【ジャズの殿堂】ブルーノート・レコードの名盤。おすすめのジャズアルバム
ジャズに興味を持たれた方がクラシックな名盤のCDやレコードを手に取ったとして、ジャケットに「BLUE NOTE」と刻印されたアルバムが多いことに気付かれることでしょう。
ブルーノート・レコードはジャズの歴史において最も重要なレコード会社であり、ジャズを志すミュージシャンにとってもリスナーにとっても憧れの名門レーベルです。
時代を感じさせないスタイリッシュで洗練されたアートワークも素晴らしく、レコードで持っておきたいというファンも多いのですよ。
今回は、そんな名門レーベルが世に送り出したジャズの名盤を紹介しています。
近年の傑作もいくつか取り上げていますから、ぜひチェックしてみてください!
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【ジャズの殿堂】ブルーノート・レコードの名盤。おすすめのジャズアルバム(41〜50)
Capuchin SwingJackie Mclean

ジャッキー・マクリーンは、アメリカ・ニューヨーク出身のジャズ・サックス奏者で高校時代には既にアルト・サックス奏者として熟練したテクニックを身に付けていおり、ケニー・ドリューやソニー・ロリンズと共演しました。
20歳になった1951年10月には才能を認められマイルス・デイヴィスのアルバム「ディグ」の録音に参加しています。
アルバム「Capuchin Swing」は、1960年のブルーノートでリリースされトランペットのブルー・ミッチェルと共演(きょうえん)も魅力的です。
Here TisLou Donaldson

ジャズの神髄が詰まった名曲、Lou Donaldsonさんの演奏する本作は聴く人を魅了します。
1961年にリリースされたアルバム『Here ‘Tis』に収録された楽曲で、ハードボップからソウルジャズへの移行期を象徴する一曲。
ブルージーな要素を取り入れながらも、エネルギッシュな演奏スタイルは健在。
サポートメンバーとの絶妙な掛け合いが生み出す流動的なグルーヴは、まさに聴く者を虜にします。
ジャズファンはもちろん、新たな音楽体験を求める方にもおすすめ。
心地よい空間に身を委ねながら、Lou Donaldsonさんの魂のこもった演奏をお楽しみください。
Birth Of The CoolMiles Davis

ジャズ史に革命を起こした名盤『Birth Of The Cool』。
クールでありながら情熱的なサウンドは、今なお多くのリスナーを魅了し続けています。
1957年2月にリリースされたこのアルバムは、マイルス・デイビスさんの革新的なアイデアが詰まった傑作です。
ビバップの複雑さを残しつつ、より洗練された表現を追求した本作は、クール・ジャズという新たなジャンルを確立。
9人編成のユニークな楽器構成が生み出す柔らかな音色は、まるで人間の声のよう。
ジャズファンはもちろん、クラシックや現代音楽に興味がある方にもおすすめの1枚です。
Bass on TopPaul Chambers

ポール・チェンバースは、4ビートのJAZZベースの頂点に君臨した1950年代から1960年代初めに活躍した名ベーシストで、個性の強い各アーティストのセッションでのサウンドを自分のベース演奏で見事に調和させてしまう天才的能力の持ち主でした。
1957年リリースされた「Bass on Top」はチェンバースの代表アルバムです。
Bottoms Up!The Three Sounds

安定感がありマイルドで心地良さを感じるピアノ・トリオのザ・スリー・サウンズ初期の傑作が1959年8月にブルーノートからのリリースされたアルバム「Bottoms Up!」です。
ピアノのジーン・ハリス、ドラムのビル・ダウディ、ベースのアンドリュー・シンプキンスの息の合ったセッションが素晴らしいアルバムです。
Davis CupWalter Davis Jr

ウォルター・デイヴィス・ジュニアは、ジャッキー・マクリーンの「ニュー・ソイル」やドナルド・バードの「バード・イン・ハンド」に参加して実績を積み、1960年に全曲を自身で作曲した「デイヴィス・カップ」をブルーノートからリリースしました。
明るくて活気に溢れた曲が多く、メンバーと織りなすセッションが最高にクールなアルバムです。
The Magnificent Thad JonesThad Jones

伝説のビッグバンド「サド・メル・オーケストラ」の創設者リーダーとしてのイメージが強いサド・ジョーンズですが、元はカウント・ベイシー楽団で人気No.1のトランペット奏者でした。
そんな彼の温かみのある素晴らしいトランペット演奏を聴く事ができるアルバムが1957年リリースされた「The Magnificent Thad Jones」です。