チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介
男性の声に近いとされ、4~5オクターブの幅広い音域を演奏できるチェロ。
チェロのやわらかく深みのある温かい音色が好き、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなチェロの名曲をピックアップ!
バロック時代の落ち着きのある曲調の作品から、さまざまな技法をミックスした近現代、現代の作品まで幅広くご紹介します。
穏やかな眠りにつきたい夜や、スッキリ目覚めたい朝を、心地よいチェロの音色とともに過ごしてみませんか?
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チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介(11〜20)
愛の挨拶Edward Elgar

エドワード・エルガー作曲の『愛の挨拶』です。
日本でもとても有名なこの曲は、1888年に8歳年上の女性、キャロライン・アリス・ロバーツと婚約をした記念に贈った曲です。
当初はドイツ語で『Liebesgruss』とタイトルが付けられていましたが、出版する際にフランス語に変更することを求められ『Salut d’amour』に変更しました。
ドイツ語タイトルもフランス語タイトルも、どちらも意味は同じです。
チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33Camille Saint-Saëns

チェロの豊かな音色を堪能できるカミーユ・サン=サーンスの『チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33』は、その美しさで多くの人の心をとらえ、フランス音楽の新たな可能性を切り開いたとして高い評価を得た作品です。
オーケストラの和音の中からチェロのソロが浮かび上がる瞬間は特に美しく、主題が巧みに変化する構成からは、さまざまな感情をイメージすることができます。
一つの旋律から次の旋律へと流れるようにつながるパッセージは、チェロの醸し出す音楽の深みを体感するのにうってつけです。
チェロ協奏曲 イ短調 Op.129Robert Schumann

ロベルト・シューマン作曲の『チェロ協奏曲 イ短調 Op.129』です。
第1楽章:Nicht zu schnell、第2楽章:Langsam、第3楽章:Sehr Lebhaftの3つの曲で構成されています。
チェロ協奏曲自体数が少ないのですが、その中でも全楽章が切れ目なく演奏される構成は異彩を放っており、チェリストに取り上げられることの多い作品です。
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85Edward Elgar

エドワード・エルガーの晩年の傑作『チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85』は、エルガーが病床にあるなかで書かれたとされる作品です。
心をえぐるように深く突き刺さる第1楽章冒頭のチェロのソロからは、病床にあった作曲家が世界大戦の影を背負いつつ、1曲の中にチェロの表現力を余すところなく注ぎ込もうとした様子が感じられるでしょう。
感傷に浸りたいときや、心を静めたいときなど、自分の心とじっくり向き合いたいときに、じっくり聴いてみてはいかがでしょうか?
ロココの主題による変奏曲 イ長調 Op.33Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー作曲の『ロココの主題による変奏曲 イ長調 Op.33』です。
チェロと管弦楽のために作られたイ長調の作品で、『ロココ風の主題による変奏曲』と訳されることもあります。
ロココ様式が広まった18世紀を意識したもので、管弦楽も小規模な編成を想定して作られています。
チェロと管弦楽のための交響的協奏曲 ホ短調 Op.125Sergei Prokofiev

セルゲイ・プロコフィエフ作曲の『交響的協奏曲 ホ短調 Op.125』です。
1951年から1952年にかけて作られたチェロと管弦楽のための作品です。
『チェロ協奏曲 第1番 Op.58』を改正したものとされていて、改正にあたり協力してくれた旧ソビエト連邦出身で20世紀後半を代表する名チェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチが初演を行い、作品も献呈されました。
チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介(21〜30)
チェロソナタ 第2番 ニ長調 Op.58Felix Mendelssohn

フィリックス・メンデルスゾーン作曲の『チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58』です。
チェリストの弟ポールや、親友でイタリアのチェリスト、カルロ・アルフレッド・ピアッティの助言を受け、創作活動絶頂期の1843年に作曲されたといわれています。
1844年、イギリス訪問の際にピアッティがチェロを担当して初演されました。





