日本の唱歌・童謡・わらべうた|世代をこえて歌い継がれる心に響く名曲
子供の頃、家族や友達と一緒に歌った童謡やわらべうたを思い出すことはありませんか?
文部省唱歌をはじめとした懐かしい歌たちは、世代をこえて受け継がれてきた日本の宝物です。
でも、曲名は覚えていても歌詞が出てこなかったり、メロディはわかるのにタイトルが思い出せなかったりすることもあるのではないでしょうか。
この記事では、誰もが一度は耳にしたことのある唱歌や童謡、わらべうたを幅広くご紹介します。
懐かしい歌声に耳を傾けながら、大切な人と一緒に口ずさんでみてくださいね。
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日本の唱歌・童謡・わらべうた|世代をこえて歌い継がれる心に響く名曲(21〜30)
ひらいたひらいた

日本の伝統的なわらべうたとして長く親しまれてきた本作は、春の訪れを感じさせる歌詞が魅力です。
花が開いたり閉じたりする様子を、子供たちが手をつないで輪になって表現する遊びが楽しいですね。
シンプルな歌詞とメロディながら、日本人の自然観や無常観が込められており、奥深い魅力があります。
幼稚園や保育園で歌われることも多く、情操教育にも役立っています。
江戸時代から歌い継がれてきたこの曲は、春の季節を感じたい方や、日本の伝統文化に触れたい方にオススメです。
いとまきの歌

手遊びの歌です。
糸を巻いて手袋を作ったり、種をまいて小人さんの家をつくったり。
お手伝いをはじめる頃のお子さんにピッタリの歌ではないでしょうか。
手遊びのかわいい曲だと思っていたら、小人さんを落とし穴に落として、スープになって……最後の衝撃的な結末をご存じでしたか?
われは海の子

自然とともに生きる人々の姿を、詩情豊かに表現した名曲。
1910年に文部省から発表され、以来100年以上にわたって日本人に親しまれてきました。
2007年には「日本の歌百選」にも選ばれるなど、今なお多くの人々に愛され続けています。
海の風景や香り、音を感じさせる歌詞は、聴く人の心に鮮やかに情景を描き出します。
家族で海に出かけた際に口ずさんでみるのもステキですね。
かぞへ歌

文部省唱歌として広く学校現場で歌われてきた、日本の伝統的な数え歌。
1910年7月に『尋常小學讀本唱歌』に収録されたこの作品は、数を数えながら、忠義や親孝行、兄弟の和、友情、誠実さといった徳目を子供たちに教える内容となっています。
古くから各地に伝わるわらべ歌の旋律を教材用に整えたもので、福井直秋さんが伴奏譜を作成し、学校教育の現場で歌いやすい形にまとめられました。
1997年には杉並児童合唱団の歌唱によるアルバム『尋常小学唱歌 第三学年』にも収められています。
ひよこ

小学校1年生向けに書かれたこの曲は、兄弟仲良く集団で行動することの大切さを教えてくれます。
文部省が編さんした『尋常小学唱歌 第一学年用』に収録され、1911年5月に刊行された本作。
小さなひよこたちが親鳥のもとで助け合いながら歩く様子を通して、まだ小さな子供たちには大人の保護と仲間とのきずなが必要だというメッセージが込められています。
明るく歌いやすいメロディと、歩くリズムに合わせた拍子が印象的な、温かな情景描写が安心感を与えてくれる1曲です。
二宮金次郎

家事労働に励みながら、夜なべで学問をおこたらず、やがて他者を救う人物になったという偉人の幼少期が描かれたこの唱歌。
1911年の『尋常小学唱歌 第二学年用』に収録された作品で、勤勉と倹約、家族への思いやり、そして学びへの情熱といった儒教的な価値観が、平易な言葉とシンプルな旋律で表現されています。
薪を背負って本を読む少年の姿は、多くの日本人の記憶に刻まれていますよね。
困難な環境のなかでも前向きに努力する姿勢の大切さを教えてくれる1曲です。
冬の夜

1912年3月に発行された『尋常小学唱歌 第三学年用』に掲載されて以来、一世紀以上にわたり歌い継がれてきた文部省唱歌です。
外では厳しい吹雪が吹き荒れるなか、囲炉裏を囲んで過ごす家族の温かい団らんの情景が描かれています。
母の手仕事や父の語る昔話に耳を傾ける子供たちの様子からは、穏やかな幸せときずなを感じ取ることができますよ。
2007年には「日本の歌百選」にも選定された本作。
寒い季節に、家族との思い出を振り返りながら口ずさんでみてはいかがでしょうか。
四季の雨

四季それぞれの雨が持つ豊かな表情を繊細に切り取った、日本ならではの情緒あふれる唱歌です。
1914年に刊行された『尋常小学唱歌 第六学年用』に収められた1曲で、文部省唱歌として長年親しまれています。
春のけむるような雨から冬の寒さを伝える雨音まで、季節の移ろいを美しい日本語でつづった歌詞が印象的ですよね。
ゆったりとした3拍子の穏やかなメロディが、聴く人の心にしみじみとした安らぎを与えてくれる名曲です。
時計の歌

1910年に発行された教科書『尋常小学読本唱歌』に収録されて以来、長く歌い継がれている文部省唱歌です。
規則正しい擬音語のリズムにのせて、朝から晩まで休まず動き続ける時計の様子が描かれています。
レコード録音の歴史も古く、1932年には文谷千代子さんと日本ビクター・ジュニア・オーケストラによるSP盤が発売されるなど、さまざまな形で記録されてきました。
NHKの教育番組や学校教材としても親しまれてきたため、聴けば懐かしい教室の風景がよみがえる方もいるかもしれませんね。
朝顔

毎朝咲く花を数えながら、昨日より今日、今日より明日と増えていく朝顔に心を寄せる子供の視点が描かれた文部省唱歌です。
明治44年に刊行された『尋常小学唱歌(一)第一学年用』に収録されました。
花の数を数え、大きなつぼみは明日、小さなつぼみは明後日と時間の感覚を自然に学べる教材として全国の尋常小学校で歌われてきた本作。
夏の観察日記と結びついた朝顔という題材が、世代をこえて懐かしさを呼び起こしてくれるでしょう。


