カフェのBGMに!おしゃれなボサノバ名曲まとめ【2025】
スタイリッシュなカフェで流れる心地良い音楽に、ふと耳を傾けたことはありませんか?
会話も邪魔しない、でも空気感をグッと高めてくれる。
そんな魔法のような効果を持つのが、ボサノバの名曲たち。
ゆったりとしたリズムとメロディ、そしてブラジルの温かな陽光を感じさせるサウンドは、まさにカフェのBGMに最適です。
今回は、おしゃれなカフェで実際に使用されている人気の曲から、心落ち着く癒やしの一曲まで、カフェのBGMにぴったりなボサノバを定番の名曲はもちろんボサノバに影響を受けた最新の注目曲までご紹介します。
気分を上げたい時、ゆっくりとした時間を過ごしたい時に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カフェのBGMに!おしゃれなボサノバ名曲まとめ【2025】(1〜10)
From the StartNEW!Laufey

アイスランドの音楽一家に育ち、チェロやピアノも操るマルチな才能で注目を集めるシンガーソングライター、ラウフェイさん。
彼女が2023年にリリースしたグラミー受賞アルバム『Bewitched』に収録されているこの楽曲は、友人への片想いをテーマにしたチャーミングな一曲です。
軽やかなボサノヴァのリズムと、まるで会話のような親密な歌声が心地良く響きますよ。
届かない想いの切なさを抱えながらも、心のときめきが溢れてしまう主人公の姿が目に浮かぶようです。
2分49秒というコンパクトな尺の中に、ジャズの洒脱さとポップの親しみやすさが凝縮された本作は、まさに現代のスタンダードと呼べる名曲でしょう。
カフェでのひとときを、さりげなくも上質に演出してくれるはず。
ぜひチェックしてみてくださいね!
The Girl From IpanemaNEW!Astrud Gilberto & Stan Getz

アメリカにおけるボサノバ・ブームの火付け役となったスタン・ゲッツさんと、ブラジル出身の歌手アストラッド・ジルベルトさんが組んだ一曲です。
リオのイパネマ海岸を歩く少女へ向けた、甘く切ない片思いを歌ったこの楽曲は、ボサノヴァを代表する名曲と言えるのではないでしょうか。
実はプロ歌手ではなかったアストラッドさんの、囁くような歌声がその儚い恋心を際立たせているのですね。
本作を収録した名盤『Getz/Gilberto』は1965年のグラミー賞でジャズ作品として史上初の最優秀アルバム賞を受賞。
映画『Juno』などでも使用されました。
カフェでのひとときを、より豊かでおしゃれな時間に変えてくれること間違いなしです!
Lover GirlNEW!Laufey

ジャズやクラシックを融合したスタイルで人気を集めるアーティスト、ラウフェイさん。
音楽一家に生まれ、そのハイセンスな音楽性は第66回グラミー賞を受賞するなど、多くのリスナーから愛されていますね。
そんな彼女が2025年6月に公開した作品は、心地よいボサノバのリズムが印象的なジャズ・ポップです。
この楽曲は、遠くにいる恋人を想う切ない心情を、穏やかで美しいメロディに乗せて描いています。
豊かなストリングスとピアノが織りなす奥深いサウンドは、まさに味わい深い名曲と言えるでしょう。
アルバム『A Matter of Time』にも収められた本作は、カフェでゆったりとした時間を過ごしたい時にピッタリの1曲です。
WaveNEW!Antônio Carlos Jobim

ボサノヴァの父として、サンバとジャズを融合させブラジル音楽の世界的な評価を高めたアントニオ・カルロス・ジョビンさん。
彼が1967年に手がけた楽曲は、自身のアルバム『Wave』の表題曲として制作されたインストゥルメンタルの名曲です。
この楽曲は、愛に身を委ね、二人で夢を分かち合うことで孤独な心が満たされていくという詩的なテーマが魅力となっています。
寄せては返す波のように優雅なメロディラインが、その繊細な感情の揺れ動きを表現しているかのようですね。
本作は1967年当時にリリースされた後、フランク・シナトラさんをはじめおよそ500回も録音されているジャズの定番曲であり、ジョビンさん自身が手がけた英語詞でも歌われています。
そんな名盤『Wave』はビルボードのジャズチャートで5位を記録しました。
午後のカフェでゆったりと過ごす時間のBGMとして、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
The Perfect PairNEW!beabadoobee

揺れるようなボサノバのリズムと、甘くささやくような歌声が心地よく合っています。
フィリピン生まれ、ロンドン育ちのシンガーソングライター、ビーバドゥービーさんの楽曲です。
2022年7月にリリースされたアルバム『Beatopia』に収録されています。
完璧に見える二人の裏側にある、すれ違いや倦怠感といった繊細な心情がつづられたような歌詞も、どこか物憂げな雰囲気にぴったりです。
アンニュイながらもおしゃれなサウンドが、一人で物思いにふけるカフェの時間をもっとすてきなものにしてくれるはず。
少し切ないメロディが心に染みます。
DesafinadoNEW!Stan Getz & Joao Gilberto

ジャズ・ミュージックにボサノバの要素を持ち込み、一大ブームを巻き起こしたスタン・ゲッツ & ジョアン・ジルベルト。
彼らが1964年に制作した歴史的名盤『Getz/Gilberto』には、カフェで流れる音楽の定番が詰まっていますね。
「音痴」を意味するタイトルが付けられたこの楽曲は、当時まだ新しかったボサノヴァへの批判にウィットで応えた一曲と言われています。
ささやくような歌声とギターに、クールでリリカルなサックスが寄り添うサウンドは、まさに大人のための時間。
本作が収録されたアルバムは1965年のグラミー賞で年間最優秀アルバムを受賞し、その評価を不動のものにしました。
映画『ミニオンズ フィーバー』でカバーされるなど、世代を超えて愛され続けているのも納得です。
おしゃれな空間でじっくりと耳を傾けたい名演ですね。
Something BigNEW!Burt Bacharach

これから始まる「何か大きなこと」を予感させる、希望に満ちたサウンドが魅力的な作品です。
手がけたのは、20世紀のポピュラー音楽シーンで最も影響力のある作曲家の一人、バート・バカラックさん。
本作は、1973年に発表された彼自身のソロ・アルバム『Living Together』の冒頭を飾るナンバーとして知られています。
ボサノバはもちろんジャズやクラシックの要素を巧みに取り入れた豊かなハーモニーと、繊細で美しいメロディーラインが溶け合い、きらびやかで高揚感のある楽曲に仕上がっていますよ。
会話を邪魔せず、それでいて空間をぐっとおしゃれに彩るこの楽曲は、まさにカフェでのBGMに最適と言えるでしょう。
気分を上げて特別な時間を過ごしたいという方は、ぜひ聴いてみてください。