文部省唱歌・童謡・わらべうた。歌い継がれる日本のこころ
文部省唱歌の童謡・わらべうたの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。
いつまでも歌い継がれる、日本の懐かしいプレイリストです。
文部省唱歌・童謡・わらべうた。歌い継がれる日本のこころ(11〜20)
赤とんぼ

赤とんぼが飛んでいる夏は終わりの夕暮れ。
少しずつ日暮れが早くなり家に帰らなければいけない時間もせまってきています。
オレンジ色の夕暮れを背に家に帰ったことを赤とんぼを見て思い出している懐かしい気持ちになる歌です。
十五夜おつきさん

十五夜の月は空気が澄んでいるので月がきれいに見えますが歌の内容はとても悲しいです。
一家が離れ離れになってしまった女の子が家族を思い出し月を見ながら、もう会えなくなってしまった家族に想いをはせているという歌詞です。
作詞家の野口雨情の幼い時代の経験がこのような詞を書かせたのではないでしょうか。
あめふり

雨降りの日傘を忘れて待っている子供のもとに母親が迎えに来てくれるといううれしい歌です。
蛇の目は蛇の目傘のことで江戸時代から用いられていた傘のことで、歌が発表された大正時代もこの傘が使われていたことがわかります。
あんたがたどこさ

子どもたちがまりつきしながら自分の家についてお友達に教えてあげているのどかな風景。
熊本の田舎。
山の風景が頭に浮かんでくる歌。
ゆっくりとした曲調で、年配の方から小さな子どもまで誰にでも合わせられる歌です。
うさぎうさぎ

うさぎと月を題材にした童謡で十五夜の月をみて跳ねるうさぎの様を描いた歌です。
うさぎと月の関係性は有名な仏法説話のササジヤータカにまでさかのぼるとされています。
お団子をいただきながら子供の頃聴いた懐かしい歌です。
うさぎとかめ

うさぎとかめ、ひとめでどちらが勝つかわかるります。
しかし、最後まで聴いてみると自信過剰で油断してしまったうさぎ。
能力があまりなくても、まじめにこつこつ頑張る亀が最後には勝利したり成功する。
という教訓が歌ってある歌です。
文部省唱歌・童謡・わらべうた。歌い継がれる日本のこころ(21〜30)
うみ

海を題材にしている歌はいくつかありますが、その中でも特に短い歌の一つです。
短い曲ながら大きな海に対する子どもの素直な思い、果ては見たことがないよその国(海外)にまで広がり、子供の夢や希望を感じさせる歌です。