カリプソ音楽の魅力。カリビアン発の熱い名曲の世界へ
カリブ海の陽光に輝く音楽、カリプソ。
ハリー・ベラフォンテさんの「バナナボート・ソング」は、船着き場の労働者たちの歌から生まれ、世界中で愛される名曲となりました。
トリニダード・トバゴのマイティ・スパローさんやロード・キッチナーさんによって育まれ、カーニバルの熱気とともに進化を続けてきたカリプソ。
そのリズムには、人々の暮らしと喜び、そして太陽の光が注ぎ込まれています。
カリブ海からの贈り物、心躍るカリプソの世界へ、さあ出かけてみましょう。
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カリプソ音楽の魅力。カリビアン発の熱い名曲の世界へ(1〜10)
Portrait of TrinidadMighty Sniper

トリニダード・トバゴのカリプソ音楽界を代表する歌手、マイティ・スナイパーさんの代表作です。
祖国への愛と誇りを、陽気なカリビアンリズムに乗せて歌い上げた本作は、まるで青い海と白い砂浜が目の前に広がるような開放感に満ちています。
しかし、その歌声の裏には、独立後の国づくりに直面する社会への鋭い視線も隠されています。
1965年にRCA Victorからシングルとして発売され、同年のカリプソ・モナーク・コンテストで見事優勝を果たしました。
温かな太陽の光とカーニバルの熱気を感じながら、カリプソならではの風刺とユーモアを楽しみたい方にぴったりの一曲です。
南国の休日気分を味わいたいときや、心が躍るような音楽に触れたいときにおすすめします。
CryingSinging Sandra

シンギング・サンドラの名で知られるサンドラ・デスヴィーニュ=ミリントンさんは、1980年代から活動するトリニダード・ドバゴのカリプソニアンです。
彼女はカリプソのコンペティションであるCalypso Monarchにおいて、1999年と2003年にタイトルを獲得しています。
Victory Test MatchLord Beginner

イギリス本土でのクリケットの歴史的勝利を、陽気なリズムと温かみのある歌声で祝福した一曲です。
トリニダード・トバゴ出身のロード・ビギナーさんが、1950年6月にウェスト・インディーズ代表チームがイングランドを破った瞬間を、カリプソ音楽の魅力たっぷりに描き出しています。
本作は同年にMelodiscレーベルから10インチのシェラック盤としてリリースされた作品で、B面には「Sergeant Brown」が収録されています。
試合の展開や選手たちの活躍を生き生きと表現した歌詞は、スポーツファンはもちろん、カリブ海の音楽文化に興味を持つ方にもおすすめです。
カリプソ音楽の魅力。カリビアン発の熱い名曲の世界へ(11〜20)
Small Island CarnivalThe Mighty Spoiler

カリブ海の陽光を感じさせる、陽気で心躍るメロディが印象的なカリプソ楽曲です。
トリニダード・トバゴ出身のマイティ・スポイラーさんは、1940年代から50年代にかけてのカリプソ黄金期を代表する歌手で、その風刺的な歌詞とユーモアあふれる表現で人気を博しました。
本作は、島国のカーニバルの華やかさと社会風刺を巧みに織り交ぜた楽曲で、アルバム『Unspoilt』に収録。
1948年、1953年、1955年と3度のカリプソ・モナーク受賞に輝いた彼の真骨頂が光ります。
陽気な音楽と共に、カリブ海の文化に触れてみたい方にお勧めです。
Hot-Hot-HotArrow

1959年から活動をしていたカリプソ&ソカ・ミュージシャンのアローさんによって、1983年にリリースされたカリビアン・クラシック・トラック。
アメリカではクルーズ船や結婚式、その他のお祝いの場でとても人気のある曲となっています。
1994年には「World Carnival Mix ‘94」がリリースされ、イギリスでなどでヒットしました。
Jump In the LineHarry Belafonte

カリブ海の陽光と熱気に満ちたリズムが印象的な名曲です。
アメリカのハリー・ベラフォンテさんが1961年11月にアルバム『Jump Up Calypso』に収録したカリプソの逸品で、ビルボード200チャートで第3位を記録する大ヒットとなりました。
スティールパンやパーカッションが織り成す躍動感あふれるサウンドに、ベラフォンテさんの明瞭な歌声が溶け込み、太陽の光を浴びて踊るような開放感を生み出しています。
本作は、1988年の映画『ビートルジュース』のエンディングで使用され、新たな世代にも愛されるようになりました。
カリプソ音楽の魅力を堪能したい方、心の中で太陽を感じたい方にぴったりな一曲です。
Mary AnnRoaring Lion

カリブ海のリズムと太陽の光を浴びて生まれた傑作です。
トリニダード・トバゴ出身のローリング・ライオンさんが1945年に残した本作は、海辺で働く女性を描いた愉快な歌詞と、心地よいカリプソのリズムが織りなす傑作です。
カリプソ特有のユーモアと心温まるメロディが見事に調和し、ビーチサイドで過ごす至福のひとときを連想させます。
米国では1957年にテリー・ギルキーソンさんとザ・イージー・ライダースによるカバーがビルボードチャート4位を記録し、ヒルトッパーズのバージョンも3位に輝きました。
爽やかな海風のような心地よさを持つ本作は、夏のドライブや休日のBBQなど、開放的な気分を味わいたい時におすすめです。





