【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう
高齢者施設やデイサービスの現場では、工作レクリエーションは欠かせませんね。
手先の細やかな動きが必要なので、リハビリや脳の活性化につながります。
そこでこの記事では、高齢者の方が手軽に作れて楽しい工作アイデアを集めました。
工作をしたことがなくて自信がないという方でも始めやすいですよ。
材料は自宅にあるものや、100均ですぐに手に入るものばかり。
「工作に興味がある」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(21〜30)
帽子

指先を使った作業は脳トレの効果が期待できますが、大切なのは「何をするか」ですよね。
そこで今回は、簡単に手に入る紙コップで作るおしゃれな帽子のアイディアをご紹介します。
用意するのはもちろん紙コップ。
ハサミで縁を切り取ったら、コップに2つ印をつけます。
奥の印までハサミを入れて細長く切り、手前の印部分から斜めに折り目をつけましょう。
紙を交互にあみこむように折っていくと、麦わら帽子のような模様ができますよ。
リボンを巻いて接着剤で止めたら完成です。
そのまま飾ったり、人形にかぶせるなどしてもステキです。
エコバスケット

広告チラシやカタログを使って、エコバスケットを作ってみましょう。
1枚を広げて横長になるように半分に折ったら、折った線に沿って切りましょう。
今回は10枚使うので、全て同様に切ってくださいね。
動画を参考に、太い紙の帯2本と細い紙の帯を17本作ります。
帯ができたら交互に並べて編み込んでいきますよ。
底部分が編めたら、ティッシュボックスなどを使って折り目をつけましょう。
洗濯バサミを利用しながら側面を編んでいきます。
5列目まで編めたら、不要な部分をカットし内側に折りこみますよ。
集中力が鍛えられるので、認知症予防や手先の運動に最適です。
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(31〜40)
クラフトバンドで花結びビーズ

クラフトバンドやエコクラフトバンドを使ったバッグを見たことはありますか?
平らなバンドを編んで作ったバッグは、手作りの温もりを感じるものが多くあります。
そんなクラフトバンドを使った、花結びのビーズをご紹介します。
細長くカットしたクラフトバンドを3本用意し、編んでいきますよ。
編み方が複雑そうに思えますが、一度覚えると楽に作れそうですよ。
指先をたくさん使って編んでいくので、脳の活性化にも期待できますね。
編めたら、カットして水をかけましょう。
水をかけるとバンドに付着しているのりが溶けて固まります。
サイズや色が違うビーズも作り、ヒモをとおすとチャームも作れます。
高齢者の方の鍵やバッグにつけるのもオススメですよ。
ガチャガチャカプセルで作る風鈴

ガチャガチャカプセルは、お孫さんや子供さんと一緒に出掛けた時に一緒に楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
リーズナブルだし、どんなおもちゃが当たるのかというワクワク感も味わえますよね。
いつもなら捨ててしまうであろう容器を活用して、風鈴を作りましょう。
容器の中にお好みのものを入れて鈴や短冊をくっつければあっという間に完成します。
こちらの風鈴はコストもあまりかからないですし、工作が苦手な方でも手軽にできるのが魅力的です。
ぜひ皆で楽しく作ってみてくださいね。
クリアファイル風鈴

クリアファイルは光を通すため、カラーフィルムやペンで装飾するとガラス風の風鈴のような美しさが生まれます。
光に透ける優しい色合いは、目に優しくて見ているだけでリラックスさせてくれる存在。
高齢者の方の五感を刺激してくれるので認知症予防にもなります。
クリアファイルを必要な大きさに切り、貼り付けていきます。
ビーズやマスキングテープで自分好みの装飾を施せば、オリジナルの風鈴が完成!
透明感のある美しい風鈴に心身ともに癒されてくださいね。
花火の牛乳パックうちわ

暑い夏の日にパタパタとうちわであおいだことが、高齢者の方も今までにあったことでしょう。
そこで夏の工作アイディアにピッタリな、手作りうちわをご紹介します。
空の牛乳パックを使うことで、しっかりとしたうちわが作れますよ。
丸くカットした牛乳パックの外装側のほうに、持ち手になる割り箸をテープで貼り付けます。
もう一枚、丸くカットした牛乳パックを白い面を外側にして重ねて貼り付けてください。
丸くカットした画用紙に、花火の絵を描いて、うちわに貼り付けて完成です。
花火があることで、夏のイメージが強くなりさらに高齢者の方に、季節も感じていただけそうですね。
和太鼓ストラップ

揺らすとリンリンと鈴がなる、和太鼓ストラップをご紹介します。
ペットボトルのフタを2つ組み合わせて作りますよ。
鈴を通したヒモの、鈴をペットボトルの中に入れて、ヒモを2つの組み合わせたペットボトルの間から出します。
ペットボトルのフタには、あらかじめ和太鼓の模様を描いておきましょう。
フタが重なった部分に、ビニールテープを巻いていきます。
ヒモが出ている部分のビニールテープに切り込みを入れて、ヒモを出すことがポイントですよ。
身近なもので作れるので、高齢者の方とぜひご一緒に作ってみてくださいね。