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ダブ音楽の深い世界。レゲエから生まれた音の魔法を体感できる名盤たち

レゲエ音楽の変革期に生まれた「ダブ」は、音響技術とジャマイカ独自のサウンドが融合した特別なジャンルとして、世界中の音楽シーンに多大な影響を与えてきました。

エコーやリバーブを効果的に用いた空間的な音作りと、重低音が生み出す独特の浮遊感は、現代の電子音楽にも脈々と受け継がれています。

音の実験場として進化を続けるダブミュージックの魅力に、あなたも今日から浸ってみませんか?

ダブ音楽の深い世界。レゲエから生まれた音の魔法を体感できる名盤たち(51〜60)

Legalize ItPeter Tosh

1976年にリリースされたこの楽曲は、ジャマイカのミュージシャンであるピーター・トッシュさんのデビューソロアルバムのタイトル曲として知られています。

スモーキーで幻想的な音空間が広がるダブスタイルの名作として、多くの音楽ファンに親しまれてきました。

荘厳なベースラインとシンコペーションを活かしたドラムパターンが印象的で、トッシュさんの抑揚に富んだボーカルが心に響きます。

本作は、カリブ海のマリファナ非犯罪化運動のアンセムとしても機能し、ジャマイカにおける国民的な議論を引き起こしました。

静かな炎のような情熱を感じられる一曲で、リラックスしたい時や心に響くメッセージを求める方におすすめです。

Mr. Put It Down (Noodles Remix – Dub Mix)Ricky Martin ft. Pitbull

Ricky Martin – Mr. Put It Down (Noodles Remix – Dub Mix) [Cover Audio] ft. Pitbull
Mr. Put It Down (Noodles Remix - Dub Mix)Ricky Martin ft. Pitbull

プエルトリコのシンガーであるRicky Martinと、アメリカのラッパーのPitbullによるコラボレーション。

2015年にデジタルダウンロード・リリースされ、アメリカのチャートでNo.1を獲得しました。

このダブ・リミックス・バージョンは、HipHopプロデューサーでDJのNoodlesによるものです。

One DrawRita Marley

ジャマイカのレゲエシーンを代表するリタ・マーリーさんが1981年3月にリリースした楽曲です。

リラックスしたビートとキャッチーなコーラスが印象的で、当時のレゲエファンの間で話題になりました。

ルーツ・レゲエというジャンルに分類される本作は、深みのあるベースラインと心地よいリズムが特徴的。

優しいヴォーカルとエコーが織りなす独特な空間が、リスナーを癒しの海へと誘います。

歌詞には自然なハイを求める人々の欲求が表現されており、リタさんの声と相まって深い印象を与えます。

静寂の中でじっくりと聴き込むことをおすすめします。

Alabama Blues (Todd Edwards dub mix)St Germain

フランスのミュージシャンであるSt Germainによって、もともと1996年にリリースされたトラック。

このバージョンは、アメリカのハウスとガラージュ・ミュージックのプロデューサーのTodd Edwardsによるダブ・リミックスです。

Stevie Wonderの1973年のトラック「Too High」をサンプリングしています。

ダブ音楽の深い世界。レゲエから生まれた音の魔法を体感できる名盤たち(61〜70)

Around (Dub Mix)Yinon Yahel

Yinon Yahelは、2001年から活動するイスラエルのDJでプロデューサーです。

彼はロック・バンドのEmanのキーボーディストとして90年代後半から音楽キャリアをスタートさせており、これまでにMadonnaやABBAなど多くのアーティストのリミックスも手がけています。

このトラックは2009年にリリースされました。

With LoveZomby

Zomby – With Love (Official Video)
With LoveZomby

エレクトロニック音楽の魅力が凝縮されたアルバムですね。

ダブステップやジャングルなど、様々なジャンルを横断しながら、独自の世界観を築き上げています。

33曲もの楽曲が収録された贅沢な2枚組で、ファンはもちろん、新しい音楽に触れたい方にもおすすめです。

2013年6月にリリースされたこの作品は、Zombyさんの音楽キャリアの集大成とも言えるでしょう。

Pradaのファッションショーで使用されるなど、音楽以外の分野でも高い評価を得ています。

家でゆっくり聴くのはもちろん、クラブで流れてきたら思わず体が動き出しそうですよ!

dub masterdennis bovell

ダブミュージックの真髄が詰まった一曲です。

1986年にリリースされたこのアルバムは、デニス・ボーヴェルさんの長年のキャリアの集大成とも言えるでしょう。

心地よいビートとエコーが織りなす音の迷宮に、思わず引き込まれてしまいます。

低音が体を包み込む一方で、繊細なディレイ効果が耳に新鮮な驚きを与えてくれますよ。

グルーヴ感たっぷりのリズムは、聴く人を瞬く間にダブの世界へと誘います。

アルバム『Dub Master』は、ボーヴェルさんの音楽への深い愛情が感じられる逸品。

音楽ファンならプレイリストに加えたい、聴き応えのある作品です。