【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア
暖かくなってくる春は、色とりどりの草花が咲き軽やかな気持ちになります。
普段は外出が難しい高齢者の方にも春の陽気を感じていただきたいものですよね。
こちらの記事では、4月にオススメしたい工作のアイデアをご紹介します。
折り紙を折る、紙をちぎるといったシンプルな工程から、決められた形にハサミでカットするといった少し複雑な工程の作品までご用意しました。
作業の難易度は工作をおこなう高齢者の方に合わせて決めてくださいね。
指先を使うことは脳の活性化につながり、作品ができたときは達成感や充実感を感じていただけますよ。
工作レクリエーションで春の雰囲気を取り入れていきましょう。
【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア(1〜10)
たんぽぽとちょうちょうの飾り

春らしさの象徴のような、たんぽぽとちょうちょの作り方です。
たんぽぽは毛糸を使って、指に30回ほど巻き取り、真ん中をギュッと同じ毛糸で結んでからたんぽぽの形になるように丸くハサミでカットしていきます。
毛糸でポンポンを作る要領ですね。
長く飛び出している毛糸を切っていくのですがついつい集中してしまう、人によってはとても楽しい作業ではないでしょうか?
たんぽぽの葉やちょうちょは色画用紙を使って作りましょう。
できたものをガーランドにしてみたり、壁面飾りにしたりといろいろな使い方ができますよ。
八重桜の飾り

カッターやホチキスを使わずにできる、お花紙とラッピングモールだけでできる八重桜の作り方です。
まずはお花紙を4等分にして、2枚を重ねてじゃばら折りにします。
そこからまた半分にたたみ、角を落として花びらの形になるようにして真ん中の折った部分をラッピングモールで止めましょう。
あとはバランスよく、二重になったお花紙を開いていくとふんわりとボリュームのある八重桜のできあがりです。
壁面飾りなどに利用してもいいですしこの八重桜を使ってリースやつるし飾りなどを作っても。
スズラン

スズランは4月から5月ごろに花を咲かせ、春の訪れを知らせる花としてのイメージも強いかと思います。
そんな春を代表する花でもあるスズランを折り紙で再現、釣鐘型のお花も立体的に作っていこうという内容です。
まずは白い折り紙を花びらが広がったような平面にカット、それを細長く丸めた茎のパーツに取り付けます。
そこからそれぞれの花びらを重ねるようにして形を整えていき、釣鐘の形に仕上げていくという流れですね。
花のパーツが完成したら、葉っぱのパーツなどを貼り付けた台紙に取り付けて完成。
お花がとび出したような形に仕上げましょう。
桜満開つるし飾り

紙皿と半透明の千代紙を使って作る桜が満開のつるし飾り。
見ているだけで春の気分になれる、かわいい工作のアイデアですよね。
作り方は簡単ですがコツコツとした地道な作業、くり抜いた紙皿の真ん中に半透明の千代紙を貼り、紙皿の部分にはパンチングで抜いた桜の花型を貼っていきます。
貼り絵のように、隙間ができないように少し重ねながら貼っていきましょう。
紙皿も余すところなく使います。
窓辺などに飾ると光が透けてとてもキレイですよ。
風車

4月、気温も心地よい季節になり天気の良い日はお散歩やひなたぼっこを楽しむ、という施設もきっと多いですよね。
そんな時にあると見ているだけで和ませてくれる、会話も弾むアイテム、折り紙で風車を作ってみるというのはどうでしょうか?
作り方はとても簡単、材料も折り紙、ストロー、画びょうがあれば作れます。
折り紙は和風の柄のもの、千代紙などを使ってもとてもかわいく仕上がりそうですよね。
車椅子に付けてみても楽しめそうです。