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ダブ音楽の深い世界。レゲエから生まれた音の魔法を体感できる名盤たち

レゲエ音楽の変革期に生まれた「ダブ」は、音響技術とジャマイカ独自のサウンドが融合した特別なジャンルとして、世界中の音楽シーンに多大な影響を与えてきました。

エコーやリバーブを効果的に用いた空間的な音作りと、重低音が生み出す独特の浮遊感は、現代の電子音楽にも脈々と受け継がれています。

音の実験場として進化を続けるダブミュージックの魅力に、あなたも今日から浸ってみませんか?

ダブ音楽の深い世界。レゲエから生まれた音の魔法を体感できる名盤たち(1〜10)

Jacqueline DubNEW!Hugh Mundell

21歳という若さでこの世を去ったジャマイカの伝説的シンガー、ヒュー・マンデルさん。

彼が1982年1月に発表したアルバム『Mundell』に収められた、深淵なダブ・トラックです。

プロデューサーのヘンリー“ジュンジョ”ローズさんとルーツ・ラディクスさんが作り出す強固なリズムの上を、サイエンティストがミックスした音の断片が浮遊します。

特定の女性への想いが込められた原曲の歌声が、エコーの中で幻想的に響く様に心を奪われた方も多いのでは?

キング・タビーのスタジオで生み出された本作は、まさに音の実験室。

部屋を少し暗くして、体を揺らしながら音の魔法に浸ってみてはいかがですか?

No Mans LandNEW!Alpha & Omega

日常の喧騒から離れて、音の世界に深く沈み込みたい!

そんな方にオススメしたいのが、英国の伝説的ダブ・ユニット、アルファ・アンド・オメガによるスピリチュアルな一曲です。

ザ・エグザイルをボーカルに迎えた本作は、体の芯まで響く重厚なベースと空間的なエコー処理が、聴く者を非日常の世界へと誘います。

そこに重なる詠唱のようなボーカルは、どこか神聖で温かみのある雰囲気を演出。

アルバム『Dub-Plate Selection Volume 2』に収録されたこの曲は、1990年代からダブプレートとして愛されてきた名曲です。

部屋の明かりを落とし、日常を忘れて音の波に身を委ねる、そんな瞑想的な時間を過ごしてみてはいかがですか?

Hey Mister (Dub Mix)(Tujamos Club Mix)Tujamo

Tujamo – Hey Mister (Original Mix) – Time Records
Hey Mister (Dub Mix)(Tujamos Club Mix)Tujamo

トゥジャーモさんは、ドイツのエレクトロ・ハウス・ミュージックのプロデューサーです。

17歳からDJのキャリアをスタートさせた彼は、スティーヴ・アオキさんやクリス・レイクさんなどとのコラボレーションによるヒットでも知られています。

このトラックは2014年にシングル・リリースされました。

ダブ音楽の深い世界。レゲエから生まれた音の魔法を体感できる名盤たち(11〜20)

Around The World (Kid Dub Remix)Daft Punk

フランスのエレクトロニック・ミュージック・デュオのダフト・パンクによって、もともと1997年にシングル・リリースされたトラック。

世界各国でヒットしました。

このバージョンはKid Dubの名で活動するイギリスのプロデューサー、ファリス・アームストロングさんによるリミックスです。

Eye Of The Tiger (Ayur Tsyrenov Dub Remix)Survivor

アメリカのロック・バンドであるサバイバーによってもともと1982年にリリースされ、映画「Rocky III」のテーマ・ソングとして使用されたトラック。

このバージョンは、シンガーでサウンド・プロデューサー兼リミキサーのAyur Tsyrenovによるダブ・リミックスです。

Indigo Children (JLE Dub Mix)PUSCIFER

アメリカのロサンゼルスで1995年に結成された、ロック・バンドのプシファーによるトラック。

2008年にリリースされたアルバム「”V” Is for Viagra. The Remixes」に収録されています。

Josh Eustisによるダブ・リミックスで、ビデオ・ゲーム「Need for Speed: Undercover」で使用されています。

Dub I Can FeelKing Tubby

ダブ音楽の伝説的な作品が、あなたの心を鷲掴みにします。

独特の低音が心地よく響くリズムと、耳に残るメロディが見事に組み合わさっている本作。

1975年にリリースされたアルバム『The Roots Of Dub』に収録されたこの楽曲は、ジャマイカのダンスホールを席巻したサウンドシステムミュージックの本質を捉えています。

キング・タビーさんのプロデュース力が光る本作は、まさにダブのエッセンスを体感できると言えます。

ジャマイカを代表する音楽プロデューサーによるこの名盤は、ダブ音楽を深く知りたいと思う方に大変興味深い楽曲です。

プレイリストに加えることで、ダブ音楽の世界を毎日楽しく楽しめることでしょう。