ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ
ある程度叩けるようになってきたドラム演奏って、楽しいですよね!
しかしまだまだ、難しいフレーズが登場する曲でつまずいてしまったり、シンプルなフレーズでもグルーヴや曲に合わせた表現ができなかったりと、課題を抱えている方も多いはず。
そこでこの記事では、そうしたドラム初心者を脱したばかりの方やさらなるステップアップを目指す方にオススメの練習曲を紹介していきます!
最近人気の曲もたくさん選びましたので、ぜひ練習曲選びの参考にしてください。
ドラム中級者にオススメの練習曲。表現力や演奏力を養える楽曲まとめ(11〜20)
Leylinego!go!vanillas

こちらは非常にゆったりとしたテンポで進行していく1曲。
楽曲の後半では少し盛り上がりを見せますが、とくに楽曲の中盤までは複雑なビートや派手なフィルインは登場しませんね。
しかし、こうした穏やかでシンプルな楽曲ほど、バンドで合わせたときにドラムの違和感が際立ってしまいます。
前半部分では他の楽器やボーカルのリズムと合わせる場面も多く、バンドとしての魅力を引き立てるドラミングが求められますね。
これは他のメンバーとリズムを合わせることもそうですし、楽曲の展開に合わせて強弱を付けたりノリを作っていくという意味でもあります。
楽譜通りに叩くだけではうまくいかないという、新たなドラムの難しさを経験できるかもしれません。
主人公SUPER BEAVER

BPM130前後のミドルテンポの楽曲で、一見難しいところはなさそうに見える楽曲ですが、細かなところで実力が試される1曲です。
とくに1番のAメロの後半部分のビートは、普段ドラムを叩いていても同じフレーズには出会ったことがないかもしれませんね。
8分音符の裏打ちをベースに、3拍目と4拍目に16分音符でハイハットのフィルインが用いられており、流れが体になじむまでは叩きづらいかもしれません。
また、このあとに続くBメロの後半でも変則的なフレーズが取り入れられていて、しっかりノリを表現できるかが腕の見せどころですね。
その他では中級者の方にとって叩けないほど難しいパートはありませんが、ラストサビの直前にほかの楽器とフレーズを重ねてブレイクする部分がありますので、ズレてしまわないようにしっかりと練習しておきましょう!
サンバーストシンガーズハイ

こちらの楽曲は、重厚なギターサンドに合わせたどっしりとしたビートがかっこいいですよね。
イントロではクラッシュシンバルを用いた派手で疾走感のあるビートが奏でられ、その後のAメロではライドシンバルを用いた軽やかなビートに移行し、Bメロではハイハットのオープンとクローズを駆使してグルーヴを表現。
さらサビでは再びノリが変わるなど、楽曲の前半部分だけでも緩急のあるドラミングが印象的ですね。
楽曲展開に合わせたノリが出せるよう、しっかりと曲を理解した上で演奏してみてください。
It’s myselfシャイトープ

サビのおおらかなビートが印象的な爽やかな雰囲気の1曲である一方、フィルインでは16分音符を用いたタム回しや手足のコンビネーションを活かしたフレーズが登場するなど、緩急のついたアレンジが印象的ですね。
こうしたおおらかなビートの曲はテンポが速くなっていってしまいがちなので、テンポキープを意識して演奏してくださいね。
また、大サビの冒頭部分ではシンバルのミュートを活かしたブレイクが複数回登場しています。
ほかの楽器ともずれないように気をつけるほか、意外とキレイな出音になるようにミュートをするのが難しいので、理想的な音の長さと音質になるよう、繰り返し練習してみてください。
高円寺にてPEOPLE 1

イントロからいきなり痛快なツービートで始まる1曲。
BPM138のツービートは中級者の方であればつらくもなく、叩いていてちょうど気持ちいい疾走感を味わえます。
その他、全体を通してロックらしいビートやフレーズで構成されていて、ロックバンドの楽曲が好きな方なら叩いていてとても楽しいでしょう。
この曲の中で演奏に気をつけたいポイントの一つとして、Bメロの16分音符を用いたビートが挙げられます。
ここのビートはこの曲のほかのビートとは少しだけノリが異なるのでグルーヴ感を失わないように叩きたいですね。
また、楽曲後半の落ちサビに入る前には3連符を用いたフィルインがありますので、こちらも外さずにしっかりと決めてくださいね!