダーグラウンドシーンから誕生し、パンクロックの反骨精神とポップなメロディを融合させた革新的なサウンドで知られるリプレイスメンツ。

1979年の結成以来、ウェスターバーグの感情豊かな歌声と、パンクとポップを巧みに織り交ぜた音楽性で、オルタナティブロックの礎を築きました。

1981年にアルバム『Sorry Ma, Forgot to Take Out the Trash』でデビューを飾り、ローリング・ストーン誌の「史上最高のアルバム500選」に複数作品がランクインするなど、高い評価を獲得。

1991年の解散までに、荒々しさと叙情性を併せ持つ独自の作風で、音楽シーンに多大な影響を残しました。

反抗的な音楽性の中に垣間見える繊細な感性と、生々しい演奏が魅力のバンドです。

Light My FireThe Doors

初期のロックが発展した1960年代を代表するバンドの一つとして有名なドアーズ。

彼らは『Light My Fire』に代表される、ボーカルのジム・モリソンさんの低めのボーカルラインとキーボードのレイ・マンザレクさんのクラシカルなソロが構築する美しい世界観が魅力的です。

また、彼らはピンク・フロイドやキング・クリムゾンなどに代表される複雑で発展的な「プログレッシブロック」にも大きな影響を与えました。

ドアーズが気に入ったらプログレッシブロックのバンドを聴いてみるのもオススメですよ!

Gimme All Your Lovin’ZZ Top

ZZ Top – Gimme All Your Lovin’ (Live)
Gimme All Your Lovin'ZZ Top

アメリカ・テキサス出身のズィー・ズィー・トップはギターのビリー・ギボンズさんを中心に結成された、硬派な見た目とサウンドが魅力のロックバンドです。

このバンドは音楽性のルーツがブルースになっており、ヒゲを伸ばしたビリーさんのルックスも相まってしぶい雰囲気が漂ってきます。

特にブルースを基調にしたコード進行に、テクニックに走らないエモーショナルな音づかいで聴かせるギターフレーズは聴いてみて損はないでしょう。

AloneHeart

ボーカルのアン・ウィルソンさんとギターのナンシー・ウィルソンさんという2人の女性をフィーチャーしたロックバンドとして注目を集めたハート。

彼女らは1976年にデビューし、当時は珍しかった女性のロックシーン進出の先がけ的な存在になりました。

ハートは代表曲『Alone』のように、サビで一気に盛り上がるような静と動の使い分けがうまいのが魅力の一つです。

特にボーカルのアンさんの力強い高音による曲の後半にかけての盛り上がりは、一度聴いてみたらきっとクセになってきますよ!