ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ
ある程度叩けるようになってきたドラム演奏って、楽しいですよね!
しかしまだまだ、難しいフレーズが登場する曲でつまずいてしまったり、シンプルなフレーズでもグルーヴや曲に合わせた表現ができなかったりと、課題を抱えている方も多いはず。
そこでこの記事では、そうしたドラム初心者を脱したばかりの方やさらなるステップアップを目指す方にオススメの練習曲を紹介していきます!
最近人気の曲もたくさん選びましたので、ぜひ練習曲選びの参考にしてください。
- 【邦楽】ドラムがかっこいい曲まとめ【2025】
- 【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲
- ドラムのイントロがかっこいい曲
- 【2025】バンド初心者へ!ライブで盛り上がる人気バンドのおすすめ曲
- バンド初心者にオススメの曲。簡単で盛り上がる曲
- 【文化祭・学園祭】バンド初心者にオススメの曲まとめ
- このリズムといえば!イントロが印象に残るドラムフレーズ洋楽5選!
- ドラムを習うことのメリットとデメリット
- 楽器別のバンド初心者にオススメの曲
- 実は苦手な人が多い?速いテンポの8ビート(エイトビート)の叩き方
- ドラムに人気のおすすめ音楽アプリ
- 【ドラム初心者のための】名曲から3連符、シャッフルを学ぶ
- プロドラマーが選ぶ。本当に見て欲しいトレーニング動画
ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ(1〜10)
ラストノートOmoinotake

テンポが速くて派手なタイプの楽曲ではありませんが、聴けば聴くほど味わい深い、通好みなドラムの曲ではないでしょうか。
1番のサビまではクローズドリムショットを基調としたビートが続き、サビ部分では8分音符と16分音符を混ぜ合わせたリズムでハイハットを刻む独特なビートが展開しています。
このサビのビートはこれまでギターロックやパンクなど、王道ロックバンドの曲ばかりをコピーしてきた方にとっては取り組みづらいフレーズに感じられるかもしれませんね。
ロックドラムの文脈とは少し距離を置いて考える必要があると思いますので、これからさらに上達を目指す方にとってはいい練習曲になると思います。
Bye-Bye to youUVERworld

疾走感と重厚感が共存したドラムフレーズが魅力的なUVERworldの1曲。
BPMは180前後とアップテンポでありながら、ビートの移り変わりによって緩急のある展開が印象的です。
この曲の中で注目したいのはAメロのフレーズです。
右手でハイハットを叩いて組み立てるビートではなく、バスドラムとスネアを軸にタムやクラッシュシンバルなどで隙間を埋めたビートで、初見では叩けない方も多いかもしれません。
ただしビートの内容をしっかりと理解すれば気持ちよく叩けると思います。
その他にも、ラストサビ前の少し静かになる部分で登場するフロアタムを絡めたビートや、クローズドリムショットなど、バリエーション豊富で、1曲通して叩けるようになるととても楽しい曲だと思います。
Leylinego!go!vanillas

こちらは非常にゆったりとしたテンポで進行していく1曲。
楽曲の後半では少し盛り上がりを見せますが、とくに楽曲の中盤までは複雑なビートや派手なフィルインは登場しませんね。
しかし、こうした穏やかでシンプルな楽曲ほど、バンドで合わせたときにドラムの違和感が際立ってしまいます。
前半部分では他の楽器やボーカルのリズムと合わせる場面も多く、バンドとしての魅力を引き立てるドラミングが求められますね。
これは他のメンバーとリズムを合わせることもそうですし、楽曲の展開に合わせて強弱を付けたりノリを作っていくという意味でもあります。
楽譜通りに叩くだけではうまくいかないという、新たなドラムの難しさを経験できるかもしれません。
ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ(11〜20)
スピード – Speedyutori

タイトルの通り、疾走感と曲の展開に合わせて変化するビートが印象的な1曲です。
ただ単にスピード感があるだけではなく、Aメロではゴーストノートを取り入れているなど、細かいところまで聴き込んで再現したいですね。
そんなこの曲におけるドラム目線での最大の見せ場は、楽曲後半で登場するジェットコースターのように緩急のある展開です。
疾走感たっぷりな2番のサビから落ちサビに入るとハーフビートに移行、そしてその後スネアの連打でギアアップして再び疾走感のあるラストサビに突入。
この一連の流れを叩き切った時、ドラマーならその血がたぎるはず。
ノリが変わる部分でテンポやリズムが崩れないようにバンドで繰り返し練習を重ねてくださいね。
サンバーストシンガーズハイ

こちらの楽曲は、重厚なギターサンドに合わせたどっしりとしたビートがかっこいいですよね。
イントロではクラッシュシンバルを用いた派手で疾走感のあるビートが奏でられ、その後のAメロではライドシンバルを用いた軽やかなビートに移行し、Bメロではハイハットのオープンとクローズを駆使してグルーヴを表現。
さらサビでは再びノリが変わるなど、楽曲の前半部分だけでも緩急のあるドラミングが印象的ですね。
楽曲展開に合わせたノリが出せるよう、しっかりと曲を理解した上で演奏してみてください。
主人公SUPER BEAVER

BPM130前後のミドルテンポの楽曲で、一見難しいところはなさそうに見える楽曲ですが、細かなところで実力が試される1曲です。
とくに1番のAメロの後半部分のビートは、普段ドラムを叩いていても同じフレーズには出会ったことがないかもしれませんね。
8分音符の裏打ちをベースに、3拍目と4拍目に16分音符でハイハットのフィルインが用いられており、流れが体になじむまでは叩きづらいかもしれません。
また、このあとに続くBメロの後半でも変則的なフレーズが取り入れられていて、しっかりノリを表現できるかが腕の見せどころですね。
その他では中級者の方にとって叩けないほど難しいパートはありませんが、ラストサビの直前にほかの楽器とフレーズを重ねてブレイクする部分がありますので、ズレてしまわないようにしっかりと練習しておきましょう!
リライトASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの初期の楽曲は、ギターやベースはシンプルなプレイが魅力的で初心者の方にもオススメできるものが多いですが、ドラムは別で、高難易度なものもたくさんあります。
しかしながらドラマーにとっては自分のプレイの引き出しが増えるのではないでしょうか。
こちらの『リライト』ではライドシンバルの使い方が素晴らしく、サウンドの大きな武器となっています。
さらに細やかなテクニックも完璧にこなせれば、レベルアップできることまちがいなしです!