オペラ初心者におすすめの名曲。おすすめのオペラの曲
オペラは楽劇や歌劇とも言われ、クラシックのなかでも総合舞台芸術と言われるジャンルです。
有名な曲の中には、トゥーランドットの『誰も寝てはならぬ』やカルメンの『闘牛士の歌』などがあり、オペラの内容を知らなくても曲だけは知っていた!
という方もきっと多いはず。
オペラは数多くの名曲を残しており、この曲を知っているとオペラを知れる入門的な楽曲をピックアップして紹介します。
オペラと聞くと難しそうと思われがちですが、実は日頃よりオペラの曲は流れていたり身近だったり、ストーリーや作曲者を知っていくと現代にも通じる面白い内容も多く、ぜひ皆さんにより知ってほしいと思いリストにしました。
ぜひ世界の名演とともに楽しんで頂けたらと思います。
オペラ初心者におすすめの名曲。おすすめのオペラの曲(21〜30)
歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner

荘厳で神聖な雰囲気を持つこの楽曲は、ゆったりとしたテンポで進行し、豊かなオーケストレーションが際立っています。
金管楽器と弦楽器の調和が美しく、聴く人の心に深い感動を与えます。
1850年8月に初演されたこの曲は、オペラの一場面を描写しており、主人公の純粋さや儀式の荘厳さを見事に表現しています。
結婚式や宗教的な儀式のBGMとしても使用され、多くの人々に親しまれています。
クラシック音楽に興味がある方はもちろん、心に響く美しい旋律を求めている方にもおすすめの一曲です。
ルルの歌Alban Berg

20世紀初頭、機能和声音楽によらない新しい作曲技法を用いたのが「新ウィーン楽派」と呼ばれる作曲家集団です。
ベルクはこの「新ウィーン楽派」のひとりです。
「ルル」は彼の代表作でしたが、彼が逝去の後に、未完成のまま上演されました。
その後、完全版(3幕版)が作られています。
オペラ初心者におすすめの名曲。おすすめのオペラの曲(31〜40)
「オルフェオ」より”トッカータ”Claudio Monteverdi

バロック時代のオペラをけん引した、イタリアの作曲家モンテヴェルディの作品です。
彼の初期の代表作「オルフェオ」は大成功をおさめ、この影響でオペラは急速に発展しました。
この曲は、オペラ「オルフェオ」の最初に流れる序曲で、特に知られている有名な序曲です。
夢のパントマイムEngelbert Humperdinck

ドイツではワーグナー以降、なかなかヒットするオペラが誕生しませんでした。
そのような時代に成功をおさめたのが、フンパーディンク作曲の「ヘンゼルとグレーテル」です。
これはメルヘン・オペラに数えられる演目のひとつで、メルヘン・オペラとはドイツロマン派オペラの1ジャンルです。
サマータイムGeorge Gershwin

アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが作曲したオペラ「ポギーとべス」の中でも、特に有名な曲です。
「サマータイム」は、のちにジャズやポップスでも演奏されるようになり、現代のバラードの中でも人気の曲になっています。
ローマの謝肉祭Hector Berlioz

ベルリオーズは、ロマン派時代のフランスの作曲家です。
作曲だけではなく、音楽の教科書として使われる「管弦楽法」という名著も残している音楽教育家でもありました。
「ローマの謝肉祭」は、オペラ「ベンヴェヌート・チェッリーニ」の第2幕の前奏曲です。
「優雅なインドの国々」より”ロンド”Jean-Philippe Rameau

フランス・バロックを代表する作曲家のひとりが、ラモーです。
ラモーの名は今日では音楽理論の方面で有名ですが、リュリの後継者としてフランス・オペラを作りだした人物でもありました。
「優雅なインドの国々」は、フランス・バロックで人気のあったジャンル「オペラ=バレ」の作品です。





