チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介
男性の声に近いとされ、4~5オクターブの幅広い音域を演奏できるチェロ。
チェロのやわらかく深みのある温かい音色が好き、という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなチェロの名曲をピックアップ!
バロック時代の落ち着きのある曲調の作品から、さまざまな技法をミックスした近現代、現代の作品まで幅広くご紹介します。
穏やかな眠りにつきたい夜や、スッキリ目覚めたい朝を、心地よいチェロの音色とともに過ごしてみませんか?
チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介(21〜30)
コル・ニドライ Op.47Max Bruch

マックス・ブルッフ作曲の『コル・ニドライ Op.47』です。
1880年に作曲が行われ、1881年にベルリンで初演されました。
初演の独奏は、チェロパートに技術的な助言をしたロベルト・ハウスマンが担当し、作品の献呈も同氏にされました。
無伴奏チェロ組曲 第1番 第1番ト長調 BWV1007J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の『無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007』です。
第1番:プレリュード、第2番:アルマンド、第3番:クーラント、第4番:サラバンド、第5番:メヌエット1/2、第6番:ジーグの全6曲で構成された組曲で、TBS系TVドラマ『カルテッド』でチェリストのすずめちゃん(満島ひかりさん)もこの曲を弾いています。
チェロソナタ ニ短調 Op.40Dmitri Shostakovich

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲の『チェロソナタ ニ短調 Op.40』です。
元ボリジョイ劇場の首席チェリスト、ヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーに勧められ、この曲の作曲を始めました。
チェロ独奏をヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーが担当、ピアノを作曲者自身が担当し、レニングラード音楽院(改称前はサンクトペテルブルク音楽院)の小ホールで1934年に初演されました。
交響詩「ドン・キホーテ」Richard Strauss

リヒャルト・シュトラウス作曲の『交響詩「ドン・キホーテ」』です。
1864年生まれ、ドイツ後期ロマン派を代表する作曲家リヒャルト・シュトラウスによって作られたこの曲には、「大管弦楽のための騎士的な性格の主題による幻想的変奏曲」という副題が付いています。
独奏チェロ、独奏ヴィオラが活躍することでも有名な作品です。
チェロ協奏曲 第2番 ホ短調 Op.30Victor Herbert

ヴィクター・ハーバート作曲の『チェロ協奏曲 第2番 ホ短調 Op.30』です。
1859年生まれのハーバートはアメリカ合衆国に帰化したアイルランド人で、作曲家、指揮者そしてチェリストとして活動していました。
この曲は1894年に作られましたが、生前は過小評価されていて、ようやく近年に再評価されるようになりました。