米寿のお祝いに贈りたい歌。心あたたまる名曲、人気曲
長寿祝いには還暦や古希などさまざまな年齢に該当する言葉がありますが、皆さんは「米寿」が何歳のことなのかご存じでしょうか。
米寿とは数え年で88歳、米の字を分解すると八十八となることに由来しているそうですよ。
こちらの記事では、そんな米寿のお祝いにぜひ歌いたい、贈ってあげたい邦楽の名曲をまとめています。
往年の演歌や歌謡曲を中心として、近年のJ-POPも含めたラインアップでリサーチしていますから、おじいちゃんやおばあちゃんの米寿のお祝いに、お孫さん皆で歌える曲をぜひ見つけてくださいね!
米寿祝いに贈る心ふるえる歌(1〜10)
熱き心に小林旭

小林旭さんの力強い歌声が印象的な本作は、味の素ゼネラルフーヅの「マキシム」のCMソングとして採用された名曲です。
1985年11月にリリースされ、オリコンチャートで最高位12位を記録。
累計で約37.6万枚の売り上げを達成しました。
大瀧詠一さんが手掛けたメロディと阿久悠さんの言葉が見事に調和し、幅広い層に親しまれています。
生き生きとした姿勢を想起させる歌詞と、心地よいリズム感は、カラオケで楽しむのにも最適。
心に余裕をもたらす本作は、集いを華やかに彩るとともに、美しい瞬間を共に祝福するのにふさわしい選択となるでしょう。
銀色の道ダークダックス

雪が舞う冬の景色を思わせる、心に染み入るメロディと歌詞が魅力の楽曲です。
人生の厳しい道のりを、美しい銀色の道に例えて描いた歌詞は、聴く人の心に希望の光を灯します。
ダークダックスさんの温かみのあるハーモニーが、曲の魅力をさらに引き立てていますね。
1957年3月22日に初演奏会を開催し、その年に6枚ものアルバムをリリースするという記録的な活躍を見せたダークダックスさん。
本作は、そんな彼らの代表曲の一つとして、長く愛され続けています。
米寿を迎えたおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に聴けば、きっと人生の喜びや思い出が蘇ってくるはずです。
川の流れのように美空ひばり

美空ひばりさんの魂が込められた珠玉の名曲は、人生の機微を川の流れに喩え、深い共感を呼ぶ歌詞と温かな歌声で多くの人々の心に寄り添います。
1989年1月にリリースされたこの楽曲は、ひばりさん自身が選んだ最後のシングルとして特別な意味を持ちます。
NHK紅白歌合戦でも披露され、世代を超えて愛される楽曲となりました。
米寿を迎えたご家族や大切な方への贈り物として、また、人生の節目を静かに振り返る時間に寄り添う1曲としてぴったりです。
心温まるメロディーと歌詞が、きっと深い感動と癒しをもたらしてくれることでしょう。
米寿祝いに贈る心ふるえる歌(11〜20)
これから音頭大泉逸郎

自分の孫を思って歌った曲『孫』を1999年にリリースし大ヒットさせた大泉逸郎さん。
なんと『孫』は大泉さんのデビュー曲なんですよ。
そんな大泉さんのなんともおめでたい1曲がこの『これから音頭』。
「喜寿も米寿も、もちろん白寿も人生の通過点、何歳になっても人生まだまだこれから」と、人生をトコトン楽しむ歌詞は共感度バツグンではないでしょうか。
「あっ、ソレソレ!」なる合いの手も楽しいのでカラオケの際には忘れずに。
とにもかくにも米寿、長寿のお祝いに欠かせない1曲です。
おやじの海村木賢吉

長年にわたって親しまれてきた曲が、改めて人々の心を揺さぶります。
漁師の厳しい生活と父親への深い敬愛を描いた歌詞は、家族の絆や人生の教訓を伝えてくれます。
1972年に自主制作でリリースされたこの曲は、当初は注目を集めませんでしたが、1978年頃に北海道釧路市で人気が急上昇。
1979年2月の再発売を経て、オリコン週間チャート5位、1979年度年間27位を記録する大ヒットとなりました。
村木賢吉さんの力強い歌声と、佐義達雄さんの繊細なメロディが見事に融合した本作は、家族への感謝の気持ちを伝えたい方におすすめです。
スーダラ節植木等

1961年8月20日にリリースされた、ハナ肇とクレージーキャッツのシングル。
昭和を生きた、明るくて優しくて、ちょっとだらしない部分のあるおじいちゃんにぴったりのナンバーです。
歌うと楽しくなる昭和の名曲で米寿を祝ってみてはいかがですか?
月がとっても青いから菅原都々子

昭和の名曲として長く愛され続けている楽曲は、菅原都々子さんの歌声で多くの人々の心に響いています。
1955年にリリースされたこの曲は、当時の音楽市場規模の30分の1でも100万枚を超える大ヒットを記録。
同年12月には日活製作の同名映画も公開され、後に多くの歌手によってカバーされるなど、日本のスタンダード曲として歌い継がれています。
青い月夜に感じる切なさや美しさを、遠回りして帰る二人の姿を通じて表現した歌詞は、心に染みるものがあります。
米寿のお祝いに、家族や大切な人との思い出を振り返りながら聴くのにぴったりの一曲です。