【クラシック】恋愛にまつわる名曲をご紹介
歌詞のない曲が大半を占めるクラシック。
実はそんなクラシック音楽にも、恋愛をテーマにした曲が多くあります。
すでに知っている曲でも、作曲家の意図や背景を知ることで聴こえ方が大きく変わるので、ぜひこの機会にクラシックの恋愛ソングを聴いてみてください。
さまざまな愛の形を表現している作品たちは、時代をこえても今を生きる私たちになにか伝わるものがあるかもしれません。
歌詞がある恋愛ソングもよいですが、メロディや響きだけで表現しているクラシック音楽のよさも伝わりましたら幸いです。
【クラシック】恋愛にまつわる名曲をご紹介(21〜30)
フルートとハープのための協奏曲より第2楽章Wolfgang Amadeus Mozart

冒頭はヴァイオリンが主旋律を奏でるところから始まります。
途中からハープとフルートが入ります。
優しく柔らかい音色で演奏される甘いメロディーがロマンティックな気持ちにさせてくれます。
初恋のような淡い恋愛という感じの曲です。
叙情小曲集第8集より「トロルドハウゲンの婚礼の日」Edvard Grieg

軽快で楽しいリズムから始まる曲です。
結婚が嬉しくて嬉しくて2人そろって小躍りしてしまいそうな様子です。
中間部は静かになるが再び明るいリズムに戻ります。
最後は周りの割れんばかりの拍手が聴こえるようです。
聴いていると嬉しくてついにやけてしまいそうな楽曲であります。
【クラシック】恋愛にまつわる名曲をご紹介(31〜40)
レクイエムGabriel Urbain Fauré

非常にロマンティックな曲です。
宗教曲でありながらとっつきにくさがありません。
歌声が心地良く入ってきます。
邪念が取り払われるような、心が洗われるような気持ちになります。
恋の始まりの情熱的な時期にというより少し落ち着いた頃にしっとりと聴きたい曲です。
ジークフリート牧歌Richard Wagner

彼の妻コジマへのお誕生日プレゼントとクリスマスのプレゼントとして作られた曲です。
「ジークフリート」とは前年に生まれたワーグナー夫妻の息子の名前です。
子どもを生んでくれた妻に対して感謝の気持ちを表すために作られました。
愛する人を想う温かい気持ちがちりばめられています。
おわりに
クラシックの恋愛ソングをご紹介しました。
それぞれの時代や国は違いますが、相手を思う気持ちの大きさは共通するものがありますよね。
今では考えられないようなエピソードもありますが、楽しんで聴いていただけましたら幸いです!