【高齢者向け】盛り上がる言葉遊びゲーム。楽しい介護レク
言葉遊びゲームの中でも、幅広い世代から愛され続けているのが「しりとり」。
しりとりといえば単語の最後の文字を使って、新しい文字をつなげていくゲームですよね。
そんな昔から人気のしりとりを、さまざまなアレンジで楽しんでみませんか?
こうした盛り上がる言葉遊びは、脳のトレーニングにもなり、みんなでワイワイ楽しみながら挑戦できるのが魅力です。
今回は高齢者の方が心から楽しめる、しりとりの言葉遊びゲームをご紹介します。
簡単なものから少し難しいものまで、ぜひ挑戦してみてくださいね。
早口言葉発声練習(11〜20)
除雪車除雪作業中

雪が降る地域ではよく見られる光景を題材とした早口言葉「除雪車除雪作業中」。
この早口言葉の難しいポイントは「除雪」という単語が2回登場するところでしょう。
そのため、繰り返しているうちにどこまでいったか混乱してきてしまいます。
また「じょ」が2回、「しゃ」と「ぎょ」がそれぞれ1回、と発音しづらいポイントが盛り込まれているのも特徴です。
その4ポイントを意識しつつ、取り組んでみてくださいね。
この早口言葉をマスターすれば、小さな「ゃゅょ」の文字が得意になるかもしれませんよ。
おうめの梅田さんが 植えた梅がうめえ 梅干しになった

連続する「うめ」の言葉が印象的な、梅にまつわるエピソードを描いた早口言葉です。
「う」を発音するときのくちびるを前につきだす動き、そこからつながる文字とのギャップで、口をしっかりと動かしましょう。
「うめ」の中に「うえ」が混ざっていることもポイントで、このアクセントが全体を言いにくくしている印象です。
くちびるの動きを意識するとともに、ストーリーをしっかりとイメージすれば言いやすくなりそうな早口言葉ですね。
この寿司は少し酢が効きすぎた

日常会話の一部を切り取ったような、シンプルなおすしの感想に思える早口言葉です。
「す」と「し」の口の動かし方が重要で、また息の使い方もスムーズな発音のポイントですよ。
「す」のくちびるをつきだす形と、「し」のくちを横に広げて歯を閉じる形を意識すれば、口の筋肉がしっかりと動かせますね。
そして息を使えば「さ行」の発音がはっきりとしていくので、そこも注目のポイントですよ。
口の形を意識するところからはじめて、徐々にスピードを上げていくのがわかりやすいかと思います。
この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた

多くの種類がある早口言葉の中でも、とくに難しいものとして知られているのが「この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てかけた」です。
簡潔に整理すると、竹垣に竹が立てかけられている情景が浮かんでくるでしょう。
いったいどんなシチュエーションを表現しているのか理解すると、混乱しにくくなるはずですよ。
とはいえ、かなり長い早口言葉なので、おぼえるのも一苦労ですね。
まずは繰り返し読んで、頭に入れましょう。
庭には二羽にわとりがいる

庭にいるにわとりの姿を描いた、「にわ」が連続するのが印象的な、定番の早口言葉です。
「に」は口を横に伸ばすような形、「わ」は口を広げる形なので、発音を意識することで口周辺の筋肉がしっかりと鍛えられますよ。
スピードを上げるほどに次の言葉がわかりにくくなり、「にわ」の数を間違えやすいというところも、このフレーズのポイントです。
言葉の風景をしっかりとイメージすること、発音だけでなくアクセントも意識することがスムーズに発音するためには重要ですね。
投げやりなやり投げ

「投げやり」と「やり投げ」が似ているという一点に注目した、シンプルなフレーズです。
一度だけならあまり言いにくさを感じませんが、繰り返して発音することで、徐々に言いにくい言葉へと変わっていきます。
スピードを上げて繰り返すことで、早口言葉として成立するタイプのフレーズです。
次にどちらの言葉がくるかにしっかりと意識を向けることが重要で、口の動きを鍛えるとともに、脳トレの効果も期待されそうな早口言葉ではないでしょうか。
生なまず生なまこ生なめこ

舌の動かし方やくちびるの動きをしっかりと意識することで、日常で使う言葉もなめらかに発音できますよね。
そんな舌とくちびるの動きが重要な早口言葉が、このフレーズです。
「なま」という言葉が何よりも重要で、舌がしっかりと動く「な」、くちびるを開閉させて発音する「ま」が連続することで、口の動きにしっかりと意識が向けられますよ。
口を積極敵に動かす言葉を発音すれば、唾液の分泌の助けにもなるなど、さまざまな方向でオススメの早口言葉ですよ。