笑い声が響く!高齢者の方の脳トレに効果的な言葉遊び・クイズまとめ
笑い声が響く時間は、心も体も元気になれる有意義な時間ですよね。
今回は、高齢者の方と一緒に楽しめる言葉遊びやクイズをご紹介します。
中華料理の名前を組み合わせるゲームや、ペアで同じ答えを書くゲームに、シルバー川柳の穴埋めクイズ。
思わず笑顔があふれる楽しい時間を、みんなで過ごしませんか?
言葉遊びやクイズといったレクリエーションは、脳を刺激し認知症予防にも効果的。
心を豊かにするだけでなく、会話も自然に生まれて、すてきなひとときを過ごせますよ。
言葉遊び・クイズ(11〜20)
言葉数珠つなぎカードゲーム

年齢を重ねると食が細くなっていき、噛む力がおとろえ、それに比例して滑舌も悪くなってしまうことがあります。
そういった方は口腔機能を刺激することである程度の改善が見込めます。
そんな口腔機能をアップさせるのにうってつけのレクリエーションが、こちらの『言葉数珠つなぎカードゲーム』。
連続すると言いづらい言葉をカードに書いて、数珠つなぎのように言っていくという簡単なゲームで、滑舌が鍛えられます。
ワードのレパートリーも多く何度でも楽しみやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
ジェスチャーゲーム

バラエティー番組でよく見かけるジェスチャーゲーム。
準備するものがいらず、体ひとつで楽しめて、適度な運動にもなりますよ。
やり方はご存じのように、お題を体の動きだけで参加者に伝えていきます。
特徴を捉えたり、動きを真似たり、表現するポイントはさまざまです。
表現者はお題から、どういう風に伝えるか、どう表すか、と考えておこないます。
参加者も、何だろう?
と動きに注目して連想することになるため、脳トレとしての効果も期待できますよ。
ぜひおこなってみてくださいね。
一文字変えまショー

全員がしっかりと参加できるレクリエーションをお探しの方は、こちらの『一文字変えまショー』がオススメです。
子どものときに誰しも一度は遊んだことのある「一文字変えて?」でおなじみのレクリエーションですね。
この動画の場合は出題者とその他に分かれるわけではなく、3文字から1文字を変えて、数珠つなぎにすることで全員が楽しめます。
後半は厳しくなってくると思いますが、「チョコ」や「運気」などのワードが来たときは笑いが必ず生まれるでしょう。
小噺

トーク力に自信のある方は、こちらの『小噺』を挑戦してみてはいかがでしょうか?
動画のようにとんちの効いた小噺を展開していくというものなので、道具を用意する必要もありません。
その代わりに相当なトーク力とネタの質が求められるのですが、そこはご安心を。
ネットで検索すれば今回のような小話はいくらでも出てきます。
動画のようにクイズに近い形式を取ってみるのもオススメです。
ぜひ参考にしてみてください。
言葉当てクイズ

具体的な言葉を使わずにお題の単語を答えてもらう言葉を当てるクイズ。
お題をホワイトボードなどに書き、ヒントを出す人はそれが見えるように座り、回答者はホワイトボードを背に座ります。
たとえば特定の食べ物がお題の場合、ヒントを出す人はその食べ物の特徴などをいかに伝わるようにするか、回答者は出されたヒントからどうやって答えをイメージするかが重要なため、どちらも頭をフル回転させる必要がありますよね。
回答できた時に爽快な気持ちになれるレクリエーションです。
しりとり

子供のころから慣れ親しんできた「しりとり」も認知症の方にオススメのレクリエーションです。
しりとりのいいところはモノを使わない、準備も必要のないといった手軽さにあります。
郊外へ出掛ける移動のバスの中、ちょっとした空き時間の埋め合わせなどに重宝すると思います。
また認知症のレベルに合わせて難易度を変えられる点もオススメポイントの1つです。
「3文字しばり」や「食べ物しばり」などカスタマイズは自由自在。
「50単語つなげられたらゴール」などの目標を設定してもいいですね。
おわりに
ゲームや言葉遊びをとおして生まれる笑顔は、コミュニケーションの架け橋になるだけでなく、楽しみながら脳を活性化する効果も期待できます。
高齢者の方と一緒に取り組める簡単なレクリエーションの数々を、ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね。
和やかな雰囲気の中で過ごす充実したひとときが、心と体の健康につながることでしょう。