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ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽

ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽
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ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽

かつてその肖像画がフランスの10フラン札にもなったロマン派の巨匠、ルイ・エクトル・ベルリオーズ。

ベルリオーズの生み出した楽曲には『幻想交響曲』を筆頭に、さまざまな文学作品に影響を受けて作られたものがあります。

また、楽器編成の大規模な拡張や、色彩的な管弦楽法によってロマン派音楽の動向を先取った作曲家でもあり、今回はそんなベルリオーズの原点となった作品を楽章ごとにもわけてリスト化してみました。

ぜひお聞きいただけたらと思います。

もくじ

ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽(1〜20)

交響曲「イタリアのハロルド」より第4楽章Louis Hector Berlioz

Mvt. 4.1 – Orgy of the Brigands from “Harold in Italy” by Berlioz 1/2
交響曲「イタリアのハロルド」より第4楽章Louis Hector Berlioz

ルイ・エクトル・ベルリオーズの代表作の一つである交響曲から、最終楽章を取り上げます。

ここでは、山賊たちの饗宴が描かれており、激しいリズムと情熱的な旋律が特徴です。

独奏ヴィオラが象徴的に主人公を表現し、オーケストラ全体で荒々しい情景を生み出しています。

1834年11月にパリ音楽院ホールで初演された本作は、ロマン派音楽の革新性を示す重要な作品となりました。

クラシック音楽の新しい可能性を感じたい方や、音楽で物語を体験したい方におすすめです。

壮大な音楽世界に没頭したい時、ぜひ聴いてみてください。

レクイエムより第9曲:サンクトゥスLouis Hector Berlioz

Sanctus – Requiem Berlioz / Enrique Pina – Coro Catedral Santo Domingo – Dir. Fernando Herrera
レクイエムより第9曲:サンクトゥスLouis Hector Berlioz

ロマン派音楽の革新者として知られるエクトル・ベルリオーズが手掛けた『レクイエム』の一部である本作。

神聖な雰囲気を醸し出す美しいテナーソロと、荘厳な合唱が特徴的です。

「聖なるかな」という歌詞が繰り返され、神への深い畏敬の念が表現されています。

1,000人以上の合唱団員を要するなど、その規模の大きさも圧巻。

ベルリオーズならではの繊細な管楽器の使用や、突如現れる力強い打楽器が印象的で、聴く者を荘厳な音楽世界へと誘います。

宗教音楽に興味がある方や、ロマン派音楽の真髄を味わいたい方にぜひお勧めしたい一曲です。

幻想交響曲より第2楽章Louis Hector Berlioz

ベルリオーズ : 幻想交響曲 第2楽章 舞踏会
幻想交響曲より第2楽章Louis Hector Berlioz

エクトル・ベルリオーズを代表とする交響曲「幻想交響曲(Symphonie fantastique)作品14より、第2楽章:舞踏会(Un bal)」。

ベルリオーズはシェイクスピア劇団の女優ハリエット・スミスソンに恋をしますが思いは通じずその体験がこの交響曲の元になっています。

この曲はその2楽章にあたり、舞踏会という表題あり、プログラムノートにも『とある舞踏会の華やかなざわめきの中で、彼は再び愛する人に巡り会う』とあり、とても華やかな恋のワルツとなっています。

「ファウストの劫罰」 より「ラコッツィ行進曲」Louis Hector Berlioz

「ファウストの劫罰」 より「ラコッツィ行進曲」 Rákóczi March 2006
「ファウストの劫罰」 より「ラコッツィ行進曲」Louis Hector Berlioz

ハンガリーの民族的な英雄にちなんだ行進曲が、フランスのロマン派を代表する作曲家エクトル・ベルリオーズの手によって壮大な管弦楽曲へと生まれ変わりました。

力強い金管楽器の響きと、勇ましい行進のリズムが特徴的で、聴く者の心を熱くさせます。

1846年、ペストでの初演時には聴衆を熱狂させ、その後も多くの人々を魅了し続けています。

民族の誇りと情熱を音楽で表現した本作は、クラシック音楽に興味のある方はもちろん、壮大な音楽体験を求める全ての人におすすめです。

序曲「ローマの謝肉祭」Louis Hector Berlioz

ベルリオーズ作曲 序曲「ローマの謝肉祭」
序曲「ローマの謝肉祭」Louis Hector Berlioz

ロマン派音楽の傑作として知られるこの序曲は、祝祭的な雰囲気と華麗なオーケストレーションが特徴です。

聴衆を魅了する美しいコル・アンギレのメロディと、サルタレッロの軽快なリズムが印象的です。

1844年に初演された本作は、ローマの謝肉祭の情景を見事に描き出し、大きな賞賛を得ました。

オーケストラの色彩が豊かな響きと、ダイナミックな展開が楽しめる作品で、クラシック音楽を身近に感じたい方や、祝祭的な雰囲気を味わいたい方におすすめです。

歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」より序曲Louis Hector Berlioz

フランス・ロマン派の巨匠による華麗な序曲です。

大胆な管弦楽法と情熱的な旋律が聴く人を魅了します。

イタリアの彫金師チェッリーニの人生を描いたオペラの幕開けを飾る本作は、芸術家の闘いや英雄的な個性を壮大に表現しています。

1838年に初演された際は不評でしたが、その後演奏会用として独立し高く評価されるようになりました。

豊かな音響と劇的な展開が特徴で、ロマン派音楽の醍醐味を堪能できます。

クラシック音楽の醍醐味を味わいたい方や、壮大な音楽ドラマを体験したい方におすすめの一曲です。

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