日本の唱歌・童謡・わらべうた|世代をこえて歌い継がれる心に響く名曲
子供の頃、家族や友達と一緒に歌った童謡やわらべうたを思い出すことはありませんか?
文部省唱歌をはじめとした懐かしい歌たちは、世代をこえて受け継がれてきた日本の宝物です。
でも、曲名は覚えていても歌詞が出てこなかったり、メロディはわかるのにタイトルが思い出せなかったりすることもあるのではないでしょうか。
この記事では、誰もが一度は耳にしたことのある唱歌や童謡、わらべうたを幅広くご紹介します。
懐かしい歌声に耳を傾けながら、大切な人と一緒に口ずさんでみてくださいね。
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日本の唱歌・童謡・わらべうた|世代をこえて歌い継がれる心に響く名曲(21〜30)
どのこがよいこわらべうた

子供たちが集まって遊ぶとき、鬼や次の順番をどうやって決めるか迷うことはありませんか?
そんな場面で大活躍するのが、古くから親しまれているこのわらべうた。
リズムに合わせて一人ひとりを順番に指さしていき、最後に選ばれた子が次の役になったり、ぎゅっと抱きしめてもらえたりと、ドキドキ感と安心感の両方が味わえますよ!
2007年2月に発売されたアルバム『NHK にほんごであそぼ わらべうた』にも収録されており、教育番組のコーナーでも紹介されたことで広く知られるようになりました。
新緑がまぶしい5月、お散歩先の公園や室内で輪になり、お友達や親子でふれあいながら心地よいリズムを楽しんでみてくださいね。
たけのこ めだしたわらべうた遊び

春から初夏にかけて旬を迎える、たけのこの成長を全身で表現するわらべうた遊び。
土から芽が出て、花がパッと咲き、最後にハサミでチョキンと切られるまでの物語を、手遊びで楽しみます。
グー・チョキ・パーの手の形が自然と動作に組み込まれているため、じゃんけんのルールを覚えるきっかけ作りにも最適!
古くから歌い継がれてきた伝承歌ですが、NHKの子供向け番組などで紹介された影響もあり、保育園や幼稚園ではおなじみの集団遊びとして定着しています。
最後は「えっさえっさ」と掛け声を合わせ、じゃんけんで勝敗を決めるのがお決まりのパターン。
新緑が美しい5月の空の下、親子や友達と元気いっぱいに体を動かしてみてくださいね。
ひばりひばりわらべうた遊び

春の風が心地よい5月に、親子でゆったりと楽しんでほしいのが、春を告げる鳥をテーマにしたこちらのわらべうた遊びです。
鳥への呼びかけと、山や谷を越えていく移動の様子を描いた短い言葉の繰り返しが特徴的ですよね。
膝の上でお子さんを揺らしたり、指先を動かして山や谷を表現したりと、遊び方は自由自在!
古くから地域で歌い継がれてきた伝承歌ですが、2021年3月にも新たな歌い方の音声記録が公開されるなど、現代でも保育の現場を中心にさまざまな形で親しまれています。
決まった正解がないからこそ、お子さんの年齢やその場の雰囲気に合わせてアレンジできるのが本作の魅力ですね。
暖かな日差しのなか、お子さんと一緒にオリジナルの遊び方を見つけてみるのはいかがでしょうか?
ひよこ

小学校1年生向けに書かれたこの曲は、兄弟仲良く集団で行動することの大切さを教えてくれます。
文部省が編さんした『尋常小学唱歌 第一学年用』に収録され、1911年5月に刊行された本作。
小さなひよこたちが親鳥のもとで助け合いながら歩く様子を通して、まだ小さな子供たちには大人の保護と仲間とのきずなが必要だというメッセージが込められています。
明るく歌いやすいメロディと、歩くリズムに合わせた拍子が印象的な、温かな情景描写が安心感を与えてくれる1曲です。
時計の歌

1910年に発行された教科書『尋常小学読本唱歌』に収録されて以来、長く歌い継がれている文部省唱歌です。
規則正しい擬音語のリズムにのせて、朝から晩まで休まず動き続ける時計の様子が描かれています。
レコード録音の歴史も古く、1932年には文谷千代子さんと日本ビクター・ジュニア・オーケストラによるSP盤が発売されるなど、さまざまな形で記録されてきました。
NHKの教育番組や学校教材としても親しまれてきたため、聴けば懐かしい教室の風景がよみがえる方もいるかもしれませんね。
案山子

明治末期の農村風景を題材に、田んぼに立つ一本足の人形を擬人化した文部省唱歌です。
晴れた日にもみのとかさをまとい、朝から晩まで立ち続ける姿や、カラスにからかわれる様子が、ユーモアと哀愁をこめて描かれています。
1911年6月に『尋常小学唱歌 第二学年用』へ収録され、戦後の1947年には教科書に復活しました。
稲刈りの季節を思い起こさせる秋の定番レパートリーとして、高齢者施設の歌声サロンや保育現場でもよく歌われている、懐かしい里山の情景に触れたいときにピッタリの1曲です。
池の鯉

手を叩いて合図をすると、魚たちが集まってくる様子を描いた、明治時代から続く文部省唱歌です。
1911年5月に発行された『尋常小學唱歌 第一学年用』に初めて掲載されました。
音やエサに反応して集まる生き物の習性を、リズミカルな言葉遊びのように表現した歌詞が印象的ですね。
シンプルな旋律は覚えやすく、思わず口ずさみたくなる魅力があります。
時代が変わっても色あせない日本の原風景を感じさせる本作。
公園の池で鯉を見かけたときや、懐かしい思い出に浸りたいときに、そっと歌ってみてはいかがでしょうか。
でんでらりゅうば

日本の長崎県に伝わるわらべうたの一つで長崎くんちという祭りでも使われています。
子どもの手遊び歌としても知られています。
ロシア軍艦、コサック騎兵などという言葉からわかるように日露戦争時に流行した長崎節をもとにしていると伝えられています。
おうま作詞:林 柳波/作曲:松島 つね

母馬に寄り添いながらぽっくりぽっくりと歩む子馬の姿を、やさしいリズムに乗せて描いた作品です。
作詞の林柳波さんは千葉の御料牧場で実際に目にした親子馬の情景をもとに詞を書いたそうで、動物の母子の情愛が素朴なことばで紡がれています。
作曲の松島つねさんは低学年でも歌いやすい音域と節回しを心がけ、鍵盤やハーモニカでも演奏しやすい伴奏に仕上げました。
1941年2月に国民学校の教科書『ウタノホン 上』へ収められたのち、戦後も継続して各社の教科書に採用され、2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。
幼稚園や保育園での合唱はもちろん、手遊びや器楽合奏にも取り入れやすく、親子で一緒に歌えば蹄の音をまねしながら楽しめますよ。
かぞへ歌

文部省唱歌として広く学校現場で歌われてきた、日本の伝統的な数え歌。
1910年7月に『尋常小學讀本唱歌』に収録されたこの作品は、数を数えながら、忠義や親孝行、兄弟の和、友情、誠実さといった徳目を子供たちに教える内容となっています。
古くから各地に伝わるわらべ歌の旋律を教材用に整えたもので、福井直秋さんが伴奏譜を作成し、学校教育の現場で歌いやすい形にまとめられました。
1997年には杉並児童合唱団の歌唱によるアルバム『尋常小学唱歌 第三学年』にも収められています。


