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【高齢者向け】人気の夏の歌。カラオケで盛り上がる選曲をご紹介

多くの高齢者施設では、レクリエーションや体操の時間などに、歌をうたう機会がありますよね。

スタッフの方は、高齢者の方に合った歌の選曲に悩んでしまうこともあるかと思います。

そういったときにオススメなのが、季節をテーマにした歌です。

季節に合った歌を歌うことで、高齢者の方に四季を感じていただけますよ。

幼い頃に歌ったことがある曲なら、過去を振り返って懐かしむ方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、夏をテーマにした歌をたくさんそろえました。

ぜひ、夏の歌で楽しい時間をお過ごしくださいね。

【高齢者向け】人気の夏の歌。カラオケで盛り上がる選曲をご紹介(11〜20)

ハワイ航空便宇都美清

昭和20~30年代に多くのファンを魅了した宇都美清さんの楽曲は、美しい南国への郷愁と憧れを表現した珠玉の作品です。

穏やかなメロディーと哀愁のある歌声が、ハワイの風景や情景を見事に描き出していますよ。

1950年に発売された本作は、当時の日本人の夢や希望を優しく包み込んだ名曲となりました。

アルバム『日本の流行歌スターたち(19) 宇都美 清』に収録され、時代を超えて親しまれています。

懐かしい思い出とともに心が温まるこの楽曲は、高齢者の方と楽しく交流できる音楽レクリエーションにぴったり。

穏やかな気持ちで過ごせる時間を共有できますよ。

河内音頭

河内音頭(大阪府民謡)Kawachi Ondo(Japanese Folk Song)
河内音頭

盆踊りなどで知られる民謡の1つである『河内音頭』は、現在の大阪府南東部にあたる地域で歌われていた土着の音頭や民謡などが混ざり、アレンジされて出来上がったと言われています。

主に盆踊り歌として歌われることになるため、仏教との関連も深く、鎮魂歌の一面も併せ持っています。

そんな一地方で生まれた河内音頭ですが、1961年に出されたレコード『鉄砲節河内音頭』がミリオンセラーになり、日本のみならず海外まで名を広げることになりました。

ご年配の方でしたら、音を聞くだけでつい手が動いてしまうかもしれませんね。

真っ赤な太陽美空ひばり

恋の季節感と情熱的なロックサウンドが見事に調和した1曲です。

真夏の太陽をイメージした鮮やかな楽曲は、夏の海辺での若者たちの恋を情感豊かに表現しており、季節の移ろいとともに変化する恋心がドラマチックに描かれています。

美空ひばりさんの力強い歌声が織りなす独特の世界観が魅力的です。

1967年5月に芸能生活20周年記念アルバム『歌は我が命』の収録曲としてリリースされた本作は、140万枚を超える大ヒットとなりました。

デイサービスでのカラオケの際にピッタリの楽曲です。

心躍るメロディとともにすてきな思い出に浸れる時間を過ごしていただけます。

憧れのハワイ航路岡晴夫

戦後歌謡の代表といえる曲で、昭和23年に発表されました。

戦前から多くの日本人が移住していた海外の地、戦後しばらくは一般の人々の渡航ができなかった「夢のハワイ」、岡晴夫さんの独特の歌声が印象的です。

この時代の、明るく前へ向いていこうとする日本の雰囲気が現れている歌だと思います。

昭和40年ごろ「10問正解して、夢のハワイへ」というキャッチフレーズでおなじみのクイズ番組があったように、むかしも今もハワイは憧れの場所なんですね。

お祭りマンボ美空ひばり

日本の夏といえば、お祭りは欠かせない要素ではないでしょうか。

子供から大人まで、それぞれが楽しめる大切な空間ですよね。

そんなお祭りのにぎやかな雰囲気、そこで過ごす人々の高揚感を表現したような、美空ひばりさんの代表的な曲のひとつです。

お祭りが大好きな人の生きざまを描いたようなユニークな歌詞も特徴で、何が起こってもお祭りをやめない姿には、浮かれた様子だけでなく祭りにかける思いといった部分も感じられます。

軽やかな空気感のサウンドが、歌詞で描かれるお祭りに全力で挑むすがたを、さらに強調しているようにも感じられる、にぎやかな楽曲ですね。

まつり北島三郎

7月はお祭りがある季節ですよね。

お祭りといえば、1984年に発売された北島三郎さんの『まつり』が有名です。

歌詞の中では、大漁祭りが描かれており、躍動感あふれる表現がされています。

コンサートステージでは、ねぶたに乗って、大勢の踊り手とともにダイナミックなパフォーマンスがおこなわれます。

また、NHKの紅白歌合戦では毎年のようにこの歌を唄っていたので、元気づけられたという高齢者の方も多いのではないでしょうか。

北島三郎さんの力強い歌声が魅力で心にひびく曲ですね。

【高齢者向け】人気の夏の歌。カラオケで盛り上がる選曲をご紹介(21〜30)

白い珊瑚礁ズー・ニー・ヴー

哀愁を帯びたメロディに乗せて、南国の美しい情景が目の前に広がるようなズー・ニー・ヴーの名曲です。

1969年4月に発売されたシングルのB面曲でしたが、その魅力が多くの人の心に届き、オリコンチャート18位を記録しました。

過ぎ去った夏の恋を、白い砂浜や珊瑚礁といった風景とともに振り返る歌詞は、切なさの中にも温かさを感じさせます。

この楽曲の語りかけるような優しい歌声は、まるで宝箱にしまっていた大切な記憶を呼び覚ますかのよう。

若かった頃の甘酸っぱい思い出が蘇ってくるかもしれませんね。

夏の午後に、ゆったりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。