車のCM&CM曲大全集。国産&外車のCMとCMソングを一挙紹介
テレビを観ているとたくさんのCMを目にすることが多いですが、その中でも車のCMってとくに頻繁に見かけるのではないでしょうか?
それもそのはず、国内でよくCMを見かけるメーカーだけで8メーカー、そこに海外メーカーも加わるので、必然的に車のCMを目にする機会は多いんです。
さらに、各メーカーがそれぞれのCMにピッタリな音楽を起用し、そのそれぞれが「誰の曲?」と話題になることも多いんですよね!
この記事では、そうした話題の自動車メーカーのCMに加え、その中で流れるCMソングも合わせて紹介していきます。
たまたま見かけたCMやその中で耳にした気になる曲が見つかると思います。
それではさっそくご覧ください。
トヨタ(1〜10)
月の椀サカナクション


トヨタの大注目のコンパクトSUVヤリスクロスのCMで、2020年9月から放送されている「CROSS for」篇。
このCMで流れているのがサカナクション楽曲です。
CM放送開始当初はサカナクションが担当したという情報のほかは公開されておらず、詳細が気になるという声が続出。
しかし、当時はCMで使用される部分以外はまだ制作中でタイトルも未定だったんだとか。
「気になりダンス」というなんだかクセになってしまうようなフレーズに加え、彼ららしいキャッチーでダンサブルな1曲です。
MONKEY MAGICtofubeats × UA

街乗りのコンパクトカーからクロスオーバーSUV、さらにスポーツモデルまで、幅広いラインナップがそろっているヤリスシリーズのCMです。
それぞれの車種の魅力をアピールするスタイリッシュな映像が魅力的ですね。
BGMにはtofubeatsさんとUAさんによってカバーされた『MONKEY MAGIC』が起用されています。
All By MyselfEric Carmen

孤独感に満ちた普遍的なテーマを、壮大なオーケストレーションと深い感情表現で描き出したパワーバラードです。
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を基調としたメロディーが、若かりし日々の無邪気さから、現在の寂しさや切なさへと移り変わっていく心情を見事に表現しています。
エリック・カルメンさんが1975年にソロデビューした本作は、アメリカのチャートで2位を記録し、100万枚以上の大ヒットとなりました。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』で印象的に使用され、1991年にはトヨタ・ソアラのCMソングにも採用されています。
恋愛の喜びと孤独、そして人生における深い感情の機微に触れたい方におすすめの一曲です。
日産(1〜10)
たましいの居場所マカロニえんぴつ


電気自動車が走る姿とともに舞いあがる桜が印象的な日産サクラ『電気自動車になった軽』篇。
車が街を駆けぬける爽やかなCMに起用された楽曲は『たましいの居場所』です。
人生や恋愛を描いた楽曲で人気を集めるロックバンド・マカロニえんぴつが2022年に制作しました。
ミドルテンポで展開する華やかなバンドサウンドが印象的ですね。
切なくも温かいメッセージを届けるはっとりさんのエモーショナルな歌唱も心に響きます。
人とのつながりを描いた感動的な楽曲です。
Open ArmsJourney


日産を代表するミニバンであるエルグランドの2001年のCMです。
3500ccのV型6気筒エンジンの力強い走りをアピールする内容で、クルーザーバイクと並走したり、カウボーイが乗った馬が車の前を横切ったりと、アメリカを思わせる演出が印象的です。
BGMには、アメリカのロックバンド、ジャーニーの『Open Arms』が流れています。
壮大なサウンドが印象的な美しいロックバラードで、2004年には『海猿』の主題歌にも選ばれました。
Setting SunThe Chemical Brothers


エクストレイルのCMに使われていたこの曲は、ケミカルブラザーズの初期の名曲でボーカルを務めたのはオアシスのノエル・ギャラガーさんです。
ビートルズの『トゥモロー・ネヴァー・ノウズ』の現代版ともいわれる曲です。
オリジナル楽曲audioforce

これまで、日産のCMといえば矢沢永吉さんのイメージが強かったんですが、2020年8月には木村拓哉さんが出演されました。
2020年7月に新しいエンブレムに刷新、さらに新しい電気自動車ARIYAを発表、まさに幕開けのタイミングで始まったCMです。
まさに逆境の中にあると言える日産のCMに、さまざまな逆境を経験してきた木村拓哉さんが出演され、「上等じゃねえか」というセリフが本当にかっこよく、説得力がありますよね。
精悍さを演出するaudioforceによる楽曲が、このCMのシチュエーション、木村さんのモノローグにもピッタリとはまっています。