ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽
かつてその肖像画がフランスの10フラン札にもなったロマン派の巨匠、ルイ・エクトル・ベルリオーズ。
ベルリオーズの生み出した楽曲には『幻想交響曲』を筆頭に、さまざまな文学作品に影響を受けて作られたものがあります。
また、楽器編成の大規模な拡張や、色彩的な管弦楽法によってロマン派音楽の動向を先取った作曲家でもあり、今回はそんなベルリオーズの原点となった作品を楽章ごとにもわけてリスト化してみました。
ぜひお聞きいただけたらと思います。
ベルリオーズの名曲。人気のクラシック音楽(31〜40)
葬送と勝利の大交響曲より第3楽章Louis Hector Berlioz

葬送と勝利の大交響曲(Grand symphonie funèbre et triomphale)作品15より、第3楽章:アポテオーズ(Apothéose)。
この交響曲は、革命犠牲者を記念碑に改葬する式典のための作品です。
演奏はユタ・オールステート・バンド、サミュエル・ヘイゾさんの指揮。
レリオ、あるいは生への復帰より第1曲:漁師Louis Hector Berlioz
レリオ、あるいは生への復帰(Lélio, ou Le retour à la vie)作品14bより、第1曲:漁師(Le pêcheur)。
この作品は「幻想交響曲」の続編としてベルリオーズの失恋体験を元にしています。
ジョン・アーヴィンさんのテノール、ピアノはリタ・カウフマンさん。
キリストの幼時Hector Berlioz

「幻想交響曲」で知られるフランスのロマン派の作曲家、ベルリオーズが作曲したオラトリオ。
フランス語の歌詞も全てベルリオーズによるもの。
当時偏見や悪意に満ちた酷評に悩んでいたベルリオーズが自身の名前を伏せて発表し、聴衆と批評家が絶賛したので後にベルリオーズは「自分の作品である」と発表し、評価を取り戻しました。
ローマの謝肉祭Hector Berlioz

ベルリオーズは、ロマン派時代のフランスの作曲家です。
作曲だけではなく、音楽の教科書として使われる「管弦楽法」という名著も残している音楽教育家でもありました。
「ローマの謝肉祭」は、オペラ「ベンヴェヌート・チェッリーニ」の第2幕の前奏曲です。
劇的物語「ファウストの劫罰」より「ラコッツィ行進曲」Hector Berlioz

「ラコッツィ行進曲」は、もともとハンガリーの民謡で、作曲者は不明です。
ベルリオーズがこの曲を自作「ファウストの劫罰」の中で用いたことで、有名になりました。
「ファウストの劫罰」は、ドイツの作家ゲーテの著書「ファウスト」に基づいた作品。
本作はハンガリーの軍隊行進曲としても使われています。
幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

この曲はベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲です。
幻想交響曲の特徴は「固定観念」です。
現代では普通のことですが、当時は斬新な発想だったそうです。
この曲には「ある芸術家の生涯の挿話」という表題がつけられています。
彼自身の失恋体験をもとに作られたと言われています。
幻想交響曲より第5楽章「魔女の夜宴の夢」Hector Berlioz

エクトル・ベルリオーズが24歳のときに作曲した交響曲の最終楽章。
アヘンの影響下で見る恐ろしい幻覚を描いており、主人公の葬儀に魔女や亡霊、怪物たちが集まる狂乱の宴が繰り広げられます。
不気味で重厚な雰囲気の中、魔物たちの舞踏が描写されるさまは圧巻。
ヴァイオリンの特殊な奏法や重々しい鐘の音が、死と混沌の世界観を見事に表現しています。
ハロウィンパーティー や怖い話をする際の BGM としてぴったり。
ゾクゾクする音楽を楽しみたい方にオススメです。
幻想交響曲第1楽章「夢、情熱」Hector Berlioz

「幻想交響曲」はベルリオーズ自身の失恋に基づいて作った音楽です。
病的な若い音楽家が恋の悩みによる絶望からアヘンの服毒自殺を図りますが、死には至らず、幻想に見たものが音楽的な映像となって現われます。
第1楽章は愛する彼女を思う喜び、情熱、苦しみが描かれています。
悲歌Hector Berlioz

ベルリオーズが作曲した合唱とオーケストラのための作品。
全三楽章からなる。
曲名の通り全体を通して暗く重い雰囲気であるが、垣間見るハーモニーの美しさがまた僅かな希望を感じさせる。
第三曲目の冒頭のコーラスの緊張感が独特で魅力的である。
レリオ、あるいは生への復帰より第4曲:幸福の歌Louis Hector Berlioz

レリオ、あるいは生への復帰(Lélio, ou Le retour à la vie)作品14bより、第4曲:幸福の歌(O mon bonheur, ma vie)。
ベルリオーズは「幻想交響曲」と「レリオ」を続けて演奏するよう指定しています。
マイケル・スパイレスさんのテノール独唱です。


