高齢者の方にウケるオススメの楽しい出し物
デイサービスや入居施設などの高齢者の方が集まる場所では、季節ごとにイベントが開かれていますね。
その際に、高齢者の方に喜んでいただける出し物を何にしようかと悩まれている職員の方もいらっしゃると思います。
そこで、この記事では、取り入れやすい余興やゲームを紹介します。
職員の方が披露する出し物と、高齢者の方も一緒に参加できる出し物をピックアップしました。
参加者全員が楽しめる、「ウケる」イベントを目指して、盛り上げていきましょう!
高齢者の方にウケるオススメの楽しい出し物(1〜10)
バランスUFOゲームNEW!

どんな方でもドキドキ感が味わえる高齢者向けの室内レク「バランスUFOゲーム」をご紹介いたします。
まず紙皿の中心に穴を開け、ひもを通して上からつるします。
浮かんだUFOのような紙皿が、ゆらゆら揺れるのがポイントです。
参加者は交代でプールスティックを小さく輪切りにしたものをひとつずつ乗せていきます。
重心を意識しないと傾いて落ちてしまうので、集中力、指先の動かし方が鍛えられます。
どこに置くかを考える戦略性も加わり、みんなで応援しながら楽しめるのも魅力です。
道具は身近なものでそろうので、準備も簡単。
つるす高さやアイテムの重さを調整すれば、初心者から上級者まで幅広く楽しめます。
楽器演奏

普段、楽器の生演奏を聴ける機会はそれほど多くないはずです。
スタッフさんの中に吹奏楽経験者や趣味で楽器を習っている方がいるのであれば、クリスマス会などで演奏を披露するのがオススメです!
聴きなじみのある童謡や歌謡曲でも、楽器で演奏するとまったく雰囲気が変わり、感動が生まれます。
楽器の音はCD音源などとは違い体の奥まで響いてくるため、きっと高齢者の方も目の前で繰り広げられる生演奏に感激されることでしょう。
カラオケNEW!

歌をうたうことがお好きな高齢者の方なら、カラオケは楽しい時間ですよね。
歌うことで、ストレスも発散できたり、歌がはやっていた頃の記憶を思い出すきっかけにもつながります。
懐かしい歌をうたったり、きいたりして「あの頃、あんなことがあったな」と過去を振り返る方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、歌うときに口を動かすのでお口の運動にも効果が期待できます。
人前で歌うことが苦手な高齢者の方も、歌をきいて手拍子をしたり一緒に口ずさめるので楽しんでいただけそうですね。
劇

スタッフさんによる創作劇は、忘新年会の目玉企画となることまちがいなし!
誰もが知っている昔話などをアレンジして披露すれば、高齢者の方々も笑わずにはいられないでしょう。
劇を成功させるポイントは、恥ずかしがらずに思いきり役に入り込むことです。
モジモジしていると観客も白けてしまいますよ。
人数が少なめで身動きがとりやすい状況であれば、高齢者の方にも劇に参加してもらいながら進めていくと、より盛り上がるかもしれませんね。
二人羽織

展開が読めない二人羽織は、場を盛り上げる出し物にピッタリ!
2人1組になり、1人が羽織り物などを被った状態でもう1人に後ろから覆いかぶさり、見えない状態でメイクをしたり食事させたりします。
テーブルに置いてある物の配置も顔の位置も直接確認できないため、みんなで大笑いしながら見守るしかありません。
スタッフさん同士の二人羽織を見せるだけでなく、安全に配慮しながら高齢者の方とペアを組んでやってみるのもおもしろいでしょう。
マジック

忘新年会やクリスマス会の出し物の定番といえばマジックですよね!
箱の中に人が入った状態で剣を指していくマジックや、体のパーツがバラバラになるマジックなどは、ダンボールで仕掛けを作って意外と簡単に再現できますよ。
もっとも準備しやすいのはトランプマジックなど小さなアイテムでできるものですが、皆さんの前で披露するなら、遠くからでも見やすいマジックがオススメです。
もし失敗してしまってもそこはご愛嬌!
盛り上げるためのネタにしてしまいましょう。
箱の中身はなんでしょう

バラエティー番組などでは生き物や食べ物が使われる、箱の中身はなんでしょうゲーム。
高齢者の方に楽しんでいただく場合は、けん玉などの遊び道具やぬいぐるみなど、けがにつながらないアイテムを選びましょう。
目で確認せず手の感覚のみを使って判断する機会は、普段の生活ではあまりないはずです。
感覚を研ぎ澄ませることは脳にも良い刺激になるため、特別な会だけでなく通常のレクリエーションに取り入れるものオススメですよ!