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ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽

かつてその肖像画がフランスの10フラン札にもなったロマン派の巨匠、ルイ・エクトル・ベルリオーズ。

ベルリオーズの生み出した楽曲には『幻想交響曲』を筆頭に、さまざまな文学作品に影響を受けて作られたものがあります。

また、楽器編成の大規模な拡張や、色彩的な管弦楽法によってロマン派音楽の動向を先取った作曲家でもあり、今回はそんなベルリオーズの原点となった作品を楽章ごとにもわけてリスト化してみました。

ぜひお聞きいただけたらと思います。

もくじ

ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽(21〜40)

幻想交響曲第1楽章「夢、情熱」Hector Berlioz

「幻想交響曲」はベルリオーズ自身の失恋に基づいて作った音楽です。

病的な若い音楽家が恋の悩みによる絶望からアヘンの服毒自殺を図りますが、死には至らず、幻想に見たものが音楽的な映像となって現われます。

第1楽章は愛する彼女を思う喜び、情熱、苦しみが描かれています。

悲歌Hector Berlioz

BERLIOZ Tristia | Swedish RC, Mahler CO, C.Abbado | video 2003 ®
悲歌Hector Berlioz

ベルリオーズが作曲した合唱とオーケストラのための作品。

全三楽章からなる。

曲名の通り全体を通して暗く重い雰囲気であるが、垣間見るハーモニーの美しさがまた僅かな希望を感じさせる。

第三曲目の冒頭のコーラスの緊張感が独特で魅力的である。

レクイエムより第4曲:恐るべき力もてる王Louis Hector Berlioz

レクイエム(Requiem)- 死者のための大ミサ曲(Grande Messe des morts)作品5より、第4曲:恐るべき力もてる王(Rex tremendae)。

合唱:ベルリン・オラトリオクワイア、オーケストラ:ベルリン交響楽団、トーマス・ヘニッヒさんの指揮です。

交響曲「イタリアのハロルド」より第2楽章Louis Hector Berlioz

交響曲「イタリアのハロルド(Harold en Italie)」作品16より、第2楽章:夕べの祈祷を歌う巡礼の行列。

ヴィオラ独奏はフェリッサ・エルナンデスさん、メキシコ・シティー・フィルハーモニック・オーケストラの演奏、指揮はホセ・エリアンさんです。

交響曲「イタリアのハロルド」より第3楽章Louis Hector Berlioz

交響曲「イタリアのハロルド(Harold en Italie)」作品16より、第3楽章:アブルッチの山人がその愛人によせるセレナード。

山人の牧童が奏でる民謡を転用しています。

ヴィオラはチンギスMaemedovさん、メキシコ州立交響楽団と指揮ビルヒリオ・バレさん。

劇的交響曲「ロメオとジュリエット」第1部よりLouis Hector Berlioz

Hector Berlioz: Roméo et Juliette: Introduction – Codarts Symphony Orchestra
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」第1部よりLouis Hector Berlioz

劇的交響曲「ロメオとジュリエット(Roméo et Juliette)」第1部:序奏(Introduction)より、争い・騒動・領主の仲裁。

この交響曲はシェイクスピアの悲劇を題材にした作品です。

演奏はロッテルダムのコダーツ交響楽団、アリー・ファン・ベークさんの指揮。