健康寿命を伸ばそう!いつまでも元気に過ごすための介護体操
年を重ねると体が動かしにくくなったり、体力の衰えを感じたりしますよね。
「体が不自由にならないうちに予防したい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、高齢者の方が健康な体を維持できるように介護体操を紹介します!
座ったまま手軽に行える体操から、少し難易度が高い体操まで、幅広く解説します。
楽しく健康寿命を伸ばす方法のため、デイサービスや施設のレクリエーションとしてぜひ活用してみてくださいね!
健康寿命を伸ばそう!いつまでも元気に過ごすための介護体操(71〜80)
足踏みあいうべ体操

「あいうべ体操」をしながら「足踏み」もしていきましょう。
口を「あ」や「い」と動かす、あいうべ体操に慣れてきた高齢者の方にオススメしたい体操です。
足踏みを加えることで、足の付けにある「腸腰筋」や「腹筋群」も鍛えられますよ。
さらにお尻の筋肉もトレーニングできるそうです。
高齢者の方がバランスを保てることにつながり「転倒防止」にも役立ちます。
この体操でポイントなのは、発声するときに大きく口を動かしたり、舌を出すことですよ。
会話する時よりもできる範囲でオーバーにすることで、効果が期待できます。
ぜひ今回の体操をご活用くださいね。
バウンドクッション

歩行をスムーズに進めるためには、足を持ち上げる力と踏み込む力の両方を鍛えていくことが重要ですよね。
そんな足のトレーニングの中でも、踏み込む力に意識が向けられるような内容です。
反発する構造のクッションを、両足で強く押しこむという流れを繰り返して、踏み込む力を鍛えていきます。
両足が乗せられる大きさもポイントで、両足の力のバランスといった部分も意識しましょう。
踏み込む瞬間に注目すれば瞬間的な足の力が、押し込んだクッションをゆっくりと戻していく形にすれば、力の持続力といった部分が鍛えられるのではないでしょうか。
口腔内の筋力トレーニング

口の中の筋肉を鍛えるトレーニング、とても大切ですよね。
舌や頬の筋肉を使うエクササイズは、食事を楽しむだけでなく、のどに詰まらせないためにも役立ちます。
高齢者の方にとって、口腔内の筋力トレーニングは健康的な食生活を続けるために欠かせません。
ムセを防いだり、嚥下の力をアップさせたりする効果もあるんです。
楽しく続けられるよう、音楽に合わせて行ったり、鏡を見ながら行ったりするのもおすすめです。
みなさんも毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
足ほぐし

足ほぐしは、座ったままできるので手軽に取り組めますよ。
足指を曲げたり、足を伸ばしたりするだけで、足首の柔軟性が高まります。
下肢の筋力アップにもつながるので、歩行の改善が期待できるんです。
ベッドの上でもできるので、とても便利ですね。
足ほぐしを続けると、筋肉のこわばりが和らいだり、動きやすくなったりするかもしれません。
楽しみながら続けていくことが大切です。
ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてくださいね。
おわりに
高齢者の方にいつまでも元気に過ごしてもらうための介護体操を紹介しましたが、いかがでしたか?
多くの高齢者の方が筋力や関節の可動域低下に悩まれています。
普段の生活に少しこうした体操を取り入れることで、健康に長生きする人生につながりますよ。
無理のない範囲で、ぜひ挑戦してみてくださいね!