【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア
暖かくなってくる春は、色とりどりの草花が咲き軽やかな気持ちになります。
普段は外出が難しい高齢者の方にも春の陽気を感じていただきたいものですよね。
こちらの記事では、4月にオススメしたい工作のアイデアをご紹介します。
折り紙を折る、紙をちぎるといったシンプルな工程から、決められた形にハサミでカットするといった少し複雑な工程の作品までご用意しました。
作業の難易度は工作をおこなう高齢者の方に合わせて決めてくださいね。
指先を使うことは脳の活性化につながり、作品ができたときは達成感や充実感を感じていただけますよ。
工作レクリエーションで春の雰囲気を取り入れていきましょう。
【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア(131〜140)
春のフレームアレジメント

100円ショップでそろう材料を使ったフレームアレンジメントをご紹介します。
玄関先やお部屋などに飾ることで、手軽に春の訪れが感じられますよ。
用意するのはフレームと造花。
まずはフレームの裏ふたを外し、大きさを確かめましょう。
裏ふたに造花を接着する際、縁に重なるとフレームが閉まらなくなってしまうので注意が必要です。
中心に据える花、周りを飾る花とレイアウトを考えたら、あとは長さを調整し、ふたが閉まるように少し内側にくっつけます。
閉じた時に花がつぶれないようにできたら完成です。
簡単な工程ですので、高齢者施設でのレクリエーションなどにもオススメです。
梅とウグイスのつるし飾り

100円ショップの材料で作る、季節感あふれるつるし飾りをご紹介します。
まず土台ですが、紙ストローを短く切り、中にモールを通して5角形の形にします。
続いてウグイスです。
緑の折り紙と、和紙を丸く切りとり、重ねて貼りましょう。
折り紙でくちばしと尾、目シールを貼ればできあがり。
梅の花はピンクの折り紙を小さく丸く切り、重ねるように貼りつけて中心にビーズを添えます。
作った飾りを土台に貼りつけ、つるしひもを付けたら完成です。
梅とうぐいすが春の訪れを告げてくれるようですね。
ぜひ飾ってみてくださいね。
花瓶敷き

皿の裏にひもをテープで固定したら、切れ込みに挟んで表、裏と交互に糸を巻き付けましょう。
全ての切れ込みに糸を通したら、その糸に編み込むように中心にそって糸を縫わせていきます。
単色で作るのも良いですが、途中で違う色の糸を結んで編み込むことで違う色も組み合わせられますよ。
ちょうど良い大きさになったところでひもを全て紙皿から外し、伸びたひもを根元から結びましょう。
余分な長さをカットしたら完成です。
お好きな色を取り入れて、あなただけの花瓶敷きを作ってみてくださいね。
シロツメクサ
春の公園や庭などで見かけられるシロツメクサは、優しさと軽やかさを感じさせる植物です。
長方形の折り紙を小さくカットし、丸みをつけて花びらの形にします。
花びらの先端にはカーブを加えることで、リアルな花が演出できるでしょう。
細長くカットした紙で茎を作成し、シロツメクサの特徴的な葉の部分を表現します。
クローバーは緑のグラデーションカラーでハート型にカットした折り紙を配置します。
最後に、折り紙で作ったてんとう虫を飾りつけたら完成です。
シロツメクサとクローバーを組み合わせることで、春の訪れが壁面からも伝わる飾りです。
透けるガーランド

軽やかで春らしい雰囲気を演出できる透けるガーランド。
透ける折り紙を8分の1の幅に細長くカットします。
それぞれのパーツを順番に上下に貼り合わせ、バランスを見ながらななめにずらして接着することで、花びらのような柔らかなデザインを作ります。
同じパーツをもう1つ作って貼り合わせることで、立体感のあるガーランドの完成。
穴あけパンチを使って穴をあけてクリップを通すことで、ガーランド飾りに仕上げます。
透ける素材の折り紙を使用するため、光を通して柔らかい色合いが美しく映える作品です。