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オペラ初心者におすすめの名曲。おすすめのオペラの曲

オペラは楽劇や歌劇とも言われ、クラシックのなかでも総合舞台芸術と言われるジャンルです。

有名な曲の中には、トゥーランドットの『誰も寝てはならぬ』やカルメンの『闘牛士の歌』などがあり、オペラの内容を知らなくても曲だけは知っていた!

という方もきっと多いはず。

オペラは数多くの名曲を残しており、この曲を知っているとオペラを知れる入門的な楽曲をピックアップして紹介します。

オペラと聞くと難しそうと思われがちですが、実は日頃よりオペラの曲は流れていたり身近だったり、ストーリーや作曲者を知っていくと現代にも通じる面白い内容も多く、ぜひ皆さんにより知ってほしいと思いリストにしました。

ぜひ世界の名演とともに楽しんで頂けたらと思います。

オペラ初心者におすすめの名曲。おすすめのオペラの曲(21〜30)

月に寄せる歌Antonín Dvořák

ドヴォルザーク《ルサルカ》「月に寄せる歌」シュブルトヴァー
月に寄せる歌Antonín Dvořák

ドヴォルザークはチェコの作曲家で、国民楽派のひとりに数えられています。

民話や民謡を元にした作品を多く残していますが、オペラではおとぎ話を題材にした「ルサルカ」が有名で「月に寄せる歌」はその中の1曲です。

「魔弾の射手」序曲Carl Maria von Weber

【ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲】指揮:エリアス・グランディ 管弦楽:読売日本交響楽団
「魔弾の射手」序曲Carl Maria von Weber

ウェーバーが作曲した「魔弾の射手」は、メルヘン・オペラの傑作のひとつに数えられます。

メルヘン・オペラは民話を題材にしたものが多くあります。

この作品は「7発中6発は射手の思うままに命中するが、残る1発は悪魔の望む所に命中してしまう」という民話を題材としています。

ファウストのワルツCharles Francois Gounod

グノー - 歌劇《ファウスト》から ファウストのワルツ
ファウストのワルツCharles Francois Gounod

グノーはフランスの後期ロマン派の作曲家です。

ゲーテの戯曲「ファウスト」の作曲で一躍有名になり、ワルツはその中の1曲です。

彼が抒情的オペラで成功をおさめることで、フランスオペラの方向性が明らかになり「フランス近代歌曲の父」とも呼ばれています。

人知れぬ涙Gaetano Donizetti

ドニゼッティ 《愛の妙薬》 「人知れぬ涙」 ルイジ・アルヴァ
人知れぬ涙Gaetano Donizetti

ドニゼッティはイタリアのオペラ作曲家です。

ロマン期のオペラの名作がイタリアに数多くあるのは、イタリアが「歌の国」であることと大きく関係しています。

彼は70作ほどにオペラを書きましたが、この曲は「愛の妙薬」の中の1曲です。

「エフゲニー・オネーギン」よりワルツPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」より”ワルツ”|オペラ・歌劇【フルオーケストラ演奏】ボローニャ歌劇場フィルハーモニー[吉田裕史指揮]
「エフゲニー・オネーギン」よりワルツPyotr Tchaikovsky

チャイコフスキーもロシアの作曲家です。

バレエ「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」「交響曲第6番」などが有名ですが、オペラ作品も数多く手がけました。

「エフゲニー・オネーギン」は、チャイコフスキーが作曲したオペラの中で、もっとも上演機会が多い作品です。

清らかな女神Vincenzo Bellini

ベッリーニ 《ノルマ》 「清らかな女神」 シミオナート
清らかな女神Vincenzo Bellini

ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニの3人が作ったイタリア製のオペラは「ベルカント・オペラ」と呼ばれ、イタリアの声楽に多大な影響を与えました。

この優雅で美しい曲は、ベッリーニの代表的オペラ「ノルマ」の中の1曲です。

恋とはどんなものかしらWolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト 《フィガロの結婚》「恋とはどんなものかしら」シュヴァルツコップ
恋とはどんなものかしらWolfgang Amadeus Mozart

古典派でもっとも有名なオペラ作曲家と言えば、やはりモーツァルトではないでしょうか。

交響曲からピアノ曲まで、さまざまな編成で傑作を残しましたが、彼の芸術の中心はオペラでした。

この曲は「フィガロの結婚」の中の有名な1曲です。