【クラシック】恋愛にまつわる名曲をご紹介
歌詞のない曲が大半を占めるクラシック。
実はそんなクラシック音楽にも、恋愛をテーマにした曲が多くあります。
すでに知っている曲でも、作曲家の意図や背景を知ることで聴こえ方が大きく変わるので、ぜひこの機会にクラシックの恋愛ソングを聴いてみてください。
さまざまな愛の形を表現している作品たちは、時代をこえても今を生きる私たちになにか伝わるものがあるかもしれません。
歌詞がある恋愛ソングもよいですが、メロディや響きだけで表現しているクラシック音楽のよさも伝わりましたら幸いです。
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【クラシック】恋愛にまつわる名曲をご紹介(1〜10)
交響曲 第5番より第4楽章「アダージェット」Gustav Mahler

若者の切ない心情を繊細に描いた1曲。
グスタフ・マーラーが婚約者アルマへの愛を込めて作曲した本作は、弦楽器とハープだけで演奏される静謐な楽章です。
別名『愛の楽章』と呼ばれており、ゆったりとした美しい旋律が、愛や喪失、孤独といった複雑な感情を表現しています。
1971年の映画『ベニスに死す』で使用されたことで一躍有名になり、その後も様々な場面で演奏されています。
深い愛や失望を感じたときに、心に響く音楽となるでしょう。
マーラーの繊細な感性が伝わる名曲、ぜひ一度聴いてみてください。
弦楽六重奏曲 第2番ト長調Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスが1865年に作曲した弦楽六重奏曲は、彼の代表作の一つです。
かつての恋人アガーテ・フォン・ジーボルトへの思いを込めたとされる「アガーテ音型」が取り入れられているのが特徴的。
純粋に楽器のための作品ですが、その音色の中にブラームスの内面的な葛藤や恋愛経験が表現されています。
1866年10月にボストンで初演され、翌月にはチューリッヒでも演奏されました。
映画『冷たい食卓』の最後のシーンでも使用されるなど、現代でも親しまれています。
深い情感と豊かな調和を感じられる本作は、温かな気持ちにさせてくれることでしょう。
管弦楽組曲第3番より「アリア」J.S.Bach

G線上のアリアとして広く知られています。
結婚式でも使われており、ヴァイオリンが奏でる旋律がとにかく美しいです。
弦楽器がしっとりと歌い上げています。
情熱的に熱く燃え上がる恋愛というよりは、おだやかで落ち着いた大人の恋愛という印象を持ちます。
バレエ音楽「ロミオとジュリエット」Sergei Prokofiev

あの有名な恋愛物語のバレエ曲です。
ソ連国内で芸術のチェックが厳しくなり、バレエの初演はなかなか実現することができませんでした。
そこで「せめて音楽だけでも発表したい」と作られたのがこの曲です。
音楽を聴いているだけでも、ロミオとジュリエットの恋愛の情景が浮かんでくるようですね。
愛の喜びFritz Kreisler

軽快なピアノと爽やかなメロディが印象的な本作。
フリッツ・クライスラーが妻のハリエットとの出会いと結婚後に作曲したと言われており、愛の喜びを表現しています。
ウィーンの雰囲気漂うワルツのリズムにのせて、ヴァイオリンが美しく奏でる6度と3度の音程が特徴的。
1910年5月にニューヨークで初録音され、その後も何度か録音されています。
クライスラーの演奏スタイルである広範なテンポやビブラートの使用が、曲の魅力をさらに引き立てています。
ロマンチックな気分を味わいたい人にオススメの1曲ですよ。


