RAG Musicベース入門
ベースをもっと楽しむWebマガジン
search

【2025】ベース初心者にオススメなJ-POP・邦ロックまとめ【簡単】

ベースが地味なポジション……などというのも昔の話、そもそも最高にかっこいいベースプレイで低音の魅力を教えてくれるスターたちは昔から海外でも日本でも多く存在していますよね。

とはいえ近年のJ-POP、邦ロックはリズムパターンが複雑なものも多く、いざベースを弾いてみたら難しすぎて挫折してしまった方もいるかもしれません。

そこで今回は、ある程度基礎的なプレイを弾けるようになってきた初心者ベーシストの皆さまでも十分挑戦できる、シンプルながらかっこいいベースフレーズが楽しめるJ-POP、邦ロックの名曲を紹介します。

この曲たちを弾きこなして脱初心者を目指しましょう!

【2025】ベース初心者にオススメなJ-POP・邦ロックまとめ【簡単】(41〜50)

上海ハニーORANGE RANGE

トリプルボーカルをフィーチャーしたパーティーチューンで人気を博している沖縄県出身の5人組ロックバンド・ORANGE RANGEの2作目のシングル曲。

ノンタイアップでありながらORANGE RANGEの名を広く知らしめた楽曲で、カラオケの定番曲としても知られているナンバーです。

難しいフレーズはありませんが、ボーカルのメロディーと合わせたキメや途中に転調する部分もあるため、コードやビートからズレないよう演奏することが大切。

アッパーな曲でありながら実はテンポはそこまで速くないため、初心者ベーシストにもオススメなんです。

シュフノミチ打首獄門同好会

アニメ『極主夫道』主題歌・打首獄門同好会「シュフノミチ」
シュフノミチ打首獄門同好会

「生活密着型ラウドロック」を名乗り、日常を歌ったゆるい歌詞と重低音が効いたラウドなサウンドで人気を博している3ピースロックバンド・打首獄門同好会の楽曲。

7thシングル『こんなバンド名だけどいいんですか』のオープニングを飾るナンバーで、テレビアニメ『極主夫道』の主題歌に起用されたナンバーです。

全体をとおしてルート弾きですが、テンポがかなり速いため左手よりも右手の鍛錬が必要になります。

また、突然ブレイクするキメ部分もかなり登場するため、初心者ベーシストは走り過ぎたりもたり過ぎたりしないようビートに注意して演奏しましょう。

シャングリラチャットモンチー

チャットモンチー 『「シャングリラ」Music Video』
シャングリラチャットモンチー

2000年以降のガールズバンドシーンに大きな影響を与えながらも2018年に解散してしまったロックバンド、チャットモンチー。

3rdシングル曲『シャングリラ』は、テレビアニメ『働きマン』のエンディングテーマに起用された、チャットモンチーの代表曲です。

フレーズそのものは難しくありませんが、サビのオクターブ奏法が慣れていないとリズムをキープできないため練習が必要です。

また、サビの変拍子ではバンド全体でズレないよう意識して合わせてくださいね。

TRUE BLUELUNA SEA

1989年に結成、90年代の音楽シーンにおいていわゆるヴィジュアル系という枠内をこえた数多くの伝説を生み出すも2000年に終幕、再始動後は若い世代にも多くのファンを獲得して現在進行形の伝説として音楽ファンはもちろん、ミュージシャンたちからも絶大な支持を受けるバンドがLUNA SEAです。

LUNA SEAのベーシストであるJさんは「何となく地味なポジション」といったステレオタイプのイメージがあったベーシスト像を破壊した存在の一人でもありますし、令和の今も彼に憧れてベースを始めた方はきっと多いでしょう。

Jさんのベースは土台に徹することも主役級に動き回ることもできるタイプですが、初心者ベーシストにおすすめなのがこちらの名曲『TRUE BLUE』です。

作曲もJさんが手掛けており、Jさんらしいアグレッシブでアップテンポな楽曲ながらベースラインはルート弾き中心で割合にシンプルにまとめられており、速いテンポに慣れるという意味でもぜひ挑戦してみてほしいですね。

ピック弾きの方にとっては正確なオルタナテイトピッキングの練習にもなりますし、キメの部分はドラムと息を合わせて歯切れよいプレイを心がけてください。

空も飛べるはずスピッツ

優しさと希望に満ちた幻想的なメロディと共に、若者の成長と自己実現への願いをつづった心温まる楽曲です。

スピッツのフロントマン草野マサムネさんが紡ぎ出す詩的な歌詞には、未熟さや不安を抱えながらも、純粋な思いを胸に前へ進もうとする青春の姿が描かれています。

本作は1994年4月にリリースされ、のちに1996年1月からのフジテレビ系ドラマ『白線流し』の主題歌として起用され、オリコンチャートで初の週間1位を獲得するミリオンセラーとなりました。

メロディアスなギターと透明感のあるボーカルが印象的な楽曲は、アルバム『空の飛び方』にも収録され、世代を超えて愛され続けています。

これからベースを始める方にオススメの1曲なのでぜひチャレンジしてみてください!

日曜日よりの使者↑THE HIGH-LOWS↓

【公式】ザ・ハイロウズ「日曜日よりの使者」【アルバム『flip flop』(2001/1/24)収録】THE HIGH-LOWS / Nichiyoubiyori No Shisya
日曜日よりの使者↑THE HIGH-LOWS↓

伝説的なロックバンドとして知られるTHE BLUE HEARTSの主要メンバー2人を中心に結成された4人組ロックバンド、↑THE HIGH-LOWS↓。

1stアルバム『THE HIGH-LOWS』に収録された楽曲『日曜日よりの使者』は、バラエティー番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』のエンディングテーマをはじめ、数多くのタイアップを持つナンバーです。

ベースラインそのものは難しくありませんが、ドラムのビートにしっかり合わせないと楽曲の一体感が薄れてしまうため注意しましょう。

また、6分を超える楽曲のため、最初から最後まで安定したプレイを心がけてくださいね。

瞬間センチメンタルSCANDAL

SCANDAL 「瞬間センチメンタル」/ Shunkan Sentimental ‐Music Video
瞬間センチメンタルSCANDAL

キャレスボーカル&ダンススクールに所属していた4人で結成され、インディーズ時代から精力的に海外公演をおこなってきたガールズロックバンド・SCANDALの5作目のシングル曲。

テレビアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のエンディングテーマに起用された楽曲で、スリリングなロックアレンジとキャッチーなメロディーが秀逸ですよね。

シンコペーションやキメが多く、基本的なルート弾きに比べてリズムが複雑なため初心者ベーシストは他の楽器とズレないように気をつけましょう。

途中に一カ所だけスラップが入りますが、アクセントとして使っているだけの簡単なプレイですのでぜひ再現してみてくださいね。