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ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ

ある程度叩けるようになってきたドラム演奏って、楽しいですよね!

しかしまだまだ、難しいフレーズが登場する曲でつまずいてしまったり、シンプルなフレーズでもグルーヴや曲に合わせた表現ができなかったりと、課題を抱えている方も多いはず。

そこでこの記事では、そうしたドラム初心者を脱したばかりの方やさらなるステップアップを目指す方にオススメの練習曲を紹介していきます!

最近人気の曲もたくさん選びましたので、ぜひ練習曲選びの参考にしてください。

ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ(11〜20)

リライトASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト(2016ver.)』
リライトASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの初期の楽曲は、ギターやベースはシンプルなプレイが魅力的で初心者の方にもオススメできるものが多いですが、ドラムは別で、高難易度なものもたくさんあります。

しかしながらドラマーにとっては自分のプレイの引き出しが増えるのではないでしょうか。

こちらの『リライト』ではライドシンバルの使い方が素晴らしく、サウンドの大きな武器となっています。

さらに細やかなテクニックも完璧にこなせれば、レベルアップできることまちがいなしです!

ワタリドリ[Alexandros]

2015年リリースの曲でありながらいまだに人気の衰えない[Alexandros]の代表曲の一つ。

楽曲全体を通して爽やかな雰囲気の曲で、ドラムはソカのリズムを取り入れたフレーズが特徴的です。

まずはこのリズムに慣れることに加え、フレーズの途中に何度も入るクラッシュシンバルがポイント。

フレーズの中にあるクラッシュシンバルなので、うるさくなりすぎないように叩けるかどうかが初心者と中級者の分かれ目になると思います。

また、ギターソロ後のパートではアクセントやクレッシェンドが用いられたフレーズが登場しますので、しっかりと曲に合わせた表現ができるように意識しましょう。

そしてこの曲最大の難関がアウトロ部分。

なんと楽曲の終盤に来て変拍子が用いられていて、耳コピしていて「あれ?拍が合わない……」と混乱した方もいらっしゃるかも。

まずは譜面を見たり演奏動画を見たりしてフレーズを理解するところから始めましょう!

ライラックMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE「ライラック」Official Music Video
ライラックMrs. GREEN APPLE

2024年にリリースされ、アニメ『忘却バッテリー』の主題歌に選ばれたことで、ご存じの方も多いであろう1曲です。

アップテンポでフレーズも次々と変わっていため難易度は少々高め。

ゴーストノートが絡むグルーヴィーなフレーズや16分音符や16分休符が絡んだフレーズ、さらにフィルインなどでは3連符や6連符など、さまざまなリズムが登場するのがこの曲のポイントです。

まずは音源通りに叩くだけでも練習が必要な曲ですので、中級者の方向けの曲としてピッタリでしょう。

Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts

【マッシュル-MASHLE-】Bling‐Bang‐Bang‐Born – Creepy Nuts【叩いてみた】Drum cover
Bling-Bang-Bang-BornCreepy Nuts

アニメ『マッシュル-MASHLE-』の主題歌として制作され、ダンスの振り付けが大きな話題になりました。

TikTokをはじめとするSNS上でこの曲に合わせて踊っている様子を見かけた方は多いはず。

この曲はヒップホップグループCreepy Nutsの曲で、原曲では生のドラムの演奏は入っていません。

しかし、こうした打ち込みのビートが使われた流行の曲を自分でアレンジし、ドラムで演奏できるようになれば中級者として胸を張れるでしょう!

特徴的な「ドン、ドン、ドッドッド」というバスドラムを土台にして、曲に合わせてビートを組み立てていってみてください。

YouTube上にはこの曲の叩いてみた動画が複数あるので参考にしてみてもいいかもしれません。

第ゼロ感10-FEET

10-FEET – 第ゼロ感(映画『THE FIRST SLAM DUNK』エンディング主題歌)
第ゼロ感10-FEET

メタル、レゲエ、ヒップホップ、ギターポップなどを取り込んだラウドサウンドでファンを熱狂させている3ピースロックバンド、10-FEET。

配信限定でリリースされた通算22作目のシングル曲『第ゼロ感』は、映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌として書き下ろされました。

難しいプレイこそありませんが、タイトな演奏を心がけないとバンドサウンドとしてスリリングなアンサンブルにならないため注意が必要です。

基礎的な技を速く正確に演奏できるよう、意識して練習してみてくださいね。