【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう
高齢者施設やデイサービスの現場では、工作レクリエーションは欠かせませんね。
手先の細やかな動きが必要なので、リハビリや脳の活性化につながります。
そこでこの記事では、高齢者の方が手軽に作れて楽しい工作アイデアを集めました。
工作をしたことがなくて自信がないという方でも始めやすいですよ。
材料は自宅にあるものや、100均ですぐに手に入るものばかり。
「工作に興味がある」という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(51〜60)
だるま落とし

懐かしさと遊び心を感じられるだるま落としの工作を紹介します。
キャップのサイズに合わせてカラーテープをカットし、3個のキャップに貼りつけます。
そのうち2つを重ねて、だるまの顔と体を自由に描きましょう。
残りの1つを土台として使い、積み上げたパーツを落とすように遊びます。
道具が少なく短時間で完成するため、工作に慣れていない高齢者の方にもオススメです。
絵を描いたり色を選んだりと指先を動かす工程が多く、手のリハビリにも役立ちます。
完成した作品は並べて飾るだけでも可愛らしく、手づくりの温もりを感じられるのも魅力の一つです。
ひまわりマグネット

折り紙とペットボトルのフタで作る、ひまわりのマグネットをご紹介します。
まずは黄色、緑色、茶色の折り紙を用意します。
黄色と緑色の折り紙は印をつけながら折り、ハサミで花や葉の形に切り、形を整えます。
花は花弁が重ならないようにずらしながら貼り合わせていくときれいに見えますよ。
茶色の折り紙は丸く切り、葉と一緒に位置をたしかめながら貼るとひまわりの花ができます。
磁石とペットボトルのフタを接着剤でくっつけたら、ひまわりに貼りつけて完成です。
集めて飾ると、お部屋の雰囲気もガラッと変わりますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
カレンダー

コルクボードとペットボトルキャップで作る、手作りのカレンダーをご紹介します。
コルクボードを用意し、周りの木枠をマスキングテープで保護します。
黒いスプレーで塗装したら、マスキングテープを取り、ピンを等間隔に打っていきましょう。
ペットボトルキャップを31個用意し、1から31までの数字を書き入れます。
ペンでコルクボードに月や曜日を書き入れたら、ピンにペットボトルキャップをかけてきましょう。
ペットボトルキャップを付け替えることで毎月の暦として活用しながら、継続しておこなう指先の運動にもなりますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
ケーキみたいなマグネット

フェルトとペットボトルのキャップで作る、まるでケーキのようなマグネットをご紹介します。
まずはフェルトをキャップの大きさに合わせて丸く切り取ります。
同じようにキャップに巻き付けるようサイズを確かめて細長く切り取りましょう。
キャップの中に接着剤を塗り、紙粘土と磁石を入れて固定したら、カバーとしてマスキングテープを磁石に貼ります。
先に切っておいたフェルトで回りを覆うように貼りつけていきます。
横の部分にはレースを巻くと、かわいらしく仕上がりますよ。
フタのフェルトにお好みの飾りをつけたら完成です。
難しい行程はないため、指先のリハビリや作業療法としてもご活用いただけますよ。
【高齢者向け】楽しい工作レクを始めよう(61〜70)
ネームキーホルダー

ペットボトルのフタを使って、作るネームキーホルダーをご紹介します。
お好きな色のフタを用意し、細かくカットします。
クッキングシートに並べ、さらにクッキングシートを重ねたら、高温に設定したアイロンを押し当てて、プラスチックを溶かしていきます。
溶けて固まったら、ハサミでお好みの形にカットしましょう。
目打ちで穴をあけたら、アルファベットなどのシールを貼り、チェーンを通して完成です。
ちょっとしたプレゼントにもオススメですので、ぜひ作ってみてくださいね。
フワフワかき氷

夏の風物詩として知られており、気分も涼しくなるフワフワかき氷は高齢者の方にもおすすめの簡単工作です。
紙コップにクレヨンで氷やお店の名前など、自由に文字や模様を描いていきます。
紙コップの上に綿をふんわりとのせて氷のような形を作ります。
仕上げに綿の表面を絵の具で赤や緑、青など好みの色に着色すれば本物のかき氷のような作品が完成。
絵の具の水加減や色の混ざり具合によって、さまざまな味を表現できるのも楽しみの一つです。
指先を使った細やかな作業が脳の刺激にもなり、季節を感じながら創作を楽しむ時間を過ごせます。
見た目も華やかで、飾るだけで涼しさを演出できるアイデアです。
ヨーヨー

ペットボトルキャップを使ったヨーヨー作りは、高齢者の方が気軽に取り組める工作です。
2つのキャップの中心にキリで穴をあけ、ネジを通して固定します。
中央からひもを通してしっかり結び、キャップ内部の空いた部分にはねんどを詰めて重さを出します。
仕上げにカラーテープで全体を巻いて補強すれば完成です。
指先を使う作業は集中力を高めると同時に脳の活性化にもつながります。
見た目を工夫することで、自分だけのオリジナル作品に仕上がるのも魅力。
完成後に実際に動かして遊べるため、作り終わった後も楽しめるアイデアです。