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カリプソ音楽の魅力。カリビアン発の熱い名曲の世界へ

カリブ海の陽光に輝く音楽、カリプソ。

ハリー・ベラフォンテさんの「バナナボート・ソング」は、船着き場の労働者たちの歌から生まれ、世界中で愛される名曲となりました。

トリニダード・トバゴのマイティ・スパローさんやロード・キッチナーさんによって育まれ、カーニバルの熱気とともに進化を続けてきたカリプソ。

そのリズムには、人々の暮らしと喜び、そして太陽の光が注ぎ込まれています。

カリブ海からの贈り物、心躍るカリプソの世界へ、さあ出かけてみましょう。

カリプソ音楽の魅力。カリビアン発の熱い名曲の世界へ(21〜30)

Kitch’s Bebop CalypsoLord Kitchener

カリブ海の太陽のように輝く音楽の魅力を、鮮やかに描き出したカリプソとビバップ・ジャズの融合作品です。

トリニダード・トバゴ出身のロード・キッチナーさんが、1951年3月にロンドンでフレディ・グラントのカリビアン・リズム・バンドと共に録音したこの楽曲は、当時のジャズシーンをリードしていたチャーリー・パーカーさんやマイルス・デイヴィスさんからインスピレーションを得て制作されました。

本作は2002年にアルバム『London Is The Place For Me』に収録され、イギリスにおけるカリブ系移民の文化的貢献を伝える重要な一曲として再評価されています。

陽気なカリプソのリズムと洗練されたジャズの要素が溶け合った、心躍る一曲をぜひ楽しんでください。

Four Mills BrothersThe Lion

カリプソ音楽の黄金時代を代表するトリニダード・トバゴ出身のザ・ライオンさんが、1936年に手がけた作品は、アメリカのデッカ・レコードから発売された傑作です。

アメリカの人気グループ、ザ・ミルズ・ブラザーズへのオマージュとして制作された本作は、カリプソの伝統的なリズムとジャズの要素を見事に融合させています。

彼独自のユーモアと風刺が光る歌詞に、1934年に流行した『I Ain’t Got Nobody』のメロディを巧みに引用した楽曲構成は、当時のポピュラー音楽シーンに新風を巻き起こしました。

陽気なリズムと洗練された音楽性を兼ね備えた本作は、カリブ海の魅力を存分に味わいたい方や、ジャズとワールドミュージックの融合に興味をお持ちの方にぴったりの一曲です。

カリプソ音楽の魅力。カリビアン発の熱い名曲の世界へ(31〜40)

Man Smart, Woman SmarterThe Duke Of Iron

The Duke of Ironは、ナイトクラブやコンサート・エンターテイナーとして活動していたカリプソニアンです。

1930年代から1960年代までは、レコーディング・アーティストとしても知られていました。

このトラックはHarry BelafonteやThe Carpentersなど、多くのアーティストによってレコーディングされています。

We Own ItDestra

Destra – We Own It (Soca 2011)
We Own ItDestra

デストラ・ガルシアさんは1998年から活動する、トリニダード・ドバゴのソカ・ミュージックのシンガー・ソングライターです。

彼女はこれまでにCOTT Music AwardsやInternational Soca Awardsなどを受賞しています。

このトラックは2011年にシングル・リリースされました。

Rally Round The West IndiesDavid Rudder

David Rudderは、1977年から活動するトリニダード・ドバゴのカリプソニアンです。

彼は最も成功したカリプソニアンのひとりと言われています。

このトラックは1987年にリリースされたアルバム「Haiti(with Charlie’s Roots)」に収録されています。

Tiny WineyByron Lee & The Dragonaires

Byron Lee & The Dragonairesは、1950年から活動しているジャマイカのスカとカリプソ&ソカ・バンドです。

彼らはカリビアン・ミュージックを世界に広めた、重要なパイオニア的存在としても知られています。

このトラックは1984年にリリースされています。

Who Let The Dogs OutAnslem Douglas

Doggie (Who Let The Dogs Out) (original) – Anslem Douglas 1998.wmv
Who Let The Dogs OutAnslem Douglas

アンスレム・ダグラスさんは、1980年から活動するトリニダード・ドバゴのミュージシャンで作曲家です。

このトラックは1998年にトリニダード・ドバゴのカーニバル・シーズンのために制作されました。

2000年にはバハ・メンによってカバーされ、国際的ヒットとなっています。