【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア
暖かくなってくる春は、色とりどりの草花が咲き軽やかな気持ちになります。
普段は外出が難しい高齢者の方にも春の陽気を感じていただきたいものですよね。
こちらの記事では、4月にオススメしたい工作のアイデアをご紹介します。
折り紙を折る、紙をちぎるといったシンプルな工程から、決められた形にハサミでカットするといった少し複雑な工程の作品までご用意しました。
作業の難易度は工作をおこなう高齢者の方に合わせて決めてくださいね。
指先を使うことは脳の活性化につながり、作品ができたときは達成感や充実感を感じていただけますよ。
工作レクリエーションで春の雰囲気を取り入れていきましょう。
【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア(71〜80)
毛玉で作るつるし飾り

桜が好きな日本人は多いのではないでしょうか?
日本を代表する花でもあるからか、桜は和風の工作にも合いますよね。
毛糸の玉に桜を装飾した、毛玉で作るつるし飾りも、和風の感じがするつるし飾りですよ。
丸めたアルミホイルを中心にして、毛糸をぐるぐると巻きつけていきましょう。
毛糸の玉に、ヒモを上下に付けていきます。
フェルトで桜の花を作り、毛糸のボーㇽに接着してください。
桜の葉もつけると、桜の雰囲気がでますよ。
室内にそのまま飾ったり、金具を付けて、キーホルダとしてもオススメです。
立体的な桜のペーパーフラワー

色画用紙やタント紙を使って、立体的な桜の花を作るのは難しいですよね。
そんな方に試していただきたいのがこちらの、クラフトパンチを使って作る桜の花。
クラフトパンチを使うと、とても簡単に立体的な桜が出来てしまうんですよ。
クラフトパンチで桜の形を切り出したら、折り目をつけていきましょう。
この折り目を付けることが、立体的なお花を作るための重要なポイントです!
花びら同士の間に切り込みを入れたら、ヘラや鉛筆などを使って花びらに丸みを帯びさせますよ。
中心をへこませ、ビーズを取り付けたら桜の花の完成です。
メッセージカードや色紙などに添えるとすてきですね。
ぜひ参考にしてくださいね。
紙で作る桜飾り

ヒモを付けて室内でゆらゆら揺れる、モビールのパーツにもオススメな、桜の作品をご紹介します。
細長い長方形にした画用紙を、数枚してください。
その画用紙を、折ったり先端をホチキスでとめて、桜の花を作りますよ。
高齢者の方も、制作しながら過去の出来事を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
桜を見ながらお花見したことや、桜の季節のエピソードなどの会話で盛り上がるかもしれませんね。
たくさん作って壁に飾り、大きな桜の木を作ってもすてきです。
ぜひ、いろいろなアレンジをして桜の作品を作ってみてくださいね。
いちご
高齢者の方が指先を使う細かな作業を楽しめる、クイリングの手法を使った立体的ないちごの作り方を紹介します。
赤い折り紙を長方形にカットし、細かい切り込みを入れます。
それを竹ぐしに巻きつけながら、くるくると形を整えていきます。
巻き終わったらボンドで固定し、少し広げることで、ふんわりとした立体感のあるいちごが完成します。
葉っぱの部分は、緑色の折り紙をカットし、ギザギザ模様をつけた後、折り込むことで立体感を出します。
作る楽しさだけでなく、完成後に壁面を彩る喜びを味わえるのも魅力です。
作品を並べると春らしい華やかさが生まれる作品です。
チューリップとちょうちょ
ペーパークイリングを使って立体的に仕上げるチューリップとちょうちょの壁面飾りです。
赤や黄色などの2種類の紙を長方形にカットし、端に両面テープを貼ります。
それを竹ぐしに巻き付け、くるくるとクイリングして花びらの輪を作ります。
輪の中にパーツを配置し、ボンドで隙間なく接着することで立体的なチューリップが完成。
葉っぱも同様にクイリングを使い、くるっと巻くことで柔らかい動きを出すのがポイントです。
ちょうちょを作る際は、羽の色や大きさを変えながらクイリングしましょう。
触覚の部分は細い紙を小さく巻き付けるとリアルに見えます。
指先を細かく動かす作業が多いため高齢者の方の手先を動かす運動にもなるでしょう。