甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選
ギターと聞くとアコースティックギターやエレキギターを思い浮かべる方が多いと思いますが、クラシック音楽が現代音楽の礎であるように、弦楽器を語るうえでもクラシックギターは欠かせません。
とはいえ、何から聴けばわからないという方のために、ゆったりしっとりとしたものから超絶技巧曲まで、世界中で親しまれている名曲を集めました。
クラシックギターの持つ甘く柔らかい音色と重厚な響きを、ぜひ楽しんで聴いてみてください!
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甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選(31〜40)
グランド・ソナタNiccolò Paganini

天才ヴァイオリニストの代名詞・パガニーニは、ギター奏者でもありました。
このグランド・ソナタは3楽章からなる大作で、ロマン派音楽の躍動感に満ちる。
ヴァイオリンの伴奏を伴うのがもともとだが主役はギターで、ギター独奏される事も多い。
夜歌Benjamin Britten

イギリスはジュリアン・ブリームという不世出の天才ギタリストを生んでいますが、この曲はブリテンがブリームのために書いた曲です。
これまでのスペイン音楽とも、ドイツ音楽とも、ロマン派音楽ともちがう新しい響きを持った独創性あふれる曲です。
幻想曲第2番Fernando Sor

他のクラシックのジャンルではほとんど名を知られていないが、クラシックギターの世界では大作曲家にあげられる人がいます。
ソルもそのひとりで、バッハのドイツと並んで、スペインをギター大国に押し上げた人物のひとりです。
形式にとらわれずに書かれたソルの幻想曲は、最近はあまり演奏されなくなったものの、隠れた名曲のひとつと思います。
サルヴァドールEgberto Gismonti

ブラジルのギタリスト/ピアニストのエグベルト・ジスモンチは、有名なクラシック教師に音楽を師事し、またその曲は次第にクラシックギタリストにも取り上げられることになったので、今ではクラシックにいれても良いと思います。
ブラジルの強烈なリズムと超絶技巧の数々は現代の天才のひとりだと思います。
ある貴神のための幻想曲Joaquín Rodrigo

クラシックギターの協奏曲で最も有名な「アランフェス協奏曲」を書いたロドリーゴですが、もうひとつすばらしい協奏曲を書いています。
それがこの「ある貴神のための幻想曲」です。
スペインの色々な舞曲の形式を取り込んで書かれています。
甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選(41〜50)
ドビュッシーを称えてManuel de Falla

アメリカ大陸・アフリカとの三角貿易によって、ラテン音楽とアフリカ、中南米の音楽が混じりはじめ、それがクラシックにも影響します。
ドビュッシーがキューバから取り入れたハバネラのリズムは有名ですが、それをギター音楽に持ち込んだのがこの曲で、中南米がギター大国になっていく嚆矢でもありました。
アラビア風奇想曲Francisco Tárrega

フランシスコ・タレガ作曲、『アラビア風奇想曲』。
アラビア風というだけあって、魔法のカーペットとランプが広がります。
ディズニー映画・アラジンの大人バージョンというイメージですね。
ファンタジックな曲で、誰もが楽しめると思います。
ぜひ聴いてみてくださいね。






