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チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介

男性の声に近いとされ、4~5オクターブの幅広い音域を演奏できるチェロ。

チェロのやわらかく深みのある温かい音色が好き、という方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなチェロの名曲をピックアップ!

バロック時代の落ち着きのある曲調の作品から、さまざまな技法をミックスした近現代、現代の作品まで幅広くご紹介します。

穏やかな眠りにつきたい夜や、スッキリ目覚めたい朝を、心地よいチェロの音色とともに過ごしてみませんか?

チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介(1〜20)

組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns

カミーユ・サン=サーンス作曲の『組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」』です。

動物の謝肉祭は第1曲の『序奏と獅子王の行進曲』から第14曲の『終曲』までの全14曲で構成されており、『白鳥』は第13曲になります。

チェロ独奏曲として非常に有名なト長調の作品です。

サン=サーンスの指示ではチェロ、ピアノ2台の編成ですが、ピアノ1台で演奏されることもあります。

序奏と華麗なるポロネーズ Op.3Frederic Chopin

ショパン/序奏と華麗なポロネーズ/pf:根津 理恵子 vc:宮坂拡志
序奏と華麗なるポロネーズ Op.3Frederic Chopin

フレデリック・ショパン作曲の『序奏と華麗なるポロネーズ Op.3』です。

この曲が作曲されたのは1829年頃、ショパンがまだ10代後半の頃でした。

プロイセンの貴族でポズナン大公国の総督アントニ・ヘンリク・ラジヴィウがチェロを、その娘がピアノを演奏する才能があったため、2人のために作曲したといわれています。

アダージョと変奏 P133Ottorino Respighi

Respighi.- Adagio con variazioni, Maisky / Temirkanov
アダージョと変奏 P133Ottorino Respighi

オットリーノ・レスピーギ作曲の『アダージョと変奏 P133』です。

イタリアの作曲家、音楽学者で指揮者のレスピーギによって、チェロと管弦楽のために作られました。

1908年まではヴァイオリン奏者やヴィオラ奏者としても活動していたため、弦楽器を美しく聴かせる方法を知っていたはずです。

なるほど納得の名曲な訳です。

チェロ協奏曲 イ短調 Op.129Robert Schumann

Schumann: Cello concerto, op.129 – Michael Schonwandt – Andreas Brantelid – HD – Live concert
チェロ協奏曲 イ短調 Op.129Robert Schumann

ロベルト・シューマン作曲の『チェロ協奏曲 イ短調 Op.129』です。

第1楽章:Nicht zu schnell、第2楽章:Langsam、第3楽章:Sehr Lebhaftの3つの曲で構成されています。

チェロ協奏曲自体数が少ないのですが、その中でも全楽章が切れ目なく演奏される構成は異彩を放っており、チェリストに取り上げられることの多い作品です。

ピアノとバイオリンのためのソナタ イ長調 FWV8César Franck

Franck : Sonata (Yo-Yo Ma)/フランク・ソナタ (ヨーヨー・マ)
ピアノとバイオリンのためのソナタ イ長調 FWV8César Franck

セザール・フランク作曲の『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 FWV8』のチェロ編曲版です。

1886年に作曲された4つの楽章からなるこのソナタは、フランス系ヴァイオリンソナタの最高傑作とも称される素晴らしい作品です。

初演は1886年12月にベルギー・ブリュッセルで行われました。