【高齢者向け】冬にオススメ壁飾り。心あたたまるアイデア
寒さが続く冬は、高齢者の方も室内で過ごすことが増えますよね。
クリスマスやお正月、節分など冬には楽しいイベントや行事がたくさんあります。
冬ならではの壁面飾りで、高齢者の方に室内でも季節を感じながら過ごしていただきましょう!
冬のイベントや行事はもちろん、この時期に見ごろを迎える花などをモチーフにした飾りもありますよ。
手先を器用に使う、制作レクは認知症予防につながりり、コミュニケーションツールとしてもオススメですよ。
楽しく制作することで、すてきな時間をお過ごしくださいね。
【高齢者向け】冬にオススメ壁飾り。心あたたまるアイデア(1〜10)
くるくるみのむし
ミノのなかで冬眠する様子が印象的なミノムシは松尾芭蕉の俳句など、日本の伝統的な作品に登場することでも知られていますね。
落ち葉と合わせて飾ることで、高齢者の方が室内でも冬を感じられるアイテムを作りましょう。
長方形にカットした折り紙に細かく線を入れて巻く部分がポイント。
立体的な仕上がりになるよう一つずつ巻きましょう。
目のパーツと組み合わせたら、最後にヒモを通して壁面に飾ります。
ミノの色を単色だけでなく、複数のカラーで作ってみるのもオススメですよ。
しめ縄
日本で最もポピュラーな壁飾りといえば、しめ縄です。
普段、壁を飾らないという方でも、しめ縄は必ず壁にかけているのではないでしょうか。
もともとは神聖なものですが、近年ではかわいらしいデザインのしめ縄も増えていますよね。
そこで提案したいのが、しめ縄の制作です。
縄の部分自体は簡単なのですが、難しいのは上部の飾り部分。
絵馬や扇子など一つひとつ丁寧に仕上げてくださいね。
せっかくの制作なので、オリジナリティのある飾りを乗せてみるのも楽しいと思いますよ。
子供が好きなキャラクターなど、みんなが笑顔になれるものを考えてみてくださいね。
梅とうぐいす
早春の季語としても知られており、冬から春に移り変わる季節に飾られることの多い梅とウグイス。
和歌や花札などにも使用されており、高齢者からも親しみのある壁面飾りを作りましょう。
丸めた折り紙を再び開いて梅を作り、中心のパーツをボンドで接着します。
うぐいすのシルエットの画用紙に合わせて折り紙をカットしたら、茶色の髪をねじって作った枝と合わせて貼り付けましょう。
梅の花の色合いや飾り付ける場所を考えながら楽しめる壁面飾りです。
ふんわりかわいい雪うさぎ

冬の風物詩の一つとして人気のある雪うさぎをテーマにした壁飾りの作り方を紹介します。
4分の1の大きさに折った折り紙をだ円形にカット。
画用紙に貼り付けたら再びカットして、のりで貼り付けましょう。
仕上げに手芸用綿を貼り付けて雪を演出する点がポイント。
緑の画用紙とデコレーションパーツで目と耳を飾り付けて、上部に開けた穴にリボンを通したら冬の壁飾りの完成です。
画用紙の周囲に雪を降らせるなど、イラストや飾りを追加するのもオススメですよ。
紙で富士山の正月飾り

お正月のモチーフとしてもおなじみの富士山をあしらった、壁面飾りのアイデアです。
折り紙や厚紙、クレープペーパーなど、さまざまな紙を使った工作のため、切り貼りする作業がメインですので、高齢者の方が楽しんで制作するのにもぴったりの内容です。
まず、カットしたダンボールにお好きな紙を貼ってベースを作り、富士山や初日の出、その年の干支などを組み合わせましょう!
和紙や千代紙などで和テイストに仕上げてもいいですし、洋風なお花を組み合わせるなど和モダンな雰囲気を演出してもGOOD!
この制作は自分の好きなようにデザインをアレンジできるのが魅力ではないでしょうか。
門松

日本に古くから伝わる「木の梢に神が宿る」という考え方から、年神の依り代としてお正月の玄関などに飾る門松。
お正月飾りの定番とも言えるアイテムのため、1月の壁面飾りのテーマとしてもぴったりなのではないでしょうか。
見ているだけでお正月気分を味わえる上に縁起が良いため、ご高齢者の方の工作としてもオススメですよ。
配色のカラフルさから一年の始まりを明るくお祝をいしてくれる、誰もがお正月をイメージする華やかな壁面飾りです。
年末年始の扇飾り

扇の形をした土台にさまざまな縁起物を配置した、お正月にはぴったりの豪華な飾り付けです。
飾りとの色のバランスを意識して、メインとなる扇にどの折り紙をチョイスするのかも重要なポイントですね。
配置する飾りは葉ぼたんやさざんか、鶴などが定番で、美しさだけでなく新年への願いもしっかりと込めていきましょう。
土台の扇も段差があるものなので、飾り付けも折り紙や画用紙をカットするだけでなく、立体感を意識するのがよさそうですね。