チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介
男性の声に近いとされ、4~5オクターブの幅広い音域を演奏できるチェロ。
チェロのやわらかく深みのある温かい音色が好き、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなチェロの名曲をピックアップ!
バロック時代の落ち着きのある曲調の作品から、さまざまな技法をミックスした近現代、現代の作品まで幅広くご紹介します。
穏やかな眠りにつきたい夜や、スッキリ目覚めたい朝を、心地よいチェロの音色とともに過ごしてみませんか?
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チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介(1〜10)
アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821Franz Schubert

フランツ・シューベルト作曲の『アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821』です。
1824年にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファーによって発明された、チェロを小ぶりにしたような6弦の弦楽器「アルペジョーネ」のために作られた曲です。
しかし、出版された1871年にはアルペジョーネが廃れていたため、チェロやヴィオラ、コントラバスで演奏されるようになりました。
チェロ協奏曲 第9番 変ロ長調 G.482Luigi Boccherini

ルイジ・ボッケリーニ作曲の『チェロ協奏曲 第9番 変ロ長調 G.482』です。
チェリストとしても活躍していたボッケリーニは、自身の演奏のためにチェロ協奏曲やチェロ・ソナタ、弦楽四重奏や弦楽五重奏を多く残しました。
『チェロ協奏曲 第9番変ロ長調 G.482』も、その中の1曲です。
鳥の歌Pablo Casals

パブロ・カザルス編曲の『鳥の歌』です。
カザルスの演奏で有名なこの曲は、スペイン・カタルーニャ民謡のクリスマス・キャロルをカタルーニャ生まれのチェリストで指揮者、作曲家のカザルスが編曲したことで誕生しました。
この曲に必要なのは「平和を求める感情を入れること」なので、それを踏まえて聴いてみると聴こえ方が違ってくるかもしれません。
チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介(11〜20)
ピアノとバイオリンのためのソナタ イ長調 FWV8César Franck

セザール・フランク作曲の『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 FWV8』のチェロ編曲版です。
1886年に作曲された4つの楽章からなるこのソナタは、フランス系ヴァイオリンソナタの最高傑作とも称される素晴らしい作品です。
初演は1886年12月にベルギー・ブリュッセルで行われました。
序奏と華麗なるポロネーズ Op.3Frederic Chopin

フレデリック・ショパン作曲の『序奏と華麗なるポロネーズ Op.3』です。
この曲が作曲されたのは1829年頃、ショパンがまだ10代後半の頃でした。
プロイセンの貴族でポズナン大公国の総督アントニ・ヘンリク・ラジヴィウがチェロを、その娘がピアノを演奏する才能があったため、2人のために作曲したといわれています。
アダージョと変奏 P133Ottorino Respighi

オットリーノ・レスピーギ作曲の『アダージョと変奏 P133』です。
イタリアの作曲家、音楽学者で指揮者のレスピーギによって、チェロと管弦楽のために作られました。
1908年まではヴァイオリン奏者やヴィオラ奏者としても活動していたため、弦楽器を美しく聴かせる方法を知っていたはずです。
なるほど納得の名曲な訳です。
エレジー ハ短調 Op.24Gabriel Fauré

フランスの作曲家、ガブリエル・フォーレが1880年に作曲したチェロとピアノのための楽曲『エレジー ハ短調 Op.24』。
チェロの名曲として知られる、感情的な深みを持つ作品です。
静かに始まる物語性豊かな旋律から、失われた恋の痛切さを描くような急激なクライマックスへの展開は、聴く者の心を強く打ちます。
初演を務めたジュール・レープによって深層が掘り下げられたこの楽曲は、チェロの表現力の幅を余すところなく感じさせてくれる1曲です。





