キャンプで聴きたい。ジャジーなBGM
今回はキャンプで聴きたい、ジャジーなBGMを紹介!
キャンプはブッシュクラフトのようなハードなものから、気軽に楽しめるレジャーなものまで、幅広いスタイルが存在します。
どちらも魅力的な楽しみ方ですが、共通している至福の時間は、やはり設営を終えてから、ゆっくりとくつろぐ時間ではないでしょうか?
今回はそんなチルな空間を彩るジャジーな名曲を洋楽と邦楽からセレクトしました。
前半は洋楽メイン、後半は邦楽メインで紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください!
キャンプで聴きたい。ジャジーなBGM(1〜10)
Narrow DaylightDiana Krall

カナダを代表する女性ジャズ・ボーカリストの1人、ダイアナ・クラールさん。
シンガー・ソングライターとしても活躍しており、カバー、オリジナルの両方でヒットを記録しています。
そんな彼女の作品のなかでも、特にオススメしたい楽曲が、こちらの『Narrow Daylight』。
スロー・ジャズに仕上げられた作品なのですが、夜をイメージさせるような雰囲気ではなく、早朝のゆったりとした雰囲気がただよっています。
キャンプの早朝、コーヒーを片手に聴いてみてはいかがでしょうか?
Better Days青木カレン

キャンプの魅力といえば、多くの方がベースの設営や食事をイメージするのではないでしょうか?
確かにそういった要素はキャンプの目玉です。
しかし、就寝前も忘れてはいけません。
普段のベッドとは寝心地が違うため、できるだけリラックスした状態で睡眠に入りたいという方は多いと思います。
そんな方にオススメしたい楽曲が、青木カレンさんが歌う、こちらの『Better Days』。
スロー・ジャズが生み出す、落ち着いた雰囲気は心を穏やかにしてくれるでしょう。
November TwilightJulie London

“スモーキー”と評される味わい深い歌声で、多くのジャズマニアをとりこにしたジュリー・ロンドンさん。
女優としても活躍した彼女ですが、その官能的なボーカルは秋の夜長にしっくりきますね。
1956年当時にリリースされた名盤『Calendar Girl』は、月ごとのテーマで構成された人気のコンセプトアルバムです。
その中の1曲で、11月の黄昏時のもの悲しさを歌ったジャズバラード。
本作では、過ぎ去った愛を静かに思い返す主人公の姿が、冷たい秋風や落ち葉の風景とともに目に浮かぶようです。
ささやくように歌う彼女のスタイルは、まるで耳元で秘密の物語を打ち明けられているかのような親密さがあります。
秋の夜、一人でじっくりと音楽の世界に浸りたいときにぴったりの名曲です。
Ain’t Misbehavin’Carmen McRae

20世紀に最も活躍した女性ジャズ・シンガーの1人、カーメン・マクレエさん。
スタンダード・ジャズを聴く方なら、エラ・フィッツジェラルドさん、サラ・ヴォーンさんとともに有名な歌手なので、ご存じだと思います。
そんな彼女の作品のなかでも、特にキャンプにオススメしたい楽曲が、こちらの『Ain’t Misbehavin’』。
スロー・ジャズに仕上げられた作品ですが、メロディーは陽気な雰囲気にまとめられているので、夕方のチルタイムなどにお使いください。
What A Wonderful WorldLouis Armstrong

サッチモの愛称で親しまれたジャズ・シンガー、ルイ・アームストロングさん。
日本でもご存じの方は多いと思いのではないでしょうか?
こちらの『What A Wonderful World』はそんな彼の最も有名な作品の1つで、彼の死後もなお、さまざまなメディアで使用されています。
ポピュラー・ミュージックの要素が強いジャズ・ナンバーで、反戦を意識した平和な内容が描かれているためメロディーも非常に穏やかです。
キャンプでゆったりとチルな気分にひたりたいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
Dream a Little Dream of MeMichael Bublé

現在のジャズの人気は昔ほど盛んではありません。
ジャズにとって厳しい時代ではあるものの、なかには世界的な活躍を収めているアーティストもいます。
それがこちらの『Dream a Little Dream of Me』を歌う、マイケル・ブーブレさん。
彼の声はフランク・シナトラさんのような、ポピュラーな声質をしております。
楽曲はゆったりとしたスロー・ジャズに仕上げられているのですが、これがマイケル・ブーブレさんの温かい声と非常にマッチしています。
キャンプでは晩ごはんの後のゆったりとしたひとときにピッタリではないでしょうか?
Don’t Know WhyNorah Jones

日本でも大人気のジャズ・シンガー、ノラ・ジョーンズさん。
単純なジャズ・ボーカリストというわけではなく、作詞作曲を手掛けるシンガー・ソングライターです。
ジャズ・シンガーにしては珍しいですよね。
そんな彼女の作品のなかで、特にキャンプにピッタリな楽曲が、こちらの『Don’t Know Why』。
ジャズですが、ポップスの要素も強く、全体的に非常にゆったりとした雰囲気につつまれています。
一息つきたいシーンにお聴きください。